実は栄養価が高い!
ゴーヤーとかぼちゃの「種とワタ」を使った島本美由紀さんのレシピです。
【放送局】NHK
【番組名】うまいッ!
【企画名】
【料理人】島本美由紀
【料理名】ワタのレシピ
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ゴーヤーのワタで「ふわトロスープ」
ゴーヤーのワタには実の2倍ビタミンCが含まれる!
「麩とナスの間みたい」
スクランブルエッグにしてもウマいらしい。
ゴーヤーのワタ:1本分
卵:1個
顆粒和風だし(かつお昆布):小さじ2
水:300mL
① ゴーヤーのワタ(1本分)は一口大にちぎる。
② 鍋に和風だし(小さじ2)を入れて沸かす。
③ ワタを加えてひと煮立ち。
④ ワタがだしを含んだら溶き卵(1個分)を混ぜ入れる。
かぼちゃのワタの「天ぷら」
かぼちゃのワタは甘味が強く、β-カロテンもしっかり含んでいる。
かぼちゃのワタ:1/4~1/2個分
片栗粉:適量
サラダ油:適量
塩:少々
① カボチャのワタ(1/4~1/2個分)は種を除いて食べやすい大きさに切る。
② 片栗粉(適量)をまぶす。
③ 170℃の油で2~3分揚げる。
④ 塩(少々)を軽く振る。
かぼちゃの種の「カリカリナッツ風」
かぼちゃの種にはビタミン、ミネラル、抗酸化成分が含まれている。
「つまみに◎、ナッツよりも余韻が長い」
かぼちゃの種:30~40個
オリーブ油:適量
塩:少々
① 下ごしらえ
・ カボチャのタネ(30~40個)はよく洗ってヌメリをとる。
② キッチンペーパーを敷いた耐熱皿に重ならないように並べる。
③ 500Wで4~5分レンチン。
※ 表面にシワが出るのが目安。
④ フライパンにオリーブ油(適量)を入れて弱火で2~3分炒る。
※ 焦げやすいので注意!
⑤ 塩(少々)をふったら出来上がり。
※ バターで炒って砂糖をまぶしシナモンをふっても美味ですって。
保存のコツ
美味しさを長く維持するには
① ワタと種が傷みやすいのでしっかり取り除く。
② くり抜いた部分をキッチンペーパーで包み全体をラップで巻く。
③ 切り口を下にして保存。
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ゴーヤーのプチ情報
概要
- 植物分類: ウリ科の一年生植物
- 特徴: 独特の苦みとシャキシャキとした食感
- 原産地: 熱帯アジア
- 日本伝来: 江戸時代
栄養成分
ビタミンC
- ゴーヤーはビタミンCが豊富で、野菜の中でもトップクラスの含有量。
- ビタミンCは免疫力を高め、風邪や感染症の予防に効果的。
- 抗酸化作用があり、老化の進行を遅らせ、美肌効果も期待できる。
カリウム
- ゴーヤーにはカリウムが豊富に含まれる。
- カリウムは筋肉の収縮を調整し、正常な心拍の維持に重要。
- 高血圧の予防や改善に効果があり、ナトリウムの排出を促進。
- 水分バランスを整え、むくみの解消に役立つ。
食物繊維
- ゴーヤーは食物繊維も豊富で、腸内環境を整え、便秘の改善に効果的。
- 食後の血糖値の急上昇を抑え、糖尿病予防に役立つ。
モモルディシン
- ゴーヤーの苦み成分であるモモルディシンは、胃液の分泌を促進し、消化を助ける。
- 食欲を増進させ、夏バテによる食欲不振を改善。
- 健胃効果があり、胃腸の調子を整えるのに役立つ。
その他の成分
- フォリン酸やビタミンB群も含まれ、エネルギー代謝をサポートし、疲労回復に寄与。
- 鉄分やカルシウムも含まれ、貧血予防や骨の健康維持に役立つ。
栽培と利用
- 栽培: ゴーヤーは高温多湿の環境を好み、特に夏季に盛んに成長する。
- 料理: ゴーヤーチャンプルーやサラダ、ジュースとして利用される。苦みが気になる場合は塩もみや湯通しすると良い。
健康効果
- 抗酸化作用: ビタミンCとβ-カロテンの働きで、体内の酸化ストレスを軽減。
- 血糖値コントロール: モモルディシンはインスリンの分泌を促進し、血糖値のコントロールに寄与。
- ダイエット効果: 低カロリーでありながら栄養豊富で、満腹感を得やすい。
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!