「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2025.3.31(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】春野菜をもりもり食べる
【料理人】笠原将弘
【料理名】春にんじんとしらすのしりしり
新生活がスタートするこの時季にたっぷり食べたいのが、やさしい甘さや豊かな香りが魅力の春野菜。
ということで
この回は笠原将弘さんが、春野菜をがっつりおいしく食べるメニューを紹介してくださいます。もちろん、和食のワザを駆使であります。
春野菜をもりもり食べる
笠原将弘さん
「菜の花と厚揚げの炒め物」
「わかじゃが」
「春にんじんとシラスのしりしり」
今井亮さん
「新じゃがマーボー」
「新たまねぎのメンチカツ」
「にらとねぎのあえ麺」
春野菜を活かすテク
- 春野菜に共通するのは、圧倒的なみずみずしさ。
- この特徴を生かすのが「油脂」の力。
- 一見対照的だが、油脂をうまく使うと、みずみずしさが引き立ち、バランスのとれた味に仕上がり、たっぷり食べられる。
- 春野菜は火を入れすぎないこと。
- 軽く火を通すことで甘さや食感が一層引き出され、箸がどんどんすすむ。
「新ニンジンとしらすのしりしり」
- 春にんじんを細切りとすりおろしにして、味をからみやすく。
- しらすの柔らかな塩けが、ニンジンのやさしい甘さにぴったり。
- たっぷり作って常備菜に。
- しりしり丼も美味。
春にんじん:1本 (200g)
しらす干し:20g
ねぎ:1/2本
@酒:大さじ1
@醤油:大さじ1
@みりん:大さじ1
@砂糖:小さじ2
サラダ油
粗挽黒こしょう(七味でも美味)
① 下ごしらえ
・ 春ニンジン(200g)はよく洗い、先の方1/3は皮ごとすりおろす。残りの2/3は5cm長さ、マッチ棒くらいの細切り。
・ ネギ(1/2本)は5cm長さの細切り。
・ @は混ぜ合わせる。
② フライパンにサラダ油(大さじ1)を中火で熱し、細切りニンジンを炒める。
③ しんなりしたらネギを加え、炒め合わせる。
④ すりおろしニンジンと@を加え、 サッと炒め合わせる。
※ すりおろしニンジンが調味料を吸って味がよくからみ、箸がすすむ。
⑤ 器に盛り、シラス(20g)を散らして黒コショウ(少々)をふる。
【1人分】150kcal 塩分1.8g

おまけ「にんじんしりしりーの白あえ」
「きょうの料理」
朝ドラ「ちむどんどん」に出てくる絶品料理。
にんじん:1/2本(100g)
木綿豆腐:1/2丁(175g)
@白練りごま:10g
@白みそ:15g
@みりん:小さじ1
@塩:ひとつまみ
シークワーサー(好みの柑橘類):少々
ごま油:小さじ1
塩:少々
① 下ごしらえ
・ 豆腐(175g)はキッチンペーパーに包み、重石をのせて30分おいて水けをきる。
※ 重量の約8割の140gを目安に。
・ ニンジン(100g)は4㎝長さの細切り。
② フライパンにゴマ油(小さじ1)を中火で熱し、ニンジンを入れて塩(少々)をふる。
③ 30~60秒炒め、ニンジンの香りが立ったらすぐに火を止める。
④ ボウルに移し、粗熱を取る。
⑤ 豆腐はフードプロセッサーでなめらかになるまで撹拌。
※ 裏ごし器でこしても◎
⑥ @を加えてさらに撹拌。
⑦ ニンジンと和え、塩(少々)で味を調える。
⑧ 器に盛り、シークワーサーの皮(少々)をすりおろす。
【1人分】150kcal 塩分1.3g
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笠原将弘さん情報
笠原将弘(かさはらまさひろ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1972年9月3日
- 出身地:東京都品川区
- 職業:料理人、『賛否両論』オーナーシェフ
- 家族:3人の子(娘2人、息子1人)
- 経歴
- 東京都立南高等学校卒業後、「正月屋吉兆」で9年間修業
- 実家の焼き鳥店「とり将」を継ぎ、2004年に「賛否両論」を開店
- 料理スタイル:独創的な感性と卓越した料理センスから生み出される和食
- その他
- テレビのレギュラー番組、雑誌の連載、食育活動、出版したレシピ本はほぼ重版
- 『賛否両論』という屋号には「万人に好かれなくていい。自分の料理とやり方を好きだと言ってくれる人が来てくれれば」という想いが込められている
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!