「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
2007年に放送を開始しました。
【放送日】2025.1.22（水）
【放送局】NHK
【放送時間】月~水曜 21:25- 再放送有
【番組名】きょうの料理ビギナーズ
【企画名】味をしみこませて「煮魚」
【料理人】河野雅子
【料理名】ぶり大根／かれいのおろし煮
フライパンは煮物が得意
- フライパンは底が広く、火に当たる面積が鍋より大きいので、早く均一に火が通る。
- 煮汁が蒸発しやすく、煮詰めて仕上げるのも◎、具材に早く味がしみ込む。
- 表面加工のフライパンが焦げつきにくくて◎
- 大小２つあると重宝、大(直径24～26cm)、小(直径18～20cｍ)
落とし蓋について
- 少ない煮汁を全体に行き渡らせるために、食材に直接のせて使う小さい蓋のこと。
- 市販品のほか、オーブンペーパー、アルミホイルなどを鍋やフライパンの口径より一回り小さい円形に切り、中央に穴を開けて使っても。
「ブリ大根」
脂ののったぶりのうまみが、柔らかな大根にしみ込む。
先に大根を煮てから、ブリ→調味料を加える。
ぶり切り身：2切れ(250g)
大根：300g
しょうが：15g
＠酒：カップ1/2
＠砂糖：大さじ1
＠みりん：大さじ1
＠醤油：大さじ2
塩
① ブリ(250g)は1切れを3等分。ザルに並べて塩(少々)をふり、5分おく。熱湯を回しかけて湯をきる(霜降り）
※ クセが出にくく、煮くずれしにくい。
② ショウガ(15g)はよく洗って皮をむく。せん切りにして水につけ、濁ったら水をかえながら5分さらし、水けをきる。
※ 皮はとっておく。
③ 大根(300g)は縦四つ割りから斜め半分。
④ 小さめのフライパンに大根を入れ、水(1.5カップ)を注いで中火。
⑤ 煮立ったら弱めの中火で5分煮る。ショウガの皮とブリを加え、さらに1分煮る。
⑥ ＠を順に入れて中火、煮立ったら落とし蓋をして、弱めの中火で7分煮る。
⑦ 大根に竹串を刺してスーッと通ったらOK。煮汁が多ければ落とし蓋を外し、強めの中火で煮詰める。
⑧ ショウガの皮を除いて器に盛り、ショウガのせん切りをのせる。
【1人分】410kcal
「かれいのおろし煮」
- たっぷりの大根おろしを入れた煮汁をカレイにからめて。
- 魚はかじきやさわらでも同様につくれる。
かれい切り身：2切れ(300g)
大根：150g
しょうが：15g
＠酒：1/4カップ
＠醤油：大さじ1.5
＠砂糖：小さじ2
水溶き片栗粉
片栗粉：小さじ1
水：大さじ1
細ねぎ ：適量
① 下ごしらえ
・ 細ネギ(適量)は小口切り。
・ 大根(150g)はすりおろす。
・ ショウガ(15g)はよく洗って皮をむき、すりおろす。皮はとっておく。
② フライパンに水(3/4カップ)、＠、ショウガの皮を入れて中火。
③ 煮立ったらカレイ(300g)を加え、煮汁をスプーンでかけながら煮る。
④ 落とし蓋をし、弱めの中火で5分、煮汁が半分になるまで煮る。
※ カレイは返すと崩れやすいのでで、煮汁をかけながら煮る。
⑤ 落とし蓋を外し、水溶き片栗粉を混ぜ合わせて加え、軽く混ぜてトロミをつける。
⑥ 大根おろしを汁ごと加え、煮立ったら火を止める。
⑦ ショウガの皮を除いて器に盛り、おろしショウガをのせ、細ネギを散らす。
【1人分】240kcal
フライパンで簡単！煮物＆蒸しおかず
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河野雅子さん情報
河野雅子さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日: 1963年2月22日
- 出身地
- 職業: 料理研究家
- 家族: 4人家族（夫と一男一女）
- 経歴
- 日本女子大学食物学科卒業後、料理研究家の道を歩む
- 母親が料理学校を主宰していたため、幼少期から料理に親しんできた
- 一男一女の子育てをしながら研鑽を積み、現在に至る
- 料理スタイル: 家庭的で作りやすい料理を提案し、手に入りやすい食材を使ったレシピを多く紹介しているのが特徴
- その他: NHK「きょうの料理ビギナーズ」の監修を担当しており、幅広い層から支持を集めている
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
