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4/10【トリセツショー】糖化の取説|アンチエイジング

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あしたが変わるトリセツショー」は、食・健康・生活など、あらゆるテーマを最新科学と実験・調査に基づいて解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」(取扱説明書)を視聴者に提供する、大まじめなバラエティ番組です。

毎回「あしたがちょっと幸せになるお得ワザ」をたくさん紹介しています。

【放送日】2025.4.10(木)
【放送局】NHK
【放送時間】木曜 19:30~20:15 再放送有
【番組名】あしたが変わるトリセツショー
【企画名】糖化
【MC】石原さとみ

>>関連タグトリセツショー   

今回は「糖化」のトリセツです。

人はなぜふけるのか?
寿命を左右するという糖化。
その対策とは?

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糖化は万病の元

糖化とは?

糖化とは
たんぱく質と糖が結びついて体がコゲること! 

  • 糖化」は美容や老化のみならず、寿命にも深く関係している。
  • 人体の多くはたんぱく質でできている。筋肉や、骨、臓器、皮膚、爪などの主成分もたんぱく質。
  • そこに血液中の余分な糖が結びついて、たんぱく質が固く茶色く変色してしまう現象が「糖化
    • 肉が熱で茶色く変化する焦げと似たようなもの。
  • ヒトの体温によって長い時間をかけて起こる。
  • 糖化によって変化したたんぱく質はAGE(終末糖化産物)と呼ばれ、一度できてしまうと元に戻りにくい老化の原因物質。
  • 糖化
    • 皮膚で起こればシミシワといった肌の老化
    • 骨で起これば骨粗しょう症
    • 脳で起これば認知症脳梗塞
    • 目で起これば瞼裂斑(白目にできたシミ)
      →特殊な機械がなくても自分の糖化が見えるのがコレ!
    • その他心血管疾患動脈硬化腎臓病肝臓病糖尿病がんにもAGEが深く影響しているのではと言われている。

寿命を予測?

  • AGEの蓄積度が高いグループは低いグループに比べて、糖尿病や心臓病になるリスクは3倍、死亡リスクは5倍になることが判明。
  • コレステロールや血圧などの数値とは関係なく、AGEが高いだけで死亡リスク↑
  • 体の糖化度であるAGEを測定することは、病気や老化、死亡のリスクを最も正確に予測できる可能性が。
    • 糖化測定器は寿命測定器

※ 医療施設において「糖化測定器」でAGEが測定できる!
※ かかりつけの医師に相談するか、「糖化測定器 導入施設」を調べよう。

糖化しやすいのはどんな人?

  • これまでは、糖尿病など体内の糖に異常がある人にAGEがたまりやすいとされてきた。
  • 近年、血糖値が正常でも糖化が進んでいる場合があることが分かってきた。
  • 体内がどんな状態になったら糖化するかは、まだ分からないところも多い。
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隠れ糖化リスク

食後高血糖

・健康診断では血糖値は正常と診断され
・食習慣や運動習慣も特に問題ない
しかし「糖化年齢が実年齢よりも高い」人が!

  • 食後に血糖値が180mg/dLを超える要注意
  • 一般的な健康診断では「空腹時血糖」を測るため、食後に急上昇する食後高血糖は、気付にくい「隠れ高血糖」とも呼ばれる。
  • 食後高血糖の状態が長く続いたまま放置しておくと、余分な糖により、糖化が進んでしまう可能性も。

糖化度チェック

糖化の進んでいる人に特徴的に見られる生活習慣がある!
トリセツ独自のチェックリスト

□ 運動不足である(30分程度の運動を週1回以下)
□ 睡眠不足である(5時間未満が週4日以上)
□ 甘いものをよく食べたり飲んだりする
□ ふだんから朝食をよく抜く
□ 早食いである(10分以内)
□ 食後に急激な眠気を感じることがある
□ 夕方にけん怠感 だるさを感じることがある
□ こげの多い食品や加工食品を多くとっている
□ アルコールをよく飲む(ほぼ毎日)
□ たばこを吸っている

※ チェックが3~4個→糖化リスクに注意
※ チェックが5個→糖化リスクに要注意

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抗糖化ワザ

食後高血糖の対策
食後にちょこちょこ動く

  • 食後に階段を2階分ほど上り下りしたり
  • 廊下を早歩きしたり

→狙い:大きな太ももの筋肉を動かすことで、食後にあがった糖を効率よく消費。

▷階段上り
・一段抜かしでヒザを90度折り曲げる
・やや前かがみで太ももに重心を置く

▷階段下り
・ヒザを曲げるのは最小限
・音を立てないよう太ももの筋肉を意識

▷ルール① 運動時間は1~2分でOK
階段を使わなくても
・ スクワット
・ 早歩き
・ 立っているだけ
でも効果アリ

▷ルール② からだを動かすタイミングは、血糖値が上がり始める食後15~30分から。食後2時間の間に何回か行うとより効果的。

※ ちょこっと運動は毎日続けることが大事!
・1フロア上のトイレにGO
・遠いシュレッダーへ
・30分に1回は立ち上がって少し動く
・ちょっと遠くへランチに行く
※ 日々の習慣になるよう無理のない範囲で。

「どうせ動くなら食後に集中しよう」
「買い物とか、片付けとか」

取扱注意!

  • 糖化は長い時間かけて進行していくもの、短期間で糖化度が上下することはない
  • 「即、数値改善」は期待しない。
  • 一度できたAGEは簡単には取り除けない。
  • これからの生活でいかにAGEをためないようにするか。
  • ちょこっと運動も毎日続けることが大事。
  • 日々の習慣になるよう、無理のない範囲で。

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おしまいに

糖化年齢
石原さとみ(実年齢38):32歳
いとうあさこ(54):36歳(!)
品川庄司(49):44歳

「かなり予想が外れました…」

最後までお付き合いくださりありがとうございました!

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