「あしたが変わるトリセツショー」は、食・健康・生活など、あらゆるテーマを最新科学と実験・調査に基づいて解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」(取扱説明書)を視聴者に提供する、大まじめなバラエティ番組です。
毎回「あしたがちょっと幸せになるお得ワザ」をたくさん紹介しています。
【放送日】2025.5.8(木)
【放送局】NHK
【本放送】木曜 19:30~20:15
【再放送】翌水 23:50-0:35
【番組名】あしたが変わるトリセツショー
【企画名】納豆
【MC】石原さとみ
今回は日本の伝統食「納豆」のトリセツです。
納豆のこだわり
石原流
「アマニ油に含まれる不飽和脂肪酸には中性脂肪を下げる働きがあるが、加熱によって失われる」 というトリセツから、石原さとみが編み出した技。
ひきわり納豆:1パック
梅干し:1個
アマニ油:適量
① 付属のタレとからしを入れ、つぶした梅干し、アマニ油を入れてよく混ぜる。
「目覚め納豆」
寝とるん?
→そう!冷蔵庫で眠らせている。
「目覚め納豆」とは?
納豆の中の「納豆菌」を目覚めさせる。
- 異次元ネバトロ食感
- 温度が上がることで納豆菌が活発化
- 糸は納豆菌の非常食
- 糸が細くしなやかになり、粘りけやフワフワを生み出す
- タレの味を感じやすくなる
「目覚め納豆」作り方
- 納豆を冷蔵庫から出す
- 蓋を開けて30分常温に置く(目覚め)
- 1パック(40~50g)あたり水(大さじ1)を入れる
- 軽くほぐした後、きめ細かい泡ができるまでかき混ぜる
※ まずは水だけで泡立てて調味料は後入れ(塩分や油分があると泡立ちにくい)
※ 空気を含ませるように縦回転が◎(ラップのYO~♪風)
※ 冷蔵庫から出した納豆は2時間以内に食べる!
「目覚め納豆」活用術
「目覚め納豆」は泡に調味料が絡むのでタレ少なめでOK。
ごはん
納豆付属のタレで。
うどん
めんつゆで。
まぐろ
醤油で。
納豆は引き立て役
世界の納豆
- 納豆は世界に存在!
→11か国80種類以上 - 世界ではうまみ調味料として活躍
・タイ:砕いてスープのだしに
・ラオス:豚肉と和えて麺のトッピングに - 多くは香辛料と混ぜて乾燥させて作るため、カラッカラで粘りもない
日本では?
日本でうま味調味料として使うには?
- 「納豆はスパイス」
- 「納豆の向こう側を見ていただくと食生活がガラッと変わる」
- 調理の最後に納豆を「後入れ」
・納豆角煮
・納豆コロッケ
・納豆ティラミス - 納豆嫌いも好きになる⁉
- 納豆のニオイは、70℃以上で急激に増える
→加熱しすぎるとニオイだけが際立つ
→加熱しすぎを防いで、独特のニオイを抑える
→加熱しすぎないことでトロミやフワフワ食感を生み、いつもの料理の味がUP!
納豆レシピ
※ 冷蔵庫から出してすぐの納豆でも◎
ふわとろ「納豆チャーハン」
- 後入れでネバネバ成分がフワフワ食感を生み出す。
- 前述店・赤城流テク。
納豆:2パック(80~100g)
納豆のたれ:1袋
ごはん: 300g
刻み玉ねぎ:40g
角切りベーコン:40g
刻み長ねぎ:1/2本
油(納豆と混ぜる用):小さじ1
油(炒め用):大さじ1
醤油:小さじ2
塩:適量
マヨネーズ:適量
刻みのり:適量
かつおぶし:適量
① ごはん(300g)はザルに入れて水で洗い、 パラパラにして水を切る。
② 納豆(80~100g)に付属のタレ(1袋)、油(小さじ1)を入れて混ぜる。
※ あらかじめタレと油で納豆をほぐしておき、加熱しすぎを防ぐ。
③ フライパンに油(大さじ1)をひき、玉ねぎ(40g)、ベーコン(40g)を中火で炒める。
④ しんなりしたらごはんを加えて強火、長ネギ(1/2本)を加えてさらに炒める。
⑤ 醤油(小さじ2)、塩(適量)で味付けし、納豆を加えてサッと炒め合わせて火を止める。
⑥ 器に取り、カツオぶし、刻み海苔、マヨをかける。
「納豆にらたま」
納豆:1パック (40~50g)
にら:1束
卵:3個
納豆のたれ:1袋
油(納豆と混ぜる用):小さじ1
油(炒め用):大さじ1
醤油:小さじ1.5
① 下ごしらえ
・ ニラ(1束)は4cm長さ。
・ 納豆(40~50g)に油(小さじ1)を入れてよく混ぜる。
② ボウルに卵(3個)とタレ(1袋)を入れ、箸で切るように混ぜる。
③ フライパンに油(大さじ1)をひき、強火で熱して卵を入れる。ゴムべらで大きく混ぜ、半熟になったら一度取り出す。
④ 油(少量/分量外)、ニラを加えて中火。
⑤ 火が通ったら納豆と卵を戻し入れ、
醤油(小さじ1.5)を加えサッと混ぜる。
「納豆サンラータン」
片栗粉を使わずとも納豆でトロミが出る。
納豆:1パック(40~50g)
豚バラ薄切り:50g
卵:1個
しいたけ:2個
長ねぎ:1/2本
にら:1/3本
ごま油:小さじ1
水:600mL
酢:大さじ2
中華スープの素 :小さじ2
醤油:大さじ1
塩・こしょう:各少々
ラー油:適宜
① 下ごしらえ
・ 豚バラ肉(50g)とニラ(1/3本)は4cm長さ。
・ 長ネギ(1/2本)と椎茸(2個)は、斜め薄切り。
② 鍋にゴマ油(小さじ1)と豚バラ肉を入れて中火、肉に火が通ったら、椎茸、長ネギ、ニラを加えてサッと炒める。
③ 水(600mL)を加え、煮立ったら中華スープの素(小さじ2)、酢(大さじ2)、醤油(大さじ1)を加えさらに2~3分煮る。
④ よく溶いた卵(1個)を加え、軽く固まったら、 混ぜた納豆(40~50g)を加えて火を止める。
⑤ 塩・コショウ(各少々)で味を調えて器に盛り、ラー油(適宜)をかける。
納豆の健康効果
- 大豆製品の摂取量と死亡リスクの関係
→みそや豆腐と比べても、納豆は心血管疾患などによる死亡リスクが低いことが分かった - なぜこのような効果があるのかは明らかになっていない!
→納豆菌の腸内に与える影響が注目され、研究が進められている - 納豆菌はとても強い菌
→胃酸などに負けず「生きて腸に届く」ことが血管に良い効果をもたらすのではないか - 納豆菌は熱や酸にも強いため、調理方法などあまり気にせず食べるべし!
- 1日半パック(26.2g)以上以上
↓カリウムを多く含む食材↓
4枚で目標達成!カリ活カード
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おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!