「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2025.3.26(水)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木 11:05~11:29
【企画名】おばんざいの知恵「春のおかず」
【料理人】杉本節子
【料理名】高野豆腐の肉詰めと菜の花の煮物
この回紹介された3品
「高野豆腐の肉詰めと菜の花の煮物」
「焼き麩とえびの炒め」
「魚肉ソーセージのレモンマヨソース」
「高野豆腐の肉詰めと菜の花の煮物」
- つくね生地をはさんだ高野豆腐は、ふっくらジューシー。
- 菜の花を添えて春らしさをプラス。
高野豆腐:3枚
つくね生地
鶏ひき肉:120g
木綿豆腐:40g
溶き卵:1/2個分
おろししょうが:5g
細ねぎ(小口切り):5本分
小麦粉:大さじ1
砂糖:小さじ1.5
薄口醤油:小さじ1/2
塩:小さじ1/4
こしょう:少々
@水:1カップ
@昆布(3cm四方):1枚
@砂糖:大さじ1
@みりん:大さじ1
@薄口醤油:小さじ2
@塩:小さじ1/5
菜の花:6~8本(50g)
にんじん:30g
塩
サラダ油
① 高野豆腐(3枚)は袋の表示どおりに水につけて戻し、水けを絞る。
※ 途中で上下返し、全体に水を含ませて戻す。
※ よく水気を絞り、再度水に数分つけて水けを絞ると、クセがやわらぐ。
② 横半分に切り、長辺の厚みの中央に切り込みを入れ、反対側まで切り込みを通す。
※ 両方からつくね生地を詰める。
③ 菜の花(50g)は茎の堅い部分を切り落とす。ニンジン(30g)はピーラーで5~6cm長さのリボン状に。
④ 鍋に湯を沸かして塩(湯量の1%)を加える。
⑤ 菜の花はサッと、ニンジンは3~4分ゆでてそれぞれ冷水にとり、水けをきる。
⑥ つくね生地をつくる
・ ボウルにすべての材料を入れ、粘りが出るまで練り合わせ、6等分。
⑦ 高野豆腐の切り込みにつくね生地を詰め、はみ出した表面を整える。
※ 高野豆腐からはみ出るほどたっぷり詰めて、ボリュームある仕上がりに。
⑧ フライパンにサラダ油(大さじ2)を強めの中火で熱し、立たせて切り口の面から焼く。
※ 煮る前に焼くことで煮くずれを防ぎ、香ばしさとコクが生まれる。
⑨ 軽く焼き色がついたら上下返し、両面こんがり焼く。広い面も両面軽く焼く。
⑩ @を加えて落とし蓋、鍋蓋もして5分煮る。上下返してさらに5分煮る。
⑪ 高野豆腐の脇に菜の花とニンジンを加え、サッと煮る。
⑫ 高野豆腐は食べやすく切って器に盛り、菜の花とニンジンを添え、煮汁をかける。
【1人分】300kcal 塩分2.0g
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杉本節子
- 生年月日:非公開
- 出身地:京都府
- 職業:料理研究家、京町家「杉本家」十代目当主
- 経歴
- 短大を卒業後、調理師専門学校へ
- フランス料理情報誌のライターや食品メーカーのメニュー開発に携わる
- 京町家「杉本家」の維持・継承活動に従事、公益法人奈良屋記念杉本家保存会の常務理事兼事務局長を務める
- 京都府の「きょうと食いく先生」や「京の食文化」アドバイザーとして活動
- ほか
- 京の食文化を研究、「おばんざい」を中心に、日本の伝統的な家庭料理を提案
- ムダを出さずに食材を使い切る合理的レシピの提案
おしまいに
「京都の人は、乾物や豆腐など、一年中手に入る“時知らず”の食材を日々の食事にとり入れています。(中略)ポイントは、旬の野菜を上手に組み合わせることです」
…いや京都じゃなくても年がら乾物使いますけどね。
なんかそういうところがね。
最後までお付き合いくださりありがとうございました!