「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【料理人】山脇りこ・村田吉弘
【料理名】たけのこと菜の花のさっぱり炒め/タケノコの木の芽みそ和え
「たけのこの木の芽みそ和え」
山脇りこさん。
茹でたけのこ:100g
【木の芽みそ】
木の芽:20~25枚(3g)
卵黄:1個分
甘口の白味噌:大さじ4(味噌:大さじ3で代用可)
きび糖:大さじ1+1/3(砂糖:大さじ1で代用可)
みりん:小さじ1
酢:小さじ1/2
塩:小さじ1/3
木の芽:適宜
木の芽みそ
① 木の芽以外の材料を小鍋に入れ、小さな泡立て器でよく混ぜて弱火。
※ 卵のカラザは除いておく。
② 木べらで線を描くように優しく混ぜながら火を通す。
※ すくうとポテッと落ちるくらい(マヨネーズくらいの堅さ)が目安。冷めるとかたさが出るので少し緩めに。
③ 火からおろして冷まし、木の芽を細かく刻んで混ぜる。
※ ジッパー付き保存袋に入れて4日間冷蔵保存◎
木の芽和え
① タケノコは1cm角に切り、水けを拭いてボウルに入れる。
② 木の芽みそ(大さじ2.5)を加えて和える。
③ 器に盛り木の芽を添える。
【1人分】70kcal 塩分1.3g
「タケノコと菜の花のさっぱり炒め」
村田吉弘さんが考案した「うまみ酢」で春野菜たっぷりの副菜をつくります。
甘みのある春野菜と酸味のうまみ酢は相性抜群!
たけのこ水煮:200g
菜の花:12本(60g)
うまみ酢:1/2カップ
白ごま:適量
七味唐辛子:適量
① 下ごしらえ
・ タケノコ(200g)は穂先を4~6つ割り、根元は1cm厚さに食べやすく切る。
・ 菜の花(60g)は根元を切り落とす。
② フライパンにゴマ油(大さじ1)を強火で熱し、タケノコを炒める。
③ しっかり焼き色がついたらうまみ酢(1/2カップ)を加えて炒め煮。
④ 汁けが少なくなったら菜の花を加え、中火でサッと炒め合わせる。
⑤ しんなりしたら器に盛り白ゴマ(適量)、七味唐辛子(適量)をふる。
【1人分】140kcal 塩分2.0g
黄金比の「うまみ酢」
村田吉弘さんが考案した「うまみ酢」。これさえあれば、簡単に和食の味が決まる万能調味料!
醤油:1/2カップ(100mL)
みりん:1/2カップ
酢:1/2カップ
酒:1カップ
昆布:10g
① 鍋にみりん(1/2カップ)と酒(1カップ)を中火で煮切る。
② 他の材料(醤油:1/2カップ(100mL)、酢:1/2カップ、昆布:10g)を加える。
③ ひと煮立ちしたら火を止めて冷ます。
④ 昆布を除いて清潔な保存容器に移す。
※ 1か月冷蔵保存◎
【全量】370kcal 塩分17.4g
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「たけのこ」のプチ情報
- 白い粉の正体は?
- たけのこの切り口や表面に見られる白い粉は「チロシン」。
- チロシンはアミノ酸の一種で、体の代謝を助けたり、気分を安定させる物質の材料になる。
- 美肌や成長ホルモンと関わりがあるとされる。
- 体にとって悪いものではないので取り除かなくてOK。
- 食物繊維たっぷり
- たけのこには「不溶性食物繊維」が多く含まれている。
- 腸の動きを助けて便通を良くする働きがある。
- ワカメと一緒が◎
- 「わかたけ煮」
- ワカメには「水溶性食物繊維」が豊富。
- たけのことワカメを組み合わせると、2つの食物繊維がバランスよく取れて腸内環境を整えやすくなる。
- 結果として、肌の調子が整う効果も期待できる。
- アク抜きのポイント
- たけのこは掘ってから時間が経つと「えぐみ(アク)」が出やすくなる。
- 掘りたては生でも甘くてやわらかいが、一般には「米ぬか」や「唐辛子」を入れて茹でてアクを抜いて使う。
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!