「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025.8.25(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】ON&OFFごはん
【料理人】五十嵐美幸
【料理名】焼きシューマイ
「シェフのON&OFFごはん」は、一流シェフが
- ON:家庭でマネできるプロの味
- OFF:気取らない普段の味
ONとOFFのごはんを教えてくださる人気シリーズであります。
今回は、五十嵐美幸さんに一ひねりきいた人気中華を学びます。
この回紹介されたレシピ
五十嵐さん直伝プロのワザ
- 手軽な帆立て貝柱の水煮(干し貝柱のかわり)を加え、お店の味に近づける
- 玉ねぎに片栗粉をまぶして余分な水分の流出を防ぐ
- シューマイの底に香ばしい焼き色をつけてから蒸し焼きに
「焼きシューマイ」
- 皮の底はカリッと香ばしく、肉は弾力があるのにジュワッとジューシー
- 帆立て貝柱の水煮の上品なうまみが後を引く
- ひき肉は調味料を加える前によく練り混ぜる
フライパン直径26cm
焼売の皮:10枚
豚ひき肉:200g
玉ねぎ:小1/2個(80g)
さやいんげん:1~2本
@ほたて貝柱の水煮:缶詰大さじ2
@ごま油:大さじ1
@オイスターソース:大さじ1/2
@おろししょうが:大さじ1/2
@醤油:小さじ1
@こしょう:少々
パクチー:適宜
練りがらし:適量
片栗粉
塩
ごま油
醤油
① 下ごしらえ
・ 玉ねぎ(80g)はみじん切りしてボウルへ。
・ さやいんげん(1~2本)はヘタと筋を除き、1cm幅。
② 肉ダネをつくる
・ 玉ねぎに片栗粉(大さじ2)を混ぜ合わせる。
・ 別のボウルにひき肉(200g)と塩(1つまみ)を入れ、1~2分よく練り混ぜる。
※ 肉ダネはグーで握り、パーでボウルに押しつける。これを繰り返すと早く味が入る。
※ しっかり練り混ぜて肉に弾力を出す。練り足りないと、グニャッとなっちまう。
・ @を加えて混ぜ、調味料がなじんだら玉ねぎを加えて混ぜ合わせる(肉ダネ)。
※ 片栗粉が加わるとひき肉に味が入りにくくなるので、調味料がなじんでから玉ねぎを加える。
・ 表面にピッチリラップ、30分~1時間冷蔵庫でなじませる。
③ 包む
・ 手のひらに皮1枚をのせ、1/10量(大さじ山盛り1杯)の肉ダネをおいて、スプーンで皮に押しつけるように広げる。
・ 親指と人さし指で輪をつくり、皮を起こすように挟む。
・ 薬指で皮の底を押さえて中指で回しながら空気を抜き、形を整える。
・ 皮から出た肉ダネをスプーンで空気を抜くように押さえて平らにする。
・ 同様にして計10個つくる。
・ さやいんげんを1切れずつ肉ダネの中央に埋め込む。
④ 焼く
・ フライパンにゴマ油(大さじ1/2)をひき、シューマイを並べて弱めの中火にかける。
・ 触らずしっかり焼き色をつける。
・ 水(1/2カップ)を加えて蓋、5分蒸し焼き。
・ 蓋を取って2分焼く。
・ 器に盛り、好みでパクチー、練りがらし、醤油(適量)を添える。
【1人分】410kcal 塩分2.2g
五十嵐美幸さん情報
- 生年月日:1974年8月29日
- 出身地:東京都東村山市
- 職業:中華料理の料理人、中国料理「美虎(みゆ)」オーナーシェフ
- 家族:一児の母(40歳で男児出産)
- 経歴
- 小学生の頃から父の中華料理店の手伝いを始め、14歳で厨房に立つ
- 東京都立農業高等学校食品製造科を卒業後(1993年ごろ)、正式に厨房に入る
- 1997年『料理の鉄人」に当時最年少(22歳)の挑戦者として出演し注目を集める
- 2008年9月、独立し渋谷区幡ヶ谷にて中国料理「美虎(みゆ)」を開業
- 以降、複数店舗の展開やプロデュースにも携わる
- 現在は、料理教室、商品開発、食育活動、地方・海外でのプロジェクトにも幅広く参画
- 料理スタイル
- 「野菜を多く使う」「食材本来の旨味を生かす」「四季を感じる料理」をモットーに、健康的で家庭でも作りやすい中華を提案
- その他:指定難病の後縦靭帯骨化症を患いながらも、食育や食品ロス問題に積極的に取り組む
おしまいに
「焼売は餡を食べ、餃子は皮を食べる」
最後までお付き合いくださりありがとうございました!