「あしたが変わるトリセツショー」は、食・健康・生活など、あらゆるテーマを最新科学と実験・調査に基づいて解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」(取扱説明書)を視聴者に提供する、大まじめなバラエティ番組です。
毎回「あしたがちょっと幸せになるお得ワザ」をたくさん紹介しています。
今回は「耳」のトリセツです。
最近、テレビのボリューム上げ気味なんですよね、自覚ありありですわ。
その不調、耳が原因かも
- 疲れやすい
- 集中力の低下
- 記憶力の低下
軽度難聴
「聞こえているつもりでも聞こえてない」
いわば自覚がない難聴。
日常生活には支障がなくても、雑音下で聞き取り力が低下するのが「軽度難聴」
25~40デシベルの音が聞こえづらい。
(一般的な日常会話は60デシベル)
25デシベル:葉っぱがこすれ合う音くらい
40デシベル:ひそひそ声くらい
だから放置されがち。
そして気付いたときには進行していて聞こえない。
「なんでそんなに聞き返すの?」
と指摘されたら一度聴力検査を受ける!
近藤マッチさんのCM
「看過できない喫緊の課題」
~やばっ、潜み難聴だ!
記憶力低下
難聴だと理解力や記憶力も衰える。
集中するから疲れる。
認知症リスク
難聴は認知症発祥の最大のリスクファクター!
→難聴になると認知症のリスクはおよそ2倍。
→難聴が進行するにつれてリスクが高まる。
- 難聴による人との交流の減少。
- 聞こえる音が減ることで脳が委縮。
うつや筋力低下
外出が減ることで、鬱や筋力低下にもつながる。
聴力を守る!
脳に音が来たことを伝えるのが耳の中、蝸牛の中の「有毛細胞」
有毛細胞が少し減った状態が軽度難聴。
天敵は大音量
有毛細胞は長時間の大音量で死ぬ。
死んだ有毛細胞は元に戻らない!
他の要因も
- 食生活
- 喫煙
- 遺伝的要因
対策・音との付き合い方
音が大きければ大きいほど、耳への負担が大きい。
専門家の懸念は
「イヤホン・ヘッドホン難聴」
→大きな音に長時間触れることが問題。
→音に慣れて知らず知らずのうちにバカでか音量になってる!
有毛細胞を大事にして長持ちさせる!
難聴になっちゃったら?
慢性的な蝸牛の障害なら、根本的な治療はない!
急にドンと聴力が落ちた場合は、治療できる可能性もある。
時間との勝負。気づいたらすぐ病院へ。
補聴器
- 耳鼻咽喉科(補聴器相談医)へGO。
- 何に困っているのかをしっかり伝えて補聴器が必要かどうか判断してもらう。
- 認定補聴器技能者がいる販売店を紹介してもらう。
- 最初は音がうるさいかも。これまで聞こえていなかった音に脳が驚いている状態。
- 定期的に調整しながら脳を慣らしていく。
- 3か月目安で自分に合った補聴器を育てる。
聞き取り困難症
聞き取り困難症の場合も。
(LiD/APD)
聴力検査で問題はないが、騒音の中などで特に聞き取りにくい状態。
- 耳ではなく脳での言葉の処理が問題。
- 聞こえてはいても脳が意味を理解しづらい状態。
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おしまいに
番組の「聴力テスト」は6分30秒くらいからです。
そこだけは動画を見て、あとはテキストでも大丈夫そう(時短よ時短)
最後までお付き合いくださりありがとうございました!