「相葉マナブ」の「旬の産地ごはん」は、旬の食材にスポットを当て、その食材を使った料理を紹介する人気企画です。
この企画では、相葉雅紀さんが各地を訪れ(千葉が多め?)、旬の食材を収穫したりその食材を使って料理したりしています。
生産者さんから料理のアイデアを提供してもらい、食材の産地や特性が紹介されることで、視聴者にも生産者にも食の楽しみ方を提案しているようです。
今回は、千葉県山武市のサンバファームで「新しょうがと根しょうが」を収穫しました。
一般的に9月~11月に収穫されるのが新しょうが。
- 根しょうがは
- 新しょうがを保管しの中で熟成させたもの
- 新しょうがと比べて辛みが強い
そんな新しょうがと根しょうがを使った絶品料理ををマナブ回であります!
「新ショウガのかき揚げ」
新しょうが:100g
天ぷら粉:50g
水:80mL
揚げ油
抹茶塩
① 新ショウガは皮つきのまま2~3mmの細切り。
② 天ぷら粉と水を混ぜて衣を作る。
③ ショウガを入れて混ぜる。
④ 180℃の油でカラリと揚げ、抹茶塩を添える。
「新しょうがのツナサラダ」
新しょうが:50g
ツナオイル缶:小1缶
きゅうり:1本
青じそ:2枚
マヨネーズ:大さじ2
① 下ごしらえ
・ 新ショウガは皮つきのまま出来るだけ細いせん切り。
・ キュウリと青じそもせん切り。
② ボウルに新ショウガ、キュウリ、青じそ、ツナを油ごと、マヨを入れて和える。
「さんまの新しょうが焼き」
- 皮目8割、身2割焼いてふっくらと
- サバでも美味
新しょうが:30g
さんま:2尾
醤油:大さじ1
酒:大さじ1
みりん:大さじ1/2
サラダ油:大さじ1
① 下ごしらえ
・ 新ショウガは皮つきのまま2/3をすりおろし、残りを薄く切る。
・ サンマは三枚おろし。
・ 醤油、酒、みりんを混ぜ合わせ、サンマを2~3分つける(つけ汁)。
② フライパンを中火にかけてサラダ油をひき、皮目を下にしてサンマを並べる。
③ 薄切りショウガをいれて、一緒に焼く。
④ 焼き目がついたらつけ汁とおろしショウガを加え、サッと煮る。
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しょうがと新ショウガについて
新しょうがと根しょうが。
どちらもおなじ「しょうが」ですが、見た目も風味も用途も少しずつ違います。知っておくと、料理がもっと楽しくなりそう。
新しょうがの特徴
- 収穫してすぐ出荷されるため、皮が薄くてみずみずしい
- 辛味が少なく、香りがさわやか
- 生食に適している
- 甘酢漬け(ガリ)やサラダなどに◎
- 「ハウスしょうが」とも呼ばれる
- 初夏から初秋にかけて出回る
根しょうがの特徴
- 土付きで収穫後しばらく貯蔵されるため、皮がかたくて茶色い
- 辛味が強く、香りも濃厚
- 加熱調理に向いている
- 炒め物や煮物、薬味に◎
- 体をポカポカ温めたい時にも
- 一般的に市場に多く出回っているのは「根しょうが(ひね)」
成分の違いと効能
- ジンゲロール
- 新しょうがに多い
- ピリッとしたしょうが特有の辛味成分
- 抗菌・抗炎症・血行促進などの作用が期待される
- 体を冷やす性質があるため、暑い季節に◎
- 夏バテ防止や食欲増進におすすめ!
- ショウガオール
- 根しょうがに多い
- ジンゲロールが加熱・乾燥で変化した成分
- 体を芯から温める効果が高い
- 冷え性の改善や風邪予防に効果的
- 冬場や冷えが気になるときにぴったり!
使い分けポイント
| 目的・季節 | 向いているしょうが | 理由 |
|---|---|---|
| 夏のさっぱり料理 | 新しょうが | 辛味が控えめで生食にも◎ |
| 冬の温活・冷え対策 | 根しょうが | 体を内側から温める成分が豊富 |
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。






