「相葉マナブ」の「旬の産地ごはん」は、旬の食材にスポットを当て、その食材を使った料理を紹介する人気企画です。
この企画では、相葉雅紀さんが各地を訪れ(千葉が多め?)、旬の食材を収穫したりその食材を使って料理したりしています。
生産者さんから料理のアイデアを提供してもらい、食材の産地や特性が紹介されることで、視聴者にも生産者にも食の楽しみ方を提案しているようです。
今回は、千葉県山武市のサンバファームで「新しょうがと根しょうが」を収穫しました。
- 根しょうがは新しょうがを保管し、土の中で熟成させたもの
- 新しょうがと比べて辛みが強いのが特徴
そんな新しょうがと根しょうがを使った絶品料理ををマナブ回であります!
「万能しょうがシロップ」
- 砂糖には食品の水分を吸収する働きがある
- 炭酸で割ってジンジャーエールに
- 紅茶にも
しょうが:100g
きび砂糖:100g
レモン汁:小さじ1
水:200mL
飾りレモン
【白玉だんご】
白玉粉:100g
バターピーナッツ:30g
砂糖:30g
水:80mL
① 下ごしらえ
・ ショウガは皮付きのまま薄切り。鍋へ。
・ きび砂糖を加えて混ぜ、30分置く。
② ボウルに白玉団子の材料を入れて手でこね、丸める(白玉団子)。
③ 別鍋で湯を沸かし、沸騰したら白玉団子を入れる。
④ 団子が浮き上がってきたらそのまま1~2分ゆでて、器にとる。
⑤ ショウガの鍋を弱火で8分煮詰め、ザルで濾す(ジンジャーシロップ)。
⑥ 鍋にジンシャーシロップを戻し、水を加えて煮立たせる。
⑦ 火を止めてレモン汁を加え、④の器に注ぎ、レモンを飾る。
「しょうがの豚汁」
「寒いときはコレ!」
しょうが:50g
豚こま肉:200g
じゃがいも:1個
にんじん:1/2本
玉ねぎ:小1個
かつおだし:500mL
みそ:大さじ3
ごま油:大さじ1
① 下ごしらえ
・ ショウガは皮をむいてせん切り。
・ ジャガイモは皮をむき1cm幅のいちょう切り。
・ ニンジンも皮をむいて5~6mm幅の半月切り(またはいちょう切り)。
・ 玉ねぎは皮をむいて芯を除き、薄切り。
② 鍋を中火にかけ、ゴマ油を引いてショウガを炒める。
③ しんなりしたら豚肉を入れ、肉の色が変わったらジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを加えてさらに炒める。
④ かつおだしを注ぎ、蓋をして15~20分煮る。
⑤ 野菜が煮えたら味噌を溶く。
「ポークジンジャー」
しょうが:30g
豚ロース:2枚
玉ねぎ:40g
酒:大さじ2
醤油:大さじ1
みりん:大さじ1
はちみつ:大さじ1
塩・こしょう:各適量
サラダ油:大さじ1/2
レタス
① 下ごしらえ
・ ショウガと玉ねぎは皮をむいてすりおろす。
・ ボウルにショウガ、玉ねぎ、酒、醤油、みりん、ハチミツを混ぜる(タレ)。
・ 豚肉は筋切りをし、両面に塩・コショウ。
② フライパンを弱めの中火にかけてサラダ油をひき、豚肉を焼く。
③ 両面焼いて火が通ったらタレを入れて、煮立たせる。
④ 豚肉を取り出し、食べやすい大きさに切る。
⑤ タレを軽く煮詰め、豚肉にかける。
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しょうがと新ショウガについて
新しょうがと根しょうが。
どちらもおなじ「しょうが」ですが、見た目も風味も用途も少しずつ違います。知っておくと、料理がもっと楽しくなりそう。
新しょうがの特徴
- 収穫してすぐ出荷されるため、皮が薄くてみずみずしい
- 辛味が少なく、香りがさわやか
- 生食に適している
- 甘酢漬け(ガリ)やサラダなどに◎
- 「ハウスしょうが」とも呼ばれる
- 初夏から初秋にかけて出回る
根しょうがの特徴
- 土付きで収穫後しばらく貯蔵されるため、皮がかたくて茶色い
- 辛味が強く、香りも濃厚
- 加熱調理に向いている
- 炒め物や煮物、薬味に◎
- 体をポカポカ温めたい時にも
- 一般的に市場に多く出回っているのは「根しょうが(ひね)」
成分の違いと効能
- ジンゲロール
- 新しょうがに多い
- ピリッとしたしょうが特有の辛味成分
- 抗菌・抗炎症・血行促進などの作用が期待される
- 体を冷やす性質があるため、暑い季節に◎
- 夏バテ防止や食欲増進におすすめ!
- ショウガオール
- 根しょうがに多い
- ジンゲロールが加熱・乾燥で変化した成分
- 体を芯から温める効果が高い
- 冷え性の改善や風邪予防に効果的
- 冬場や冷えが気になるときにぴったり!
使い分けポイント
| 目的・季節 | 向いているしょうが | 理由 |
|---|---|---|
| 夏のさっぱり料理 | 新しょうが | 辛味が控えめで生食にも◎ |
| 冬の温活・冷え対策 | 根しょうが | 体を内側から温める成分が豊富 |
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。











