「あしたが変わるトリセツショー」は、食・健康・生活など、あらゆるテーマを最新科学と実験・調査に基づいて解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」(取扱説明書)を視聴者に提供する、大まじめなバラエティ番組です。
毎回「あしたがちょっと幸せになるお得ワザ」をたくさん紹介しています。
この回は日本のトマトのトリセツです。
その味と栄養を最大限に引き出す調理法が紹介されました。
日本のトマトの独自性
独自の進化(!)を遂げている日本のトマト。
我々にはお馴染みのことではありますが
① 皮が薄い
② 甘い
③ 大量の水分を含む
のが特徴なんだそうです。
そのため「生食で美味しい」ワケなんですね。
ヤケドさせよ
そんな日本のトマトは、調理した時「水っぽくで味ががぼやける」のが難点。
加熱して美味しく仕上げるには「油で一気にやけどさせる」のがポイントだとか。
大量の油で調理することで、油とトマトの水とのバランスがとれるのだそうです。
「フレッシュトマトソース」
抗酸化物質リコピンは、油と一緒に摂取することで吸収率が4倍に!
- トマト:中2~3個(400g)
- オリーブ油:大さじ6(90mL)
- にんにく:1片
- パスタ:200g
- 水:2L
- 塩:40g
※オリーブ油の一日に推奨摂取量はおよそ50g。摂りすぎ注意。
① 下ごしらえ
・ にんにくは厚めに切る。
・ トマトは一口大。
② 底の深い鍋にオリーブ油を入れて中火、ニンニクを炒める。
④ 色づき始めたらトマトを加える。
※ 油がハネるっ!蓋で防御すると◎
※ ジュワッと音が鳴るのがポイント。
⑤ 強火にし、鍋をこまめに振ったり火にかけたりを繰り返してトマトに油を行き渡らせる。
⑥ 3分炒めたら乳化してトロトロソースに!
⑦ 2%の塩で茹でたパスタに絡める。
※ パスタ以外に使う場合は塩(適量)をする。
※ 海外のトマト缶を使用する場合はオリーブ油(大さじ2)。
トマトぺーストで「お手軽キムチ」
グルタミン酸が豊富なトマトを凝縮した「トマトペースト」
ペースト100gにトマト9個分グルタミン酸2000㎎
ちょいとアレンジしたら万能調味料に進化するのです。
ちなみに
植物にとってグルタミン酸は情報伝達物質だそうです…。
- 大根:200g
- 塩:2g
【漬けだれ】
- トマトペースト:40g
- 酢:大さじ1
- 醤油:小さじ1
- ごま油:小さじ1
- 一味唐辛子:小さじ1/2
- おろしにんにく:小さじ1/3
- 塩:小さじ1/5
- 砂糖:ひとつまみ
① 大根は皮をむいていちょう切り。
② ポリ袋に大根、塩(大根の重さの1%)を入れて揉み込む。
③ 5分浸ける。
④ ボウルに漬けダレの材料を入れてよく混ぜる。
⑤ 大根に漬けダレ(大さじ2)を加えてよく和える。
※ キュウリ、白菜なども美味しく漬かります。
加熱5分「バターチキンカレー」
・鶏肉:200g
@トマトペースト:40g
@カレー粉:小さじ2
@砂糖:小さじ2
@塩:小さじ1
@おろしにんにく:小さじ1/2
@おろししょうが:小さじ1/2
・オリーブ油:小さじ2
ⓑ生クリーム:乳脂肪分35%以上200mL
ⓑ水:120mL
ⓑ酢:小さじ2
・バター:20g
① 鶏肉は小さめの一口大。@とよく混ぜる。
② フライパンにオリーブ油(小さじ2)を入れて①を強火で1分30秒炒める。
③ ⓑを加え、時々フライパンをふりながら3分30秒煮込む。
④ 火を止めてバターを加える。
トマトペーストはこう使う
トマトペーストは、トマト感・トマト臭がないので「西洋のだし」としてコク出しに使えます。
・和食にも◎
・みそ汁にちょい足ししても
・肉じゃが・卵焼きにも!
これからは「さしすせそ+ト」
トマトはおしりの白い線「スターマーク」がくっきり見えるものほど熟して甘いです。
スターマークの中間で切るとゼリー部分が閉じ込められみたい。
奥田政行さん情報
地産地消の最高峰。
「アル・ケッチァーノ」(Al che-cciano)
東京なら「おいしい山形プラザ」の2階
「ヤマガタ サンダンデロ」(YAMAGATA San-Dan-Delo)
おしまいに
30分番組に収まりそうなんだけどな。
なんというか
色々無駄遣いしてるような(笑)
ある意味NHKらしい
最後までお付き合いくださりありがとうございました!