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【きょうの料理】「栗の渋皮煮」前沢リカの手仕事

レシピ
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きょうの料理」は

  • 四季折々の食材を楽しむ喜び
  • 料理を作る喜び
  • それを誰かに食べてもらう喜び

を60年以上伝え続けています。

料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。

【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】手仕事12か月
【料理人】前沢リカ
【料理名】栗の渋皮煮

>>関連タグきょうの料理 前沢リカ

四季折々の暮らしに合う保存食と手仕事を紹介するシリーズ。

秋の手仕事は
褐色の宝石「栗」です。

  • 鬼皮むき
  • 下茹で
  • 煮含め

の作業を、前沢リカさんが丁寧に教えてくださいました。

美しい仕上がりの「渋皮煮」、早速学びましょう!

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「栗の渋皮煮」

材料

材料

栗:500g(20∼25個)
重曹:小さじ1
砂糖:450g

作り方

  • 栗を半日ほど水に浸けた後、干す。
  • 中に入っている虫が出てくる(!)

【鬼皮をむく】

① をボウルに入れてたっぷりの熱湯を注ぎ、20~30分おいて皮を柔らかくする。
② ザルにあげ、の頭の方に包丁を入れ、下に向けて鬼皮をむいていく。
※ 渋皮を傷つけないように。
※ 手袋をすると手も安心。

【下茹でする】

③ で軽く洗って大きめの鍋に入れ、(900㎖)と重曹(小さじ1)を加えて中火
④ 煮立ったらやや火を弱め、小さく泡立つくらいの火加減で30分煮る。
※ 重曹でアクやエグミを除く。
※ ある程度の火力がないとアクが出きらないので弱火にしすぎない。
⑤ 鍋を傾けて静かに湯を捨てる。
※ 多少湯が残っていても良い。
⑥ ヘラなどを伝わせて鍋の縁に水道水を細く流し入れる。
※ が透明になるまで、茹で湯と完全に入れ替える。
※ 流水に直接当たらないように!

【渋皮を掃除】

⑦ 鍋からを1個ずつ取り出し、渋皮に残った太い筋を竹串で除く。
⑧ 湿らせた布巾で包んで渋皮の表面を優しくこすって滑らかにする。
⑨ 水を張ったボウルに静かに入れて汚れを落とす。

【2回茹でこぼす】

⑨ 鍋をきれいにし、の水けをきって戻し入れる。
⑩ かぶるくらいまでを注ぎ中火にかける。
⑪ 煮立ったら火を弱めて10分煮る。
⑫ ⑥と同様に鍋を傾けて静かに湯を捨て、鍋の縁に水を細く流し入れて湯と入れ替える。
⑬ かぶるくらいの水量にして中火にかける。
⑭ 煮立ったら弱火10分煮て、を1個ずつ取り出す。
※ 茹でこぼしを重ねることで重曹のニオイを取り、芯まで完全に柔らかくする。

【3回に分けて砂糖を煮含める】

⑮ 鍋をきれいにして(3.5カップ)を入れて中火
⑯ 煮立ったら砂糖(450g)の半量を加える。
⑰ 再び煮立ったら火を弱め30分煮る。
⑱ アクを取って残りの砂糖の半量を加え、オーブンシートで落とし蓋をして15分煮る。
⑲ 残りの砂糖を加えて10分煮て、そのまま冷やす。
⑳ 煮汁ごと清潔な保存容器に移す。
※ 栗が煮汁に浸かった状態を保つ。

保存

  • 冷蔵庫で2週間。
  • 冷凍庫で3か月間。

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前沢リカさん情報

前沢リカ(まえざわりか)さんについ簡単にまとめました。

  • 生年月日:1970年1月1日
  • 出身地:茨城県
  • 職業:料理人、和食店「七草」の店主
  • 家族
  • 経歴
    • 大学卒業後、ファッション企業に勤めた後、料理の世界へ転身。
    • 2003年に下北沢で和食店「七草」を開店。
    • 2017年に現店舗に移転。
    • 料理教室、雑誌等へのレシピ提供、機内食監修なども手掛ける。
  • 料理スタイル:旬の野菜や乾物が主役の滋味あふれる料理。体にやさしく味わい深い料理。
  • その他:NHKテキスト『趣味の園芸やさいの時間』では、野菜を使った酒の供を紹介する「百年レシピ滋味酒菜」を連載。

おしまいに

キルシュワッサーかブランデーをびしゃがけして作っておりましたっけ。
我ながら美味かった(笑)

最後までお付き合いくださりありがとうございました!

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