「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2024.9.2(月)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】腸活レシピ
【料理人】藤井恵
【料理名】納豆チャーハン
腸活とは、腸内環境を整えて健康を維持・向上させる取り組みのこと。
継続するのが大事!
毎日の食事からならば取り入れやすい、かも?
腸活レシピ
藤井恵さん
「納豆チャーハン」
「豚と大豆のオイスター炒め」
「わかめと長芋のじゃこ炒め」
牛尾理恵さん
「ヨーグルトソースのガドガド風サラダ」
「梅みそだれのしっとり水晶鶏」
「オートミールのキムチがゆ」
藤井流「腸活ストック」
塩ゆできのこ
- サラダやスープに。
- ごま油と合わせてナムルに。
しめじ:200g
生しいたけ:6枚
(100g)
まいたけ:1パック(100g)
えのきだけ:1袋(100g)
↑一例、計500gで
水:1.5カップ
塩:10g
① 好みのキノコ(500g)は石づきや根元を除き、小房に分けたり、食べやすく切ったり。
② 小鍋に水(1.5カップ)、塩(10g:水の重量の3%)を入れて中火。
③ 煮立ったらキノコの1/4量くらいを入れる。
④ 再び煮立ったら上下返して10秒ゆでてザルに上げる。
※ 余熱で火を通す。
⑤ 残りも同様に。
⓺ 水けが自然にきれたらOK。清潔な保存容器に入れる。
※ 3~4日間冷蔵保存◎
【全量】120kcal 塩分3.7g
「納豆チャーハン」
食物繊維たっぷりのもち麦を混ぜると、より腸にやさしい。
藤井「私はもち麦: 白米 =1:2の割合で混ぜて作っています」
納豆は加熱すると粘りが出やすい。納豆を加えたら手早く混ぜ、すぐに火を止める。
温かいごはん:300g
豚ひき肉(赤身):150g
納豆:2パック(80g)
@醤油:小さじ2
@砂糖:小さじ1/2
塩ゆできのこ:150g
にんにく:1片
しょうが:2片(30g)
レタス:150g
酒
白ごま油
① 下ごしらえ
・ 納豆(80g)に@を加えて混ぜる。
※ 粘りが出ないようやさしく混ぜて、パラッとチャーハンに。
・ ニンニク(1片)、ショウガ(2片)は叩いてみじん切り。
・ レタス(150g)は3cm四方に。
※ スプーンにのる大きさが◎
・ ひき肉(150g)は酒(大さじ1)をふって菜箸で混ぜる。
※ ふっくらしてウマミが出やすい。
② フライパンに白ゴマ油(大さじ1)を中火で熱し、ニンニク、ショウガを炒める。
③ 香りがたったらひき肉を加えて炒め、ほぐれたらごはん(300g)を加えて炒める。
※ ひき肉の色が変わってからごはんを加え、肉のうまみを吸わせる。
④ ごはんがパラパラになったら、塩ゆでキノコ(150g)を加えてさらに炒める。
⑤ キノコが温まったら納豆を加え、火を止めて手早く混ぜ合わせる。
⑦ レタスを敷いた器に盛る。
【1人分】540kcal 塩分1.6g
おまけ「ツナと納豆の炊き込みごはん」
「男子ごはん」より。
テーマは「男のロマン、納豆」
米:2合
かつおだし:285㏄
納豆:大粒2パック
ツナ缶:大1缶
@みりん:大さじ1
@酒:大さじ1
@薄口醤油:大さじ1
@塩:小さじ1
万能ねぎ:適量
① 下ごしらえ
・ 万能ネギ(適量)は小口切り。
・ 米(2合)は洗って水けをきっておく。
② だしに@を加える。
※ トータル水量を330㏄に。
③ 米を炊飯釜に入れる。
④ だし汁(285cc)、ツナの身(大1缶分)、缶汁(大さじ1/2)、納豆(2パック)を加えて軽くほぐす。
⑤ 普通に炊飯。
⑥ 炊き上がったら潰さないように混ぜ、万能ネギを散らす。
「わかめとブロッコリーのみそ汁」
不足しがちな海藻と緑黄色野菜をプラス。
だし:2カップ
ブロッコリー:1/3個(150g)
戻したわかめ:30g
みそ:大さじ1~1.5
① 鍋にだし(2カップ)を入れて中火。
② ブロッコリー(150g)は小房に分ける。
③ だしが煮立ったらブロッコリーを加え、2分煮る。
④ ワカメ(30g)を加え、味噌(大さじ1~1.5)を溶き入れる。
⑤ 沸騰する直前に火を止める。
【1人分】50kcal 塩分1.4g
納豆のプチ情報
納豆について簡単にまとめました。
- 納豆は、日本の伝統的な発酵食品
- 大豆を納豆菌で発酵させて作られる
- 特有の粘り気や香り、風味が特徴で、好みが分かれることもある
- 栄養と健康効果
- ビタミンK2が豊富:骨の健康をサポートし、骨粗しょう症の予防に役立つ
- ナットウキナーゼ
- 血液をサラサラにする効果があり、心血管系の健康を保つのに貢献
- ナットウキナーゼは熱に弱く、70°C以上で加熱すると酵素の働きを失う
- ナットウキナーゼの効果を得るには、加熱せずに食べるのが◎
- おいしさのポイント
- 混ぜる回数
- 納豆はよく混ぜると粘りが増し、旨味が引き立つ
- 50回~100回程度混ぜると良いらしい
- 混ぜる回数
藤井恵さん情報
藤井恵さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1966年8月23日
- 出身地:神奈川県川崎市
- 職業:料理研究家、料理家、管理栄養士
- 家族:夫と二人の娘
- 経歴
- 女子栄養大学卒業後、テレビ番組の料理アシスタントを務め、フードコーディネーターを経て料理研究家として独立。
- 2003年から2021年まで『キユーピー3分クッキング』レギュラー出演
- 料理スタイル:シンプルで健康的な料理を得意とし、特に野菜を多く使ったレシピが多い
- その他:著書多数、雑誌や書籍、テレビなどで幅広く活動している
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!