「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025.7.2(水)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】ふつうにおいしいもん
【料理人】土井善晴
【料理名】ゴーヤーチャンプルー
土井先生は
「毎日食べても飽きることのない、持続可能な家庭料理のあり方」を追求しておいでです。
「ふつうにおいしいもん」は、安定の定番料理を、つくりやすいレシピで自分のものにし、おいしくする知恵を授けてくださる人気シリーズであります。
土井節「お料理で苦しむなんて時代遅れやぞ~!」
この回紹介されたレシピ
「ゴーヤーチャンプルー」
「にらレバ炒め」
「ゴーヤーチャンプルー」
同時期にたっくさんいただく野菜№1.ゴーヤー。もてあましがち(個人の感想です)
グリーンカーテン万歳♪
ゴーヤーの苦み問題について、土井先生からありがたいお言葉が↓
「苦いの嫌いやったら食べなきゃいいんです。そんな苦労して食べなくても他にもいい野菜ある(笑)」
元気なゴーヤー料理の一番は、総合的に見て沖縄のチャンプルーだと思う
土井流調理のコツは、食材は別々に焼き炒め、動かさず、卵でまとめる
材料には六分どおり味をつけ、八分どおり火を通すと、仕上がりはちょうどよくなると思います
豆腐も卵もデカい!美しい!グズグズこまこま見た目の悪いヤツ(←失礼)とはダンチ!
ゴーヤ:1本 (250g)
豚しょうが焼き用:120g好みの部位でOK
木綿豆腐:1丁 (300g)
卵:2個
植物油
塩・こしょう
醤油
① 下ごしらえ
・ ゴーヤー(250g)は半割り、種とワタを除き6~7mm厚さに。
※ 薄いほうが苦みがやわらぐ。
・ 豚肉(120g)は食べやすく切る。
・ 卵(2個)は溶きほぐす。
・ 豆腐(300g)は表面の水分を押さえる。
② フライパンに油(大さじ1/2ほど)を温め、豆腐をちぎり入れて強めの火加減で焼きつける。混ぜない。
※ フライパンが汚れない物から順に炒める。
※ 「混ぜるいうのは、温度を下げること」
③ 軽く塩(6割くらい)をし、焼き色がついたら上下返してさらに焼き、芯まで熱くなるように火を通して取り出す。
「壁際に寝返りを打つように返す」
④ フライパンにゴーヤーを広げ入れ、油(大さじ1)を足して中火。
⑤ 軽く塩をし、焼き色をつけて上下返し、少ししんなりしたら取り出す。
※ 「ガリガリの点々が一つか二つとれるくらいがいい」「透明感」「混ぜないと水出ぇへんでしょ?」
⑥ フライパンに油(大さじ1/2ほど)を足し、豚肉を広げ入れ、塩・コショウ(各適量)して炒める。
※ 6割方の味付け。コショウ多めがおススメ。
⑦ 焼き色がついたらゴーヤー、豆腐を戻し入れる。
⑧ 鍋肌から醤油(適量)を回し入れて香りづけし、火を強めて溶き卵を2回に分けて加え、卵で具材をくるむように鍋返しして器に盛る。
【1人分】230kcal 塩分1.8g
土井善晴さん情報

土井善晴(どい よしはる)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1957年2月8日
- 出身地:大阪府
- 職業:料理研究家、フードプロデューサー
- 家族
- 父:料理研究家・土井勝さん
- 母:家庭料理研究家・土井信子さん
- 経歴
- 明星高等学校、芦屋大学教育学部産業教育学科を卒業
- スイスとフランスでフランス料理を学ぶ
- 大阪「味吉兆」で日本料理の修業を積む
- 1992年に「おいしいもの研究所」を設立
- 料理スタイル
- 「一汁一菜」を提唱し、日常の家庭料理の大切さを重視
- ごはんと具だくさん味噌汁を基本とし、日本の伝統的な食事を支える姿勢
- その他
- 十文字学園女子大学特別招聘教授
- 東京大学先端科学技術研究センター客員研究員
- 2022年、文化庁長官表彰
- 映画「土を喰らう十二ヶ月」の料理監修を担当
- 「一汁一菜でよいという提案」など、家庭料理に関する著書多数
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!