「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2022.9.26(月)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】初めての手仕事
【料理人】ムラヨシマサユキ
【料理名】栗の甘露煮
四季折々の暮らしに合う保存食と手仕事を紹介するシリーズ。
今月の手仕事はムラヨシマサユキさんの「栗の甘露煮」です。
実りの秋
そこには栗がいるのです!
まずは
甘くて香り豊かな「甘露煮」を学びました。
「栗の甘露煮」
余熱で火を入れて煮崩れを防ぐ。
栗:500g(正味300g)
ウイスキー:大さじ2
【バニラシュガー】
バニラビーンズ:1/2本
グラニュー糖:200g(渋皮を剥いた栗の重量の70%)甘さ控えめは150gでも良いが保存期間は短くなる
① バニラシュガーを作る
・ バニラビーンズ(1/2本)は縦に切り目を入れ、中の種をこそげだす。
・ グラニュー糖(200g)と混ぜる(バニラシュガー)
※ 鞘もとっておく。
② 栗の皮をむく
・ 厚手の鍋(直径18㎝)に栗(500g)とたっぷりの水を入れて中火。
・ 栗の表面に気泡が出てきたら蓋、火を止めて15分おく。
※ 熱めの風呂くらいの温度に浸けて鬼皮を柔らかくする。
・ 栗の底面を包丁で切り落とす。
・ 残りの鬼皮を手で剥き、渋皮を包丁で剥いて栗を水に浸ける。
※ 渋皮を剥いた栗は、剥いたそばから水に浸けて乾燥割れや変色を防ぐ。
③ 下茹でする
・ 鍋に水けをきった栗を入れ、完全にかぶるまでたっぷりの水を加えて中火。
・ ゆっくり沸騰させたら蓋、火を止めて15分おく。
※ ゆっくり沸騰させることで実割れを防ぎ、余熱で火入れすることで煮崩れしにくくなる。
④ 甘みをつける
・ 蓋を取って湯をヒタヒタまで捨てる。
※ 栗が動かず割れにくくなる。躍らせない!
・ バニラシュガーとバニラビーンズの鞘、ウイスキー(大さじ2)を加えオーブンペーパーで落とし蓋をして中火。
・ 沸騰したら弱火、15~20分煮る。
・ 火を止めて蓋、そのまま冷まし煮汁ごと清潔な保存容器に入れる。
※ 栗が完全にシロップに浸かった状態で2週間冷蔵保存◎
【全量】1230kcal 塩分0.0g
「栗の甘露煮トースト」
① 食パンに割れた栗の甘露煮、マシュマロ、チョコレートなどをのせる。
② オーブントースターでこんがり焼く。
栗の手仕事
横山タカ子さん
「渋皮付きゆで栗」
「渋皮付きゆで栗の炊き込みごはん」
「焼き栗おこわ」
「ゆで栗ペースト」
前沢リカさん
「栗の渋皮煮」
「基本の蒸し栗・蜜漬け」
「栗のポタージュ」
「蒸し栗とれんこんの素揚げ」
ムラヨシマサユキさん
「栗の甘露煮」
「蒸し栗ペースト」
「モンブラン」
「パウンドケーキ」
阿部さんのプレゼンレシピに「栗の甘露煮」が要るんですよ↓
ムラヨシマサユキさん情報
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ムラヨシマサユキさんについて簡単にまとめました。
- 生年月日: 1978年
- 出身地: 福岡県
- 職業: 料理研究家、菓子研究家
- 家族: 長女がいる
- 経歴
- 製菓学校を卒業後、複数のケーキ店やカフェ、レストランで勤務
- 独立し東京都内でパンとお菓子の教室を主宰
- 料理スタイル: プロの技を家庭向けにアレンジしたレシピを提案
- その他
- シフォンケーキやレモンケーキなど、食べ飽きない味を追求したレシピが特に人気
- シンプルな材料と手順で作れるレシピを多数紹介し、多くのファンから支持されている
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!