「キユーピー3分クッキング」は、毎日の献立作りに役立つ、簡単で便利なレシピを提供する料理番組です。なんと1963年から続いています。
料理初心者から上級者まで、料理の知識を深めたい方や新しいレシピを探している方に、ドンピシャな番組であります。
ちなみに、番組開始当初は5分間の番組で、CMを除いた放送時間が正味「3分」だったそうです。
【放送日】2025年12月6日(土)
【放送局】日本テレビ系
【放送時間】月~土 11:45-11:55
【番組名】キューピー3分クッキング
【企画名】年末年始のおもてなし
【料理人】狐野扶実子
【料理名】鶏と栗のフリカッセ
12月は、狐野扶実子さんによる年末年始のおもてなし企画です。
狐野さんレシピ
「鶏と栗のフリカッセ」
「鶏と栗のフリカッセ」
- フリカッセ(fricassée)は「白い煮込み」とも呼ばれるフランスの伝統的な家庭料理
- 鶏肉や野菜をバターで炒めてから、クリームソースで煮込む
- 見た目はクリームシチューに似ているが「炒めてから煮る」工程で、香ばしさとコクが引き出される
- 食材の焼き色が濃くならないよう注意
鶏もも肉:2枚(550g)
塩:小さじ3/4
こしょう:少々
小麦粉:少々
玉ねぎ:1/2個(100g)
マッシュルーム:7~8個(120g)
むき甘栗:100g
塩:一つまみ
白ワイン:大さじ4
水:1カップ
生クリーム(乳脂肪分35~36%):60mL
刻みパセリ:適量
無塩バター
オリーブ油
① 下ごしらえ
・ 鶏肉(550g)は筋や余分な皮を除き、塩(小さじ3/4)をふって10分おく。
・ 玉ねぎ(100g)は外側と内側に分け、外側は縦半分、内側と一緒に横薄切り。
・ マッシュルーム(120g)は、軸とかさに分ける。軸はつぶして横薄切り、かさは半分に切る。
② 鶏肉の水気をふいて1枚を4等分に。皮目を下にして身側にコショウをし、小麦粉を茶こしで薄くふる。
※ 身だけに小麦粉をふることで、軽やかな味わいに。
③ フライパンに皮目を下にして重ならないように鶏肉を並べる。
※ 油は引かない。
④ 触らず、軽く焼き色がつくまで焼く。返して同様に焼きつけ皿に取り出す。
⑤ フライパンを傾け、余分な脂をペーパーで拭きとる。
⑥ 水(大さじ2)を入れ、フライパンについたウマミを煮溶かし、ゴムベラでこそげてとりおく。
⑦ フライパンをキレイにふいてバター(10g)を溶かし、マッシュルームのかさを切り口を下にして焼く。
⑧ 焼き色がついたら返して端に寄せ、甘栗を加えてサッと炒める。とり出して、マッシュルームと分ける。
⑨ フライパンに水(大さじ2)を入れ、フライパンについたウマミを煮溶かし、ゴムベラでこそげてとりおく。
⑩ 同じフライパンにオリーブ油(大さじ1)を熱し、玉ねぎ、マッシュルームの軸、塩を入れて炒める。
⑪ 途中で水(大さじ1)を加え、玉ねぎがやわらかくなり水気がなくなるまで、焼き色をつけないように炒める。
⑫ 白ワイン(大さじ4)を加え、火を少し強めて煮詰めて鶏肉を戻し入れる。
⑬ とりおいたこそげ汁を加え、水(1カップ)を鶏肉の高さの2/3まで注ぐ。
⑭ 煮立ったら蓋をして弱火、ときどき煮汁をかけながら鶏肉がやわらかくなるまで15~20分煮る。
⑮ 蓋をはずして甘栗を加える。甘栗が温まったら生クリームを加えてひと煮、マッシュルームを汁ごと加える。
⑯ 中火にし、マッシュルームが温まるまで煮て火を止める。
※ レモン汁(少々)を加えると味が引き締まる。
⑰ 器に盛り、パセリをふる。
【1人分】434kcal 塩分1.7g
狐野扶実子さん情報
狐野 扶実子(この ふみこ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1969年8月25日
- 出身:東京都
- 経歴
- 1997年、パリの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」首席卒業
- パリの三ツ星レストラン「アルページュ(Arpège)」で副料理長
- 2001年以降、パリを拠点にVIPの出張料理人として世界各国で料理を提供
- パリの老舗食料品店/レストラン「FAUCHON」でエグゼクティブ・シェフ
- JAL国際線のファースト/ビジネスクラス機内食メニューの監修や開発
- 「La cuisine de Fumiko(ラ・キュイジーヌ・ド・フミコ)」などの著作があり、グルマン世界料理本大賞(Gourmand Awards)などで評価を受けている
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!


