「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
「きょうの料理」放送開始50周年を記念して、2007年に放送をスタートしました。
【放送日】2025年9月29日(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理ビギナーズ
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:25-
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:25-
【企画名】秋の恵み「いも・かぼちゃ・きのこ」
【料理人】大庭英子
【料理名】ポテトサラダ/ジャーマンポテト
秋に美味しさが増す「いも・かぼちゃ・きのこ」の魅力を引き出すレシピを学ぶウィークであります。
まずは、毎日大活躍のじゃがいもの料理の基本をマスター。
ジャガイモについて
種類と特徴
- 球形に近い男爵と、細長いメークイン
- 男爵はホクホク
- メークインはきめ細かく、粘りがある
選び方
- 皮に傷やしわがあるもの、芽の伸びたもの、皮が緑色に変色しているものは避ける
- 凹凸が少なく、ツルリとして張りのあるものを選ぶ
保存法
- 水で洗い、しっかり乾かしてから保存
- 光が当たらないよう紙袋などに入れ、風通しのよい冷暗所に
- 2~3週間を目安に使いきる
その他
水にさらす
- ゆでたり、煮たりするときは、たっぷりの水に10分さらす
- 濁った水を捨て、サッとすすいで水けをきる
- 変色や煮くずれを防げる
水からゆでる
- 鍋にじゃがいもを入れ、浸るくらいの水を注いで中火
- 煮立ったら弱火にして蓋、柔らかくなるまでゆでる
熱湯でゆでる
- シャキッとした歯ごたえを残したいときは、熱湯に入れて堅めにゆでる。
「ポテサラ」
- 人気のポテサラ
- じゃがいもが熱いうちにフレンチドレッシングをからめると、冷める間に味がしっかりしみ込んでおいしくなる
男爵:大4個(600g)
フレンチドレッシング:大さじ2
きゅうり:1本(100g)
玉ねぎ:1/4個(50g)
ロースハム薄切り:4枚(60g)
@マヨネーズ:大さじ3~4
@塩・こしょう:各少々
塩
① ジャガイモの準備
・ ジャガイモ(600g)は芽を除いて3cm角、水に10分さらし、水けをきる。
・ 鍋に入れ、浸るくらいの水を加えて中火。煮立ったら弱火にし、蓋をして12~15分ゆでる。
・ 柔らかくなったら火を止めてザルに上げ、水けをきる。
・ ジャガイモを鍋に戻して弱火、焦げないように混ぜながら水けをとばす。
・ 表面が粉を吹いたら、火を止める。
・ ボウルに移し、熱いうちにドレッシング(大さじ2)をかけ、混ぜて冷ます。
② そのほかの準備
・ キュウリ(100g)は薄い輪切り。
・ 玉ねぎ(50g)は縦薄切り。
・ ボウルにキュウリと玉ねぎを入れ、塩(小さじ1/2)をふって混ぜ、10分おく。
・ しんなりしたらサッと洗い、水けを絞る。
・ ハム(60g)は3等分、8mm幅。
③ まとめ
・ 以上の具を混ぜ、@(マヨ大さじ3~4、塩・コショウ各少々)を順に加える。
【1人分】310kcal
「フレンチドレッシング」
(つくりやすい分量)
- 酢:1/3カップ
- オリーブ油(サラダ油):2/3カップ
- 塩:小さじ1
- こしょう:適量
をよく混ぜ合わせる
「ジャーマンポテト」
- 皮ごと焼いて、じゃがいもの風味を楽しむ
- 蓋の使い方と火加減で、じゃがいもはホクホク、ベーコンはカリカリ
メークイン:3個(350g)
にんにく:小2片
玉ねぎ:1/2個(100g)
薄切りベーコン:4枚(60g)
刻みパセリ:大さじ2
オリーブ油
塩・こしょう
① 下ごしらえ
・ ジャガイモ(350g)はよく洗って芽を除き、皮付きのまま縦6~8等分のくし形。水でサッと洗い、水けを拭く。
・ ニンニク(小2片)は縦半分。
・ 玉ねぎ(100g)は縦5mm幅。
・ ベーコン(60g)は2cm幅。
※ 炒めたり、焼いたりするときは、水にさらさず、サッと洗う程度で。
② フライパンにオリーブ油(大さじ1.5)を中火で熱し、ジャガイモ、ニンニクを入れてサッと炒める。
③ 蓋をして弱火、時々混ぜながら5~6分蒸し焼き。
④ 玉ねぎ、ベーコンを加えて中火、ベーコンがカリカリになってジャガイモに焼き色がついたら、塩(小さじ1/2)、コショウ(少々)、パセリ(大さじ2)をふって混ぜる。
【1人分】380kcal
秋の恵み「いも・かぼちゃ・きのこ」
「ポテトサラダ&ジャーマンポテト」
「長芋とエビの炒め物長芋のぽん酢醤油」
「さつまいもと鶏肉の甘酢炒め&さつまいものシナモンパウダー」
大庭英子さん情報
大庭英子(おおば えいこ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1952年生まれ
- 出身地:福岡県
- 職業:料理研究家
- 家族:非公開
- 経歴
- 研究家としての修業を経て独立
- 雑誌・テレビ・書籍などで活躍
- 料理教室を主宰し、家庭料理を中心に指導
- 料理スタイル:シンプルで実践的な家庭料理
- その他
- 『料理家歴40年プロが考えた 究極のはしょり飯』など著書多数
- 実用的でわかりやすいレシピが人気
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。