毎日食べたい!平仲亜貴子さんの「トマト活用術」です。
第1回は「トマトの種類と切り方」。
平仲亜貴子さんの基本のレシピ、早速学んでまいりましょう。
トマト活用術
① トマトの種類&切り方←今ここ
② パパッとトマト
③ まんぷくトマト
④ 残念トマトが大変身
⑤ 絶品!トマトだし
⑥ 万能トマト調味料~和風&中華
⑦ 万能トマト調味料~ケチャップ&トマトソース
⑧ トマトスイーツ
切り方
大玉トマト
輪切りや半月切りに。
中玉(ミディ)トマト
中をくり抜いて器にしても◎
ミニトマト
小さく切ってサラダなどに。
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「和風香味野菜マリネ」
材料(2人分)
トマト:大1個
@玉ねぎ:30g
@にんにく:1/2片
@酢:大さじ2
@醤油:大さじ1
@砂糖:小さじ1
青じそ:3枚
作り方
① 下ごしらえ
・ 玉ねぎ(30g)、ニンニク(1/2片)はみじん切り。
・ トマト(大1個)は1cm厚さの輪切り。
・ @は混ぜ合わせる。
・ 青じそ(3枚)はせん切り。
② バットにトマトを並べ@をかけて10分おく。
③ 器に盛り青じそを散らす。
「ゆで卵のサラダ」
材料(2人分)
トマト:中4個
ゆで卵:1個
@マヨネーズ:小さじ2
@塩:少々
粗挽黒こしょう:少々
作り方
① トマト(中4個)はヘタを取り、反対側を1/4ほど切り落として蓋にする。
② 果肉と種の間にスプーンを入れ、ぐるりと1周させて中をくり抜く。
③ ゆで卵(1個)は殻をむき粗みじん。
④ マヨ(小さじ2)、塩(少々)、ゆで卵を合わせて卵サラダを作り、トマトの器に詰める。
⑤ 黒コショウ(少々)をふる。
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トマトのプチ情報
トマトは、実は見た目以上に栄養豊富な夏のスター食材。毎日の食卓にも取り入れやすいその魅力をちょっとだけ紹介します。
- 抗酸化パワー
リコピン・ビタミンC・β‑カロテンが豊富で、体のサビつきを防いでくれる - 生活習慣病対策
リコピンが前立腺がんや動脈硬化のリスク軽減に期待される - 高血圧ケアに有効
カリウムがナトリウムの排出を促し、高血圧予防にも役立つ - 腸快調に
水分と食物繊維が豊富で、便通を整えるサポートに◎ - 美肌サポート
ビタミンCがコラーゲン生成を助け、肌のハリを支える - 吸収アップの秘訣
加熱調理や油との併用で、リコピンの吸収率がぐっと高まる - トマトの小ネタ
- かつてヨーロッパでは「毒がある野菜」と誤解され、観賞用とされていた時代があった
- 植物学的には“果物”扱いなのに、料理の世界では“野菜”。アメリカでは1893年、裁判で正式に“野菜”と判決された歴史も!
- トマトが赤く熟すほどリコピンが増える。加熱しても壊れにくいので、スープやパスタにも◎
- 日本のことわざ:「トマトが赤くなると医者が青くなる」
- 英語圏のことわざ:「リンゴが赤くなると医者が青くなる」
平仲亜貴子さん情報
平仲亜貴子(ひらなか あきこ)さんについて。
- 生年月日:1978年頃?
- 出身地:沖縄県那覇市
- 職業:家庭料理研究家、栄養士、フードコーディネーター
- 家族:非公開
- 経歴
- 沖縄県立芸術大学声楽科および大学院を修了
- その後、イタリア・パルマにある「イタリア国立音楽院」で学び、声楽だけでなく現地の家庭料理にも親しむ
- 帰国後、服部栄養専門学校で本格的に栄養学と調理技術を学ぶ
- 活動
- 料理教室「かりゆしキッチン」を主宰、日々の食卓に役立つレシピや知識を発信
- 株式会社Buono&Feliceの代表取締役
- 料理スタイル
- イタリアのマンマから教わった家庭の味と、現地の料理人から学んだプロの技術をミックス
- 本場仕込みのイタリアンをベースにしながら、日本の家庭でも取り入れやすいスタイルを大切にしている
おしまいに
全8回のシリーズ踏破、頑張りたいです(笑)
最後までお付き合いくださりありがとうございました!