「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025.9.3(水)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】おおらか和食
【料理人】笠原将弘
【料理名】砂肝と長芋の黒こしょう炒め
「和食はもっとおおらかでいい」は、笠原将弘さんの人気シリーズです。
今回は、晩夏から初秋にかけての味わい深い和食について、家庭で気軽に実践できるプロのワザを学びます。
この回紹介されたレシピ
「とうがんと鶏肉のみそ汁」
「砂肝と長芋の黒こしょう炒め」
「秋のさけフレーク」
「砂肝と長芋の黒こしょう炒め」
- 砂肝は家庭ではなじみが薄いけれど、意外と扱いやすい食材
- コリッとした独特の食感が◎
- 塩と黒こしょうのシンプルな味つけがよく合う
砂肝:200g
長芋:200g
ねぎ:1/2本(50g)
@酒:大さじ1
@みりん:大さじ1
@塩:小さじ1弱
@おろししょうが:
小さじ1/2
くし形レモン:適量
酒
サラダ油
粗挽黒こしょう
① 砂肝の準備
・ ボウルに砂肝(200g)を入れて酒(大さじ1)を加え、よくもみ込む。
・ 鍋に湯を沸かして砂肝を入れ、12分下ゆで。
※ 砂肝は下ゆでして柔らかくすれば、銀皮を取ったり、切り込みを入れたりなどの下ごしらえは不要!
・ 冷水にとってしっかり洗い、水けをよく拭いて一口大に切る。
② そのほかの準備
・ 長芋(200g)は洗って皮付きのまま1cm厚さのいちょう形。
・ ネギ(50g)は斜め薄切り。
③ フライパンにサラダ油(大さじ1)を中火で熱して長芋を入れ、両面にこんがり焼き色をつける。
④ 砂肝とネギを加えて炒め合わせ、ネギがしんなりしたら@(酒・みりん各大さじ1、塩小さじ1弱、おろしショウガ小さじ1/2)を加えて炒め合わせる。
⑤ 器に盛って黒コショウをたっぷりふり、レモンを添える。
【1人分】240kcal 塩分2.6g
砂肝のプチ情報
砂肝(すなぎも)について簡単にまとめました。
- 砂肝は、鳥類の消化器官「砂嚢(さのう)」の壁の筋肉部分を食用としたもの
- 厚く発達した筋肉で構成され、食べ物をすり潰す役割を持つ。主に鶏、アヒル、七面鳥などの家禽で利用される
- コリコリとした歯ごたえが特徴で、ホルモン類の中では臭みが少ない。焼き鳥や炒め物などで人気がある
- 脂肪が少なく高たんぱく。鉄分も含まれており、ヘルシーな部位とされる
- ビタミンB群(特にB12)、亜鉛、セレンなどのミネラルが豊富
- ナイアシンやパントテン酸も含み、エネルギー代謝を助ける栄養素として注目されている
笠原将弘さん情報
笠原将弘(かさはら まさひろ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1972年9月3日
- 出身地:東京都品川区
- 職業:料理人、『賛否両論』オーナーシェフ
- 家族:3人の子(娘2人、息子1人)
- 経歴
- 東京都立南高等学校卒業後、「正月屋吉兆」で9年間修業
- 実家の焼き鳥店「とり将」を一時継いだ後、2004年に「賛否両論」を開店
- 料理スタイル:卓越した料理センスから生み出される独創的な和食
- その他
- NHK「きょうの料理」や民放の料理番組などに多数出演
- 食育活動にも熱心で、学校や地域での講演実績もあり
- 出版したレシピ本は多数あり、多くが重版されている人気作
- 『賛否両論』という屋号には「万人に好かれなくていい。自分の料理とやり方を好きだと言ってくれる人が来てくれれば」という想いが込められている
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!