「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2024.12.4(水)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】タサン志麻の小さな台所
【料理人】タサン志麻
【ナレーション】浜野謙太
【料理名】コルドンブルー
タサン志麻さんがご自身の台所から、日々のごはんづくりを楽にする知恵を教えて下さるシリーズ、「タサン志麻の小さな台所」です。
ナレーションは浜野謙太さん。
声がとても心地よいです。
志麻さんと相性の良い組み合わせな気がするな。
今回も、いつもの通りQ&Aから。
Q:年末年始、見栄えがしておいしいものが知りたい。盛り付けをかっこよくしたい。
A:切り口を見せる、少し斜めにナイフを入れて断面が広く見えるようにすると、表情が見える。
揚げ物を華やかに見せるテク
- 揚げ物は付け合わせで彩りをプラス。
- 多くの色を取り入れる。
- ミックスリーフがオススメ。
- 葉の色や形が多様なものが◎
- +赤・黄色などの明るい色を。
- 紫たまねぎ
- ミニトマト
- 「トマトのオーブン焼き」
「コルドンブルー」
コルドンブルー(Cordon Bleu)は、薄く叩いた肉にハムやプロシュート、スイスチーズなどを挟み、油で揚げるか焼いたカツレツ。
- フランスでは給食でもおなじみ。
- 鶏むね肉+ハム+チーズ=間違いない!
- 低温でゆっくり揚げ焼き。
- ハーブ、薄切りのレモン、にんにくなどを一緒にはさんでも美味。
鶏むね肉:大2枚(800g)
薄切りロースハム:4枚
溶けるスライスチーズ:4枚薄切りしたブルーチーズ、カマンベールでも◎
バッター液
卵:1個
小麦粉:大さじ3
水:大さじ3
パン粉:適量
トマトのオーブン焼き:全量
ミックスリーフ:適量
塩
粗挽黒こしょう
小麦粉
サラダ油
① 鶏肉の下ごしらえ
・ 鶏肉は水けを拭き、皮と余分な脂を除く。
・ 厚みを半分に切り開いて広げ、ラップをかぶせて麺棒でたたく。
※ たたいて鶏肉の繊維をほぐす。
② ハム2枚を少し重ねて並べ、その上にチーズ2枚を並べる。
③ 重ねたまま半分にたたみ、鶏肉1枚に折り目を外側にしてのせる。
④ 鶏肉を半分にたたんで挟み、塩(小さじ1弱、肉の重量の約1%)、黒コショウ(適量)をふる。残りも同様。
※ ハム&チーズの開いた側を、鶏肉で包むように(折り目を互い違いに)挟むとチーズが流れ出にくい。
⑤ 小麦粉→バッター液→パン粉を順にまぶす。
⑥ 深めのフライパンにサラダ油(1cm深さ)を注ぎ、鶏を入れて弱火。
※ ぷくぷくするくらいの火加減。
※ 火の通りを均一にするために、たまにフライパンの向きを変える。
⑦ 鶏肉の縁が白っぽくなったら上下返し、計10分かけてゆっくり揚げ焼き。
※ それまでは触らず我慢!
※ 立てて側面も焼く。
⑧ 竹串で厚い部分を刺して5秒待ち、竹串の先が温かくなっていたら焼き上がり。ナイフで切り込みを入れて確認してもよき!
⑨ 取り出して油をきり、半分に切って器に盛る。
⑩ 「トマトのオーブン焼き」、ミックスリーフを添える。
【1人分】560kcal 塩分3.2g
「トマトのオーブン焼き」
- 付け合わせや前菜に。
- シンプルながらおしゃれ。
- 肉にも魚にもよく合う。
トマト:2個(200g)
塩:適量
粗挽黒コショウ:適量
オリーブ油:適量
好みのハーブ:適量
① オープンは200℃に温める。
② トマト(200g)は横半分。
③ トマトの断面を上にし、オーブンシートを敷いた天板にのせる。
④ 塩・粗挽黒コショウ(各適量)をふり、オリーブ油(適量)をかける。
⑤ あればハーブ(適量)をのせ、200℃のオーブンで20分焼く。
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この回紹介された3品
タサン志麻さん愛用品
スライサー
志麻さんが家政婦を始めた当初、唯一持参していたアイテム。
手軽で美味しいフランスの定番サラダ「キャロットラペ」で威力を発揮。

ザル
ザルにボウルを被せて蓋のようにし、上下に振ればサラダスピナーに。
また、柔らかく茹でた野菜をギュッと押し付けて裏ごし器として使うことも。
スリースノー製をサイズ違いで愛用。

ボウル
深さがあり洗いやすいものを。
コンテの大中小を愛用。
ペティナイフ
カボチャや大きな塊肉以外は基本的にペティナイフ1本で調理なさってます。
ミソノ製。

ブレンダー
ブラウンのものを。
ティファール鍋セット
オーブンに入れたりそのまま食卓に出したり。
フライパン専用の蓋があるセットが◎だそうです。

まな板
「BIKITA Wood Life」の舟形ボード。
小回りの利く小さなものを使っていらっしゃいますね。
残念ながら現在は入手できないのかな。
タサン志麻さん情報
タサン志麻さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日
1979年 - 出身地
山口県長門市 - 職業
元家政婦・料理人 - 家族
フランス人の夫と3人の子(2男1女) - 経歴
- 大阪あべの・辻調理師専門学校及び辻調グループフランス校を卒業後、三つ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」で修行
- 帰国後、四谷の老舗フランス料理店やビストロで15年間料理人を務める
- 「予約が取れない伝説の家政婦」として話題を呼ぶ
- 特徴
依頼先の家庭の冷蔵庫にある食材を使い、家族構成に合わせた1週間分のつくりおきを片付け込み3時間で仕上げる仕事ぶり - その他
- 地方の山あいに古民家を購入し、フルリノベーション
- 2023年春より、家族で自然あふれる地方暮らしをスタート
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!