「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
「きょうの料理」放送開始50周年を記念して、2007年に放送をスタートしました。
【放送日】2025.9.8(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理ビギナーズ
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:25-
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:25-
【企画名】絹豆腐で煮もの
【料理人】大庭英子
【料理名】肉豆腐/豆腐のたらこ煮
食卓に欠かせない豆腐や大豆製品。使い方のコツをつかんでレパートリーを増やすことを目論むウィークであります。
今回は絹豆腐で作る煮物レシピ。
ツルンとした食感を生かすコツは、煮すぎないこと。短時間で仕上げましょう。
豆腐の水切り
上手な水切り
- 豆腐の形を崩さない
- バットなどをのせて重石にする
- バットは、底が平らで豆腐をくずすことがないので◎
- 重石の重さは豆腐と同じくらい(約300g)が目安
煮物の水切り
- 豆腐から出る水分を煮汁が吸収するので、煮物は水きりをしなくてもOK
- ただし、つくったあと長時間おくと、豆腐から水けが出て味がうすくなる
- できたてを食べることも、おいしく味わうポイント
「肉豆腐」
- フワフワの豆腐に、甘辛煮汁をからめていただく
- 柔らかな絹豆腐は丁寧に扱い、煮すぎない
絹豆腐:1丁(300g)
牛切り落とし:150g
えのきだけ:1袋(100g)
しょうが:小1/3片
わけぎ:100g
だし(水):1カップ
@みりん:大さじ2
@砂糖:大さじ1/2
@醤油:大さじ2
油
酒
① 下ごしらえ
・ 豆腐(300g)はパックから取り出し、横長に置く。横半分に切ってから、縦4等分(8等分)。
・ えのき(100g)は根元を切り落として長さ半分、根元のほうは手でほぐす。
・ ショウガ(ショウ1/3)はせん切り。
・ わけぎ(100g)は3cm長さに切り、根元と先に分ける。
② フライパンに油(大さじ1/2)を中火で熱し、牛肉(150g)を入れてほぐしながら炒める。
③ 肉の色が変わったら、ショウガを加えてサッと炒め、酒(大さじ2)、だし(1カップ)を加える。
④ 煮立ったら、@(みりん大さじ2、砂糖大さじ1/2、醤油大さじ2)を順に加えて混ぜ、牛肉を端に寄せてえのきを加える。
⑤ 再び煮立ったら弱火、蓋をして8分煮る。
⑥ 具材を端に寄せてスペースをつくり、豆腐を静かに入れる。
※ フライ返しにのせて動かすと◎
⑦ わけぎの根元を加え、豆腐に煮汁をかける。
⑧ 蓋をして、途中で時々煮汁をかけながら5~6分煮る。
⑨ わけぎの先を加え、しんなりするまで1分煮る。
【1人分】430kcal
「豆腐のたらこ煮」
- 豆腐は温める程度に煮て取り出し、とろみをつけた煮汁を後からかける
- たらこのやさしい塩けが豆腐にからむ
絹豆腐:1丁(300g)
たらこ:大1/2腹(50g)
貝割菜:1/4パック
だし:1カップ
水溶き片栗粉
水:小さじ2
片栗粉:小さじ1
酒
塩
① 下ごしらえ
・ 豆腐(300g)は横長に置き、横半分に切って、縦3等分(6等分)。
・ タラコ(50g)は縦に切り目を入れて中身を取り出す。
・ 貝割菜(1/4カップ)は根元を切り落とし、長さ半分。
② 鍋にだし(1カップ)を入れて中火、煮立ったらタラコを加えてほぐす。
③ タラコの色が変わったら酒(大さじ1)、塩(小さじ1/5~1/4)を加えて混ぜる。
④ 豆腐を加えて弱火で2~3分、時々煮汁をかけながら豆腐が温まるまで煮る。
⑤ 火を止め、豆腐を取り出して器に盛る。
⑥ 鍋に残った煮汁に貝割菜を入れ、再び中火。
⑦ 煮立ったら、水溶き片栗粉を回し入れてトロミをつけ。盛りつけた豆腐にかける。
【1人分】130kcal
豆腐・大豆製品レシピ
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大庭英子さん情報
大庭英子(おおば えいこ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1952年生まれ
- 出身地:福岡県
- 職業:料理研究家
- 家族:非公開
- 経歴
- 研究家としての修業を経て独立
- 雑誌・テレビ・書籍などで活躍
- 料理教室を主宰し、家庭料理を中心に指導
- 料理スタイル:シンプルで実践的な家庭料理
- その他
- 『料理家歴40年プロが考えた 究極のはしょり飯』など著書多数
- 実用的でわかりやすいレシピが人気
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。