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11/27【トリセツショー】鶏むね肉の取説|1分でやわらかジューシー魔法の液体・手タンブリング

レシピ
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あしたが変わるトリセツショー」は、食・健康・生活など、あらゆるテーマを最新科学と実験・調査に基づいて解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」(取扱説明書)を視聴者に提供する、大まじめなバラエティ番組です。

毎回「あしたがちょっと幸せになるお得ワザ」をたくさん紹介しています。

【放送日】2025年11月27日(木)
【放送局】NHK
【本放送】木曜 19:30~20:15
【再放送】翌水 23:50-0:35
【番組名】あしたが変わるトリセツショー
【企画名】
【ゲスト】紅しょうが・田中直樹

>>関連タグトリセツショー   

今回は「鶏むね肉」のトリセツです。

  • 食肉研究のプロも驚く新ワザ
  • 調理前の1分で手軽に「やわらかジューシー」が!
  • 焼き・蒸し・揚げ、すべての料理で大活躍
  • 「ある成分」による疲労回復や認知症の予防まで期待されている
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むね肉パサパサ問題

  • 鶏もも肉
    • 歩くための筋肉
    • 赤身が多く持久力に優れている
    • 脂肪も多く加熱しても水分が逃げにくい
  • 鶏むね肉
    • 羽ばたくための筋肉
    • 白身が多く瞬発的に大きな力を発揮
    • 脂肪が少なく加熱したとき水分が抜けやすい

手タンブリング

  • 鶏むね肉が1分でジューシーになるワザ
  • 企業が行っている「加水」 と「タンブリング (=肉をもみこむ)」ワザを「牛乳」を使って「手でタンブリング」 することで再現
  • 牛乳のニオイも残らず
材料(扱いやすい分量)

皮なし鶏むね肉:300g
牛乳:大さじ3(肉の量の15%)
塩:1.5~3g(肉の量の0.5~1%)

作り方

① 鶏肉は食べやすい大きさにカット。
② 材料をボウルに入れ、両手で1分もみ込む。
※ リズムよくちゃちゃっともみ込む。
③ 牛乳を吸い込み、ボウルの液体がなくなったら完成。
※ 3cm角に切った鶏肉なら片栗粉をまぶして180℃4分揚げる。

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なぜ牛乳?

なぜ牛乳が効果的なのか?

  • 牛乳は「脂肪球 (アブラ)」 と 「カゼイン(タンパク質)」というマイナスの電気を持っている。水にはない。
  • タンブリングすると、毛細管現象で牛乳が筋線維の間にしみ込み、脂肪球とカゼインのマイナス同士が反発しあい、狭い空間を押し広げ、液体が入り込むスペースを生む(仮説)
  • 結果、通常より多くの水分を蓄えられる
  • 牛乳は水の5倍以上吸収された!
  • 牛乳のグルタミン酸+鶏むね肉のイノシン酸でウマミ↑

鶏肉の健康効果

鶏肉の驚くべき健康効果。

①疲労軽減

  • 疲労回復によいとされる食品成分23種類を徹底比較調査した結果、最も疲労軽減効果が高かったのが、鶏肉に多く含まれるイミダゾールジペプチド
  • イミダゾールジペプチドは渡り鳥の体に多く含まれている
  • ヒト試験でもこの成分の効果は顕著
  • 毎日70g程度摂取
    • サラダチキンバーおよそ1本
    • 市販の鶏むね肉およそ1/4

②認知症との関係

  • 日常的にイミダゾールジペプチドを多く摂取している人は5年後の認知症発症率が低いことが明らかに
  • なぜこうした効果を発揮するのか、そのメカニズムはほとんどわかっていない
  • が、イミダゾールジペプチドが腸の神経を刺激し、脳へ信号を送って脳を活性化させている可能性がある
  • 毎日100g程度摂取
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レシピ集

イミダゾールジペプチドを最も効率的に摂取できるのは「鶏むね肉」の「焼き」。
水溶性なので、汁ごと全部食べる料理も良い(スープ)。

レンチン「蒸し鶏サラダ」

材料(2人分)

皮なし鶏むね肉:300g
牛乳:大さじ3(肉の量の15%)
塩:1.5~3g(肉の量の0.5~1%)
好みの野菜:適量
ドレッシング:適量

作り方

① 1枚まるごと手タンブリングする。
② むね肉を耐熱皿に入れてラップ、500Wで4分レンチン。
③ 取り出して裏返し、さらに2分半~3分チンして、中までしっかり火を通す。
④ レンジから取り出して10分休ませた後、
細かく割き、野菜とドレッシングを添える。

「タンドリーチキン」

材料(2人分)

皮なし鶏むね肉:300g
牛乳:大さじ3(肉の量の15%)
塩:1.5~3g(肉の量の0.5~1%)
オリーブ油:適量
水:大さじ2
好みの野菜:適量
【つけだれ】
ケチャップ:大さじ1
中濃ソース:大さじ1
砂糖:小さじ2
カレー粉:小さじ2
おろしにんにく:小さじ1

作り方

① 下ごしらえ
・ 鶏むね肉は3等分。
・ 手タンブリングする。
② ①につけダレを入れて混ぜ、よくもみ込む。
③ フライパンにオリーブ油を加え、むね肉の皮を下にして弱めの中火3分焼く。
④ 裏返して蓋、さらに3分焼く。
⑤ ボウルに残ったつけダレを加えてフライパンに加え、弱めの中火1~2分絡めながら加熱。
⑥ 焼き上がったら食べやすい大きさに切り、 好みの野菜とともに皿に盛る。

「バターロール」

材料(2人分)

皮なし鶏むね肉:300g
牛乳:大さじ3(肉の量の15%)
塩:1.5~3g(肉の量の0.5~1%)
バター:10g
バジル:4~5枚
小麦粉:適量
オリーブ油:小さじ2

作り方

① 鶏むね肉の真ん中に切り込みをいれて左右に開き(観音開き)、格子状に軽く切り込みを入れる。
② 1枚まるごと手タンブリングする。
③ まな板にむね肉を乗せ、 バジルバターを並べて包み込むように巻き、巻き終わりを5~6カ所ほど爪楊枝で留める。
④ 巻き終わりに、小麦粉をつける。
⑤ フライパンにオリーブ油を加えて中火にかけ、巻き終わりを下にして5分焼く。
⑥ 全体に焼き色がついたら、むね肉を耐熱皿に入れ、ラップをして500Wで3分半~4分レンチン。
⑦ そのまま5分余熱を入れる。
※ 中心まで火が通っていない場合は追加で30秒ずつ加熱。

    注意

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    おしまいに

    鶏むねさま、最近値上がりしてつらいっす。

    最後までお付き合いくださりありがとうございました!

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