「相葉マナブ」は、日本各地の魅力や文化を学ぶバラエティ番組です。
嵐の相葉雅紀さんがMCを務め、「ニッポンを元気に!」をテーマに2013年4月にスタートしました。
食や特産物を通して日本の豊かさを再発見する内容となっており、相葉さんの親しみやすいキャラクターも相まって、幅広い世代に支持されています。
今回は、日本料理の野永喜三夫さんから直接マナブ「お料理塾」です。
埼玉県狭山の里芋を使った料理!あまり知られていませんが(笑)埼玉県は里芋の収穫量が日本一でして、中でも狭山市は収穫量が多いのです!
どうぞよろしくお願いします(笑)
「里マヨポテサラ」
- 「よい里芋はつるりと剥ける」
里芋:400g
きゅうり:30g
にんじん:30g
ツナオイル缶:1缶(80g)
マヨネーズ:50g
白だし:大さじ2
粗挽こしょう:ひとつまみ
水:1L
塩:10g
① 下ごしらえ
・ よく洗った里芋を皮つきのまま縦4等分。
・ キュウリは小口切り。
・ ニンジンは皮付きのまま半月切り。
② フライパンに水、塩、里芋を入れて落とし蓋、中火で20分茹でる。
※ じっくり茹でると甘味とトロミが違う!
③ ボウルにニンジン、キュウリ、白だし(大さじ1)を入れて5分もむ。汁気を絞る。
※ ムダな水分が抜けてウマミが入る。
④ 里芋に火が通ったら取り出して皮をむく。
⑤ 里芋、ツナ(オイルも)、マヨ、白だし(大さじ1)、黒コショウ、③を合わせ、芋を潰しながら混ぜる。
「里芋の磯辺焼き」
- カリもちっ!
- 「海苔がだしになる」
里芋:300g
のり:10切12~14枚
ごま油:大さじ1
3倍濃縮めんつゆ:大さじ1
水:大さじ1
① よく洗った里芋の天地を切り落とし、1cm厚さの輪切り。
② 1%の塩水で落とし蓋をして20分ゆでる。
③ 火が通ったら取り出して皮をむく。
④ フライパンにゴマ油、里芋を入れ、里芋の両面に油をなじませる。
⑤ 中火で両面焼き、カリッとしたら火を止める。
⑥ パチパチ音が消えたらめんつゆ、水を加えて中火。
⑦ 揺すりながら水分がなくなるまで加熱。途中返す。
⑧ 海苔で挟んでいただきます。
「里芋の唐揚げ」
- よく洗って皮付きで
- 「ねっとりして美味しい」
里芋
唐揚げ粉
揚げ油
① よく洗った里芋は天地を切り落として1mm厚さにスライス。
② 袋に入れて唐揚げ粉をまぶす。
③ 160℃の油で6分揚げる。
※ 外側に向けて投入するとハネない。
「カリもち炊き込みごはん」
- よく洗って皮ごと
- ソーセージが良い仕事
里芋:200g
ソーセージ:5本(100g)
米:2合
水:380mL
白だし:大さじ3
サラダ油:大さじ1
小口の青ねぎ:4本
粗挽こしょう:ひとつまみ
揚げ油
① 下ごしらえ
・ 洗米して浸水した米をザルにあげて水けをきる。
・ よく洗った里芋を皮付きのまま1cmのサイコロ状にカット。
・ ソーセージは1cmの輪切り。
② 160℃で8分カリッと素揚げ。
③ サラダ油を引いたフライパンでソーセージをゆっくり加熱。焼き目をつける。
※ 脂とウマミが溶け出た炊き込みごはんの素に。
④ パチパチ音がしたら返す。
⑤ 火を止めて水、白だしを加えて、沸かす。
⑥ 土鍋に米、⑤を入れ、平らにならして炊飯。
※ はじめは強火で10分、プクプク沸いたら弱火で10分、火を消して10分蒸らす。
⑥ 炊き上がったら揚げた里芋を加え、小口の青ネギ、粗挽きコショウ。
※ 杉盛り:真ん中を高く盛る。
「里芋のどろ汁」
- どろ汁?見た目?(笑)
- 和のポタージュ
- 信州味噌と八丁味噌をブレンドしたものがおすすめ
里芋:200g
おろししょうが:5g
味噌:25g
白だし:大さじ1
牛乳:200g
水:200g
刻みのり:適量
① 下ごしらえ
・ よく洗って皮つきのまま縦4つ割りした里芋を、落とし蓋をして20分塩茹で(1%の塩水)
・ ショウガは皮をむいてすりおろす。
② フライパンに皮付きのまま里芋を入れ、味噌、ショウガ、水、白だし、牛乳を入れてハンドブレンダーで攪拌。
※ 牛乳でコクとまろやかさ。
③ 中火で混ぜながら温める。
※ でんぷんが焦げやすいので注意。
④ 椀に盛って海苔を散らす。
「里芋の和スイーツ」
里芋:100g
黒豆煮:20g
黒蜜:大さじ3
きな粉:適量
① よく洗って皮つきのまま縦4つ割りした里芋を、落とし蓋をして20分塩茹で(1%の塩水)
② 皮をむき、3cmの乱切り、器に入れる。
③ 黒豆煮を盛り、黒蜜、きなこをかける。
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野永喜三夫さん情報
野永喜三夫(のなが きみお)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1972年2月26日
- 出身地:東京都
- 職業:日本橋ゆかりの三代目店主
- 家族:弟も料理人として独立
- 経歴
- 服部栄養専門学校卒業後、京都「菊乃井」で修業
- 25歳で「日本橋ゆかり」に戻り、三代目店主となる
- 2002年に「料理の鉄人JAPAN CUP’02」で総合優勝
- 料理スタイル
- 伝統を重んじながらも、新しい発想を取り入れた日本料理を提案
- フライパン一つで作れる料理など、家庭でも再現しやすい和食を発信
- その他
- 東京フードアドバイザーとしての活動や、六次産業化に関わる商品開発・プロデュースを手がける
- 全国各地の食材アドバイザー、海外への食文化発信など幅広く活動
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。








