「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025.6.30(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】夏野菜トリオ
【料理人】山本麗子
【料理名】トマトと海藻のだしドレッシングサラダ
なす・トマト・ズッキーニの夏野菜トリオを使ったいちおしレシピ
1日目は、山本麗子さんが手をかけずに夏野菜の魅力を引き出します。
彩りのよさも必見であります。
夏野菜トリオ
山本麗子さん
「夏野菜のツナ炒め」
「なすとズッキーニのエビあんかけ」
「トマトと海藻のだしドレッシングサラダ」
夏梅美智子さん
「トマトと豆とひき肉のカレー炒め」
「なすとピーマンのみそ炒め」
「ズッキーニといかの炒め物」
「トマトと海藻のだしドレッシングサラダ」
- 20年以上作り続けている麗子さんご自慢の一品
- かつおだしとトマトはこんなに合う!
- あっさりしたドレッシングが夏にピッタリ
- 大根のせん切り、」青菜のおひたしにかけても◎
トマト:2~3個 (350g)
玉ねぎ:1個 (200g)
乾燥海藻ミックス:10g
【和風ドレッシング】
削り節:4g
熱湯:1/2カップ
@酢:大さじ2
@醤油:大さじ1.5
@オリーブ油:大さじ1.5
@塩:小さじ1/2弱
@砂糖:1つまみ
@こしょう:少々
① 下ごしらえ
・ 玉ねぎ(200g)は薄切りして水にさらし、水けをよく絞る。
・ 海藻ミックス(10g)は水につけて戻し、水けをきる。
・ トマト(350g)は2cm角。
・ すべてボウルに入れ、混ぜ合わせておく。
② ドレッシングをつくる
・ 別の耐熱ボウルに削り節(4g)を入れ、熱湯(1/2カップ)を注いで茶こしでこし、冷ます。
※ スプーンで削り節をギュッと押し絞り、ウマミを出しきる。
・ @(酢大さじ2、醤油大さじ1.5、オリーブ油大さじ1.5、塩小さじ1/2弱、砂糖1つまみ、こしょう少々)を加えて混ぜ合わせる。
※ 冷蔵庫で1週間保存◎
③ 器に野菜を盛り、ドレッシングをかける。
【1人分】90kcal 塩分1.8g
トマトのプチ情報
トマトについて簡単にまとめました。
- 抗酸化作用:リコピン、ビタミンC、β-カロテンが豊富で、細胞の酸化を防ぐ
- がん予防:リコピンが前立腺がん、乳がんなどの予防に有効とされる
- 血圧調整:カリウムがナトリウムの排出を促し、高血圧予防に役立つ
- 心臓病予防:食物繊維・ビタミンC・カリウムが動脈硬化のリスクを軽減
- 便秘改善:水分と食物繊維が腸の動きを促し、便通を整える
- 美肌効果:ビタミンCとβ-カロテンがコラーゲン生成や肌の健康を支える
- 摂取のコツ:加熱調理や油との併用で、リコピンの吸収率が向上する
- 小ネタ
- ヨーロッパに渡った当初、トマトは毒があると信じられ、観賞用として育てられていた
- 植物学的には果物(果実)に分類されるが、料理の世界では野菜扱い。アメリカでは「野菜か果物か」で裁判が起きた(1893年米国最高裁で“野菜”判決)
- トマトが赤くなるのはリコピンの影響、熟すほどにリコピン量がUP。加熱にも強い
山本麗子さん情報
山本麗子(やまもと れいこ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1947年6月15日
- 出身地:宮城県。4歳以降は東京で育つ
- 職業:料理研究家(クッキングプロデューサー)、お菓子・料理教室「スウィートハート」主宰
- 家族:両親が東京・大田区で大衆食堂を営んでいた
- 経歴
- 日本体育大学女子短期大学部卒業
- 20代でフランス・イタリアなど欧州各地で料理・お菓子を学ぶ
- その後、中国・香港などアジア料理の研究を重ねる
- 現在は自然豊かな長野県で料理教室を主宰
- 料理スタイル
- 世界各地で料理とお菓子を食べ歩き、 幅広いジャンルのレシピを提案
- 中華料理やエスニック料理のレパートリーも多い
- その他
- NHK『きょうの料理』、NHK長野『山本麗子の楽しいキッチン』、LaLaTV『山本麗子の幸福なキッチン』などに出演
- 『キユーピー3分クッキング』講師を歴任(1992–1997年、2000–2006年)
- 愛媛女子短期大学客員教授として客員教授を務め、女性学講座を担当
- 『スウィートハートのお菓子』『101の幸福なレシピ』『野菜で元気!』『家庭中華』など多数刊行
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!