「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2024.7.8(月)
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】梅干し活用術
【料理人】ワタナベマキ
【料理名】鶏とゴーヤーの梅炒め
ワタナベマキさんは、梅干しを調味料のように使います。
この回紹介された3品
「梅酢豚」
「鶏とゴーヤーの梅炒め」
「トウモロコシの梅バター炒め」
「鶏とゴーヤーの梅炒め」
肉おかずをさっぱりといただくレシピです。
ゴーヤーのシャキシャキ感と、梅で食べやすくなった苦みが◎
皮なし鶏もも肉:大1枚(300g)
ゴーヤー:大1/2本(150g)
梅干し(塩分14%):2~3個(35g)
削り節(花かつお):ひとつかみ
塩
ごま油
酒
① 下ごしらえ
・ ゴーヤー(150g)は縦半分に切り、種とワタを除いて薄切り。冷水に3分さらして水けを拭く。
・ 梅干し(35g)は種をよけて果肉を包丁でたたき、ペースト状にする。
※ 種もとっておく。
・ 鶏肉(300g)は水けを拭き、一口大に切って塩(少々)をふる。
② フライパンにゴマ油(小さじ2)を中火で熱し、鶏肉を広げ入れる。
③ 焼き目がついたら返し、反対側にも焼き目をつける。
④ 酒(大さじ1)をふり、蓋をして弱めの中火で5分蒸し焼き。
⑤ 蓋を取って強めの中火、梅干しを種ごと加えて余分な汁けをとばしながら絡め、梅干しの味をなじませる。
⑥ ゴーヤーを加えてサッと炒め、ゴーヤーが透き通ってきたら梅干しの種を除いて器に盛り、削り節(ひとつかみ)をのせる。
【1人分】150kcal 塩分1.7g
合わせて読みたい≫≫ゴーヤーとかぼちゃの「ワタ」レシピ
おまけ「チーズゴーヤーチャンプルー」
「きょうの料理」鳥羽周作さん。
・ 料理がおっくう
・ マンネリ
などのリアルな悩みを遊び心で楽しく解決するシリーズ「強火で行こうぜ!」
テーマ「豆腐の可能性に挑む」回より。
ゴーヤー:大1/2本(100g)
厚揚げ:1/2枚(120g)
豚バラ薄切り:100g
玉ねぎ:1/4個(50g)
@水:1/4カップ
@オイスターソース:大さじ1
@顆粒だしの素:小さじ1/2
@醤油:小さじ1
@グラニュー糖:小さじ1
@塩・こしょう:各少々
卵:2個
削り節:適量
粉チーズ:適量
① 下ごしらえ
・ ゴーヤー(100g)は縦半分に切ってスプーンでワタと種を除き、5mm厚さに切る。
・ ボウルに入れて塩(小さじ1/2)、砂糖(小さじ1)をふって軽く揉み、5~10分おいて水けをきる。
※ 苦みが和らぐ。
・ 玉ねぎ(50g)は5mm厚さに切る。
・ 厚揚げ(120g)は一口大に。
・ 豚バラ肉(100g)は食べやすい大きさに切る。
・ @を混ぜ合わせる。
② フライパンにサラダ油(小さじ1)を中火で熱し豚バラ肉を炒める。
③ 塩・コショウ(各少々)をふり、肉の色が半分くらい変わってきたらゴーヤー、玉ねぎ、厚揚げを加えて炒める。
④ 野菜に火が通ったら@を加え、厚揚げに調味料を絡めるように全体を混ぜる。
⑤ 溶き卵を加えて炒め合わせ火を止める。
⑥ ゴマ油(小さじ1)を回しかけてひと混ぜし、皿に盛る。
⑦ 削り節(適量)と粉チーズ(適量)をかける。
【1人分】420kcal 塩分3.3g
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ゴーヤーのプチ情報
概要
- 植物分類: ウリ科の一年生植物
- 特徴: 独特の苦みとシャキシャキとした食感
- 原産地: 熱帯アジア
- 日本伝来: 江戸時代
栄養成分
ビタミンC
- ゴーヤーはビタミンCが豊富で、野菜の中でもトップクラスの含有量
- ビタミンCは免疫力を高め、風邪や感染症の予防に効果的
- 抗酸化作用があり、老化の進行を遅らせ、美肌効果も期待できる
カリウム
- ゴーヤーにはカリウムが豊富に含まれる
- カリウムは筋肉の収縮を調整し、正常な心拍の維持に重要
- 高血圧の予防や改善に効果があり、ナトリウムの排出を促進
- 水分バランスを整え、むくみの解消に役立つ
食物繊維
- ゴーヤーは食物繊維も豊富で、腸内環境を整え、便秘の改善に効果的
- 食後の血糖値の急上昇を抑え、糖尿病予防に役立つ
モモルディシン
- ゴーヤーの苦み成分であるモモルディシンは、胃液の分泌を促進し、消化を助ける
- 食欲を増進させ、夏バテによる食欲不振を改善
- 健胃効果があり、胃腸の調子を整えるのに役立つ
その他の成分
- フォリン酸やビタミンB群も含まれ、エネルギー代謝をサポートし、疲労回復に寄与
- 鉄分やカルシウムも含まれ、貧血予防や骨の健康維持に役立つ
栽培と利用
- 栽培: ゴーヤーは高温多湿の環境を好み、特に夏季に盛んに成長する
- 料理: ゴーヤーチャンプルーやサラダ、ジュースとして利用される。苦みが気になる場合は塩もみや湯通しすると良い
健康効果
- 抗酸化作用: ビタミンCとβ-カロテンの働きで、体内の酸化ストレスを軽減
- 血糖値コントロール: モモルディシンはインスリンの分泌を促進し、血糖値のコントロールに寄与
- ダイエット効果: 低カロリーでありながら栄養豊富で、満腹感を得やすい
ワタナベマキさん情報
ワタナベマキさんについて簡単にまとめました。
- 生年月日: 1976年生まれ
- 出身地: 神奈川県
- 職業: 料理家
- 家族: 3人家族
- 経歴: グラフィックデザイナーから料理家へ転身
- 料理の特徴: 素材を活かした調理法と基本の調味料を大切にする
- 活動: 「サルビア給食室」を立ち上げ、料理家としての活動をスタート
※フランス料理、お菓子づくりなどを得意ジャンルとするで渡辺麻紀さんとは別人です。
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!