「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
2007年に放送を開始しました。
【放送日】2025.2.12(水)
【放送局】NHK
【放送時間】月~水曜 21:25- 再放送有
【番組名】きょうの料理ビギナーズ
【企画名】アジア風のスープ
【料理人】有賀薫
【料理名】サムゲタン風スープ/台湾風豆乳スープ
スープ作家の有賀薫さんに、心も体もポカポカになるスープを教えていただくシリーズ。
今回は、アジア風のスープです。本場の雰囲気が感じられつつ、ビギナー向けにやさしいレシピにアレンジされているとのこと。
丸鶏で作る韓国の定番を、鶏もも肉と手羽先でアレンジしたスープは滋味深く
台湾・朝ごはんの定番スープは、身近な素材で作れてフルフルした口当たり。
2品合わせてご紹介します!
「サムゲタン風スープ」
- 韓国では鶏を丸ごと一羽使う定番スープ「サムゲタン」。
- 鶏もも肉と手羽先でつくりやすくアレンジ。
→本来の丸鶏に劣らぬ味とボリュームに。 - 滋味深い味わいが広がる衝撃的なおいしさ⁉
鶏もも肉:1枚(300~350g)
鶏手羽先:4本(200g)
@にんにく:2片
@薄切りしょうが:10g
@ねぎ(青い部分):1/2本(30g)
@塩:小さじ1/2
@米:25g
ねぎ(白い部分):適量
糸とうがらし:適宜
塩・こしょう:各少々
ごま油:少々
① 鶏もも肉(300~350g)は4等分、手羽先(200g)とともに鍋に入れる。
② 肉の高さの半分まで水を注ぎ、強火で沸騰させる。
③ 肉の表面が白くなってアクが出てきたら、ザルに上げてサッと洗う。
※ 茹でこぼしで、鶏肉のクセが出にくくなる。
※ 食べ応えの鶏もも、だしの出る手羽先、2種類がよき仕事。
④ 鍋をキレイに洗う。鶏肉と手羽先を戻し入れ、@を加えて水(5.5カップ)を注ぎ、中火にかける。
※ 香味野菜で鶏のクサミを取る。
※ 米を加えてスープにトロミをつける。
⑤ 沸騰したらアクを除き、弱火で50分煮る。
※ 蓋はせず、鍋の中の温度を上げ過ぎない!鶏肉がくずれにくくなる。
⑥ ネギを取り除き、塩・コショウして味を調え、器に盛る。
⑦ 細切りの白ネギを添え、糸唐辛子をのせ、ゴマ油(少々)をたらす。
【1人分】280kcal
「台湾風豆乳スープ」
- 温かい豆乳にトッピングをのせたこのスープは、台湾の朝ごはんの定番「鹹豆漿(シェンドウジャン)」風。
- 本場で使う中華風揚げパンのかわりにこんがり焼いた油揚げを。
- 温めた豆乳に酢とめんつゆを加えて混ぜると、フルフルに。
味付きザーサイ:小さじ1(10g)
乾燥桜えび:小さじ1弱(2g)
無調整豆乳:1カップ
油揚げ:適量(中華風揚げパンの代わり)
酢:小さじ2
3倍濃縮めんつゆ:大さじ1
細ねぎ:少々
① 下ごしらえ
・ ザーサイ(10g)はせん切り。
・ 油揚げ(適量)は約1cm幅。
・ 細ネギ(少々)は小口切り。
② 耐熱容器にザーサイと桜エビ(2g)を入れ、豆乳(1カップ)を注ぐ。
③ 600Wで2分30秒レンチン。
※ ラップはしない!
④ 油揚げをオーブントースターでこんがり焼く。
⑤ スープに酢(小さじ2)、めんつゆ(大さじ1)を加えて軽く混ぜる。
⓺ 油揚げをのせ細ネギを散らす。ラー油をかけても◎
【1人分】140kcal
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簡単10分「おぼろ豆乳スープ」
「あさイチ」井澤由美子さんの簡単レシピ。
いや、10分かかってないですよ、レンチンだし、写真撮り忘れたけど(爆
@黒酢:小さじ4
@3倍濃縮めんつゆ:小さじ4
無調整豆乳:360mL
かつお節:適量
細ねぎ:適量
① お椀に@を入れる。
② 豆乳(360mL)は沸騰直前まで温める。
※ 鍋肌がフツフツしたらOK。
③ お椀に注ぐ。
酢と豆乳の作用で凝固しおぼろ風に仕上がる。
④ 削り節、ネギの小口切りをのせて出来上がり。
※ ラー油をかけても美味。
有賀薫の「あったかスープ」
「ソーセージとキャベツのスープ・塩豚とじゃがいものポトフ」
「コロコロ豚肉と豆のトマトスープ・えのきとハムのトマトスープ」
「豚肉と大根のカレースープ・小松菜と牛肉のスープかけごはん」
「たたきれんこんの豚汁・キャベツのだしかけスープ」
「鮭とコーンのシンプルチャウダー・かぼちゃのポタージュ」
「サムゲタン風スープ・台湾風豆乳スープ」
有賀薫さん情報
- 生年月日:1964年
- 出身地:東京都
- 職業:料理研究家、ライター、スープ作家
- 家族:既婚、子どもあり
- 経歴
- 玩具メーカー勤務後、フリーライターに転身
- 2011年からスープ作りを始め、SNSで発信
- 著書多数
- 料理スタイル:季節の食材を活かしたスープ作り
- その他:スープイベントや家庭料理の新しい表現方法を探求
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。