「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
「きょうの料理」放送開始50周年を記念して、2007年に放送をスタートしました。
【放送日】2025.6.17(火)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理ビギナーズ
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:25-
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:25-
【企画名】あじを食べよう!
【料理人】大庭英子
【料理名】あじのなめろう/あじフライ
ウロコとか骨とか、散らかるとか生臭いゴミが出るとかで、ハードル高めな魚の取り扱い(笑)
ここでは、ビギナーでも作りやすい魚料理を学びます。
あじの選び方
アジの特徴
- あじといえば、まあじを指すことが多く、ウマミがあってクセが少ない
- 体の側面に、鋭いとげ状のウロコ、ゼイゴがある⚠
- ビギナーは、頭と骨を除いた「三枚おろし」や、皮を除いた「刺身用」など、下処理された状態を利用しよう
選び方
- 一尾のあじは、全体にハリがあるものが新鮮
- 目が濁っていたり、赤くなったりしていないものを選ぶ
- 刺身用は乾燥しているものや、水っぽいものは鮮度が落ちている
- 店頭に三枚おろしや刺身用がない場合は、勇気を出してお店に頼んでみても
「アジのなめろう」
- 「なめろう」は千葉県の郷土料理
- 新鮮な魚を薬味やみそと一緒になめらかになるまでたたく
- 青じそで包んだり、ごはんにのせたり
刺身用あじ:6切れ(180g)
三枚おろしにして皮や骨を除いたもの3匹分
ねぎ:5cm
おろししょうが:小さじ1
青じそ:8枚
みそ
① ネギ(5cm)は縦4等分の切り込みを入れ、端から薄切り。
※ アジと一緒にたたくので、ここでは薄切りでOK。
② アジ(180g)は水けを拭いて2枚ずつ重ね、端から1cm幅に切り、トントンたたいて粗く刻む。
※ 包丁で底からすくって、混ぜながらたたく。
③ 1cm角になったら、ネギ、ショウガ(小さじ1)、味噌(大さじ1.5)をのせてさらにたたく。
④ 味噌が全体に行き渡ったらOK。
※ 好みの細かさで。
⑤ 器に青じそと盛りつける。
【1人分】124.4kcal
「アジフライ」
- 刺身用のあじを使えば手間いらず
- 骨がないので食べやすく、皮がないのであっさりと
刺身用あじ:6切れ(180g)
三枚おろしにして皮や骨を除いたもの3匹分
きゃべつ:1/6個(200g)
トマト:小1個(100g)
溶き卵:適量
パン粉:適量
ウスターソース:適宜
塩・こしょう
小麦粉
油
① 下ごしらえ
・ キャベツ(200g)はせん切り、冷水にさらしてパリッとさせ、水けをきる。
・ トマト(100g)は縦半分に切ってヘタを除き、6等分のくし形。
② アジ(180g)はキッチンペーパーで水けを拭き、両面に塩・コショウ(各少々)。
③ バットに小麦粉(適量)を広げ、アジの両面にまぶす。軽くはたいて余分な粉を落とし、薄くつける。
④ バットによく溶いた卵(適量)を入れ、アジの両面にからめる。
⑤ バットに広げたパン粉(適量)の上に置き、たっぷりパン粉をかけ、上から押さえる。
⑥ フライパンに油(2cm深さ)を注ぎ、中火で170~180℃(中温)に熱し、アジ(3切れ)を入れる。
※ 一度水でぬらして水けを拭いた菜箸を入れたとき、スーッと小さい泡が出る状態が目安。
※ アジの尾のほうを持って静かに入れると油がはねにくい。
⑦ 2分揚げ、返してさらに1分揚げて取り出す。
※ 油に残ったパン粉を網じゃくしで除き、残りのアジも同様に揚げる。
⑧ 器に盛ってキャベツ、トマトを添え、ウスターソースをかける。
【1人分】260kcal
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大庭英子さん情報
大庭英子(おおば えいこ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1952年生まれ
- 出身地:福岡県
- 職業:料理研究家
- 家族:非公開
- 経歴
- 研究家としての修業を経て独立
- 雑誌・テレビ・書籍などで活躍
- 料理教室を主宰し、家庭料理を中心に指導
- 料理スタイル:シンプルで実践的な家庭料理
- その他
- 『料理家歴40年プロが考えた 究極のはしょり飯』など著書多数
- 実用的でわかりやすいレシピが人気
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。