「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
「きょうの料理」放送開始50周年を記念して、2007年に放送をスタートしました。
【放送日】2025年9月30日(火)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理ビギナーズ
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:25-
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:25-
【企画名】秋の恵み「いも・かぼちゃ・きのこ」
【料理人】大庭英子
【料理名】長芋とエビの炒め物/長芋のぽん酢醤油
秋に美味しさが増す「いも・かぼちゃ・きのこ」の魅力を引き出すレシピを学ぶウィーク。
今回は、シャキシャキ食感でおなじみの長芋が登場。
じっくり加熱でホックホク。切る・たたくなど下ごしらえや調理法によって異なる味わいを楽しむ回であります。
長芋について
特徴
- 長芋は山芋の一種
- 生でも食べられ、水分が多くてシャキシャキした食感とぬめりが特徴
- いちょうの葉のような形のものは、いちょう芋(大和芋)で、同じく山芋の一種。粘りが強く、とろろでおなじみ
選び方
- まっすぐでふっくらとしたものが◎
- 皮が白く、傷のないものが◎
- 切ってあるものは切り口の白いものが新鮮
保存法
- 乾燥しないようポリ袋に入れ、冷蔵庫に入れてみずみずしさをキープ
- 切り口を袋に密着させるよう空気を抜いて口をしっかり閉じる
- 3~4日間目安
下ごしらえ
- 使いやすい長さに切って立てて切る
- 立てることで安定し、滑りにくくなる
「長芋とエビの炒め物」
- 弱火でじっくり火を通した長芋は、水けが抜けてホックホク
- プリプリのえびと炒め合わせ、あっさり塩味で
長芋:350g
むきえび:100g
@酒:大さじ1
@塩:小さじ1/4
@こしょう:少々
片栗粉:大さじ1/2
油:大さじ1.5
① 下ごしらえ
・ 長芋(350g)はピーラーで縦に皮をむき、4cm長さ、縦6~8等分に。
・ エビ(100g)は背ワタを竹串で除き、水でサッと洗って水けを拭き、片栗粉(大さじ1/2)をまぶす。
② フライパンに油(大さじ1)を中火で熱し、長芋を入れてサッと炒める。
③ 蓋をして弱火、途中1~2回返しながら、5~6分蒸し焼き。
※ 長芋は焦げやすいので、蓋+弱火でじっくり火を通す。
④ 薄い焼き色がついたら火を止めて取り出す。
⑤ 同じフライパンに油(大さじ1/2)を加えて中火、エビを入れて弱めの中火。
⑥ エビに火が通り色が変わったら、@(酒大さじ1、塩小さじ1/4、コショウ少々)を順にふる。
⑦ 長芋を戻し入れ、サッと炒め合わせる。
【1人分】230kcal
「長芋のぽん酢醤油」
- たたいた長芋は、シャキシャキとトロトロが同時に味わえる
長芋:250g
ぽん酢醤油:大さじ2~3
青のり粉:少々
① 長芋(250g)は皮をむいて長さ半分、縦4等分。
② ポリ袋に入れ、袋の上から麺棒でたたいて食べやすい大きさにする。
※ 表面に凹凸ができるので、調味料がからみやすい。
③ 取り出して器に盛り、ポン酢醤油(大さじ2~3)を回しかけて青のり粉(少々)をふる。
【1人分】80kcal
秋の恵み「いも・かぼちゃ・きのこ」
「ポテトサラダ&ジャーマンポテト」
「長芋とエビの炒め物長芋のぽん酢醤油」
「さつまいもと鶏肉の甘酢炒め&さつまいものシナモンパウダー」
大庭英子さん情報
大庭英子(おおば えいこ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1952年生まれ
- 出身地:福岡県
- 職業:料理研究家
- 家族:非公開
- 経歴
- 研究家としての修業を経て独立
- 雑誌・テレビ・書籍などで活躍
- 料理教室を主宰し、家庭料理を中心に指導
- 料理スタイル:シンプルで実践的な家庭料理
- その他
- 『料理家歴40年プロが考えた 究極のはしょり飯』など著書多数
- 実用的でわかりやすいレシピが人気
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。