「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
「きょうの料理」放送開始50周年を記念して、2007年に放送をスタートしました。
【放送日】2025.4.16(水)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理ビギナーズ
【放送時間】Eテレ月~水曜 21:25-
【再放送】Eテレ火・水・翌月曜 11:25-
【企画名】五感で味わう!いまどき春レシピ
【料理人】藤野嘉子
【料理名】春キャベツで肉野菜炒め/春キャベツとあさりのみそ汁
炒めもの奥義
炒める順番
複数の食材をベストの状態で炒めるには、順番を守ること。
食材を4グループに分けて入れるとおいしく仕上がる。
1.香味野菜
しょうがやにんにくなど、香りの出る野菜
2.肉や魚介
しっかり火を通したい肉や魚介
3.堅い野菜
キャベツの軸、絹さやなど、堅めのもの
4.柔らかい野菜
キャベツの葉の部分や、もやし、レタスなど
炒め物グレードUP術
- 豚肉にしっかり下味をつけること
- 野菜の炒め加減
慌てず、手早く、大きく炒める!
「春キャベツで肉野菜炒め」
豚こま肉:150g
春きゃべつ:2~3枚(150g)
もやし:150g
@酒:小さじ1
@醤油:小さじ1
しょうが:5g
油
塩・こしょう
酒
醤油
① 下ごしらえ
・ キャベツ(150g)は太い軸を切り離す。葉は2cm四方、軸は斜め薄切り。
・ ショウガ(5g)はせん切り。
・ 豚肉(150g)は3cm長さ。@(酒:小さじ1、醤油:小さじ1)を加えて肉を広げながらからめ、下味をつける。
・ もやし(150g)はたっぷりの水で洗い、ザルに広げて水気をきり、キッチンペーパーで押さえて水けを拭く。
② フライパンに油(大さじ1)とショウガを入れ、中火でじっくり炒める。
③ 香りがたったら豚肉を加え、ほぐしながら炒める。
④ 肉の色が変わったら、キャベツの軸を加えてサッと炒め、葉を加えて、広げながら炒める。
⑤ 油が回ったら、もやしを加えて強めの中火、上下返しながらサッと炒める。
⑥ 塩・コショウ(各少々)を加え、酒(大さじ1)を加えて大きく混ぜる。
⑦ 醤油(大さじ1/2)を回し入れ、底から返すように混ぜる。
⑧ 酒が蒸発し、醤油の香りがたったら火を止める。
【1人分】310kcal
「春キャベツとあさりの味噌汁」
- 旬のあさりと春キャベツは相性◎
- あさりは水から入れることで、ウマミが出てだし要らず。
殻付きあさり:200g
春きゃべつ:2枚(100g)
塩
みそ
① アサリは塩水(水カップ1に塩小さじ2/3)を浸るくらい注いで新聞紙をかぶせ、涼しい場所に1時間おいて砂抜き。
② 塩水をきり、殻をこすり合わせてよく洗い、水けをきる。
③ キャベツ(100g)は軸を切り落とし、2~3cm四方に切る。
④ 鍋にアサリと水(2カップ)を入れて中火、煮立ったらアクを除き、キャベツを加える。
⑤ キャベツがしんなりしてアサリの口が開いたら火を止める。
⑥ 味噌(大さじ2)を溶き入れる。
【1人分】60kcal
いまどき春レシピ
「ハンバーグ&春野菜のグラッセ」
「春色オムレツ&じゃがいものミルクスープ」
「春キャベツで肉野菜炒め&春キャベツとアサリのみそ汁」
藤野嘉子さん情報
藤野嘉子さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日: 1957年5月30日
- 出身地: 東京都
- 職業: 料理研究家
- 家族
- 夫:フレンチレストラン「カストール」のシェフ、藤野賢治さん
- 子ども:3人(※詳細は非公開)
- 経歴
- 学習院女子高等科卒業
- 香川栄養専門学校製菓科 卒業
- 在学中から「キユーピー3分クッキング」にアシスタントとして参加
- 卒業後、料理研究家の助手を経て、1985年に独立
- 雑誌・テレビ・料理講習会などで幅広く活動
- 料理スタイル
- 和食をベースに、洋食・中華も含めた家庭料理全般
- シンプルで自然体、日常の中で実践できる「心があたたまる料理」を提案
- その他
- 夫とともに料理教室「ふじの食堂」を主宰(不定期開催)
- 暮らしやすさを重視し、小さな住まいでの丁寧な生活を実践
- 多数の料理本・エッセイも出版しており、温かみのある文体で人気
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。