「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2021.4.12
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】手仕事12か月
【料理人】久保香菜子
【料理名】たけのこ
四季折々の暮らしに合う保存食と手仕事を紹介するシリーズ。
待ってました!
生のタケノコ。
何より優先して(笑)
とにもかくにも茹でましょう!
時間とともにエグミが増すのがタケノコというものであります。
この時期ならではの格別なおいしさに仕上げるワザ、早速シェアいたします!
たけのこの部位の特徴
知っておくとフルに使えますね。
穂先
- 香りがよく柔らかい。
- エグミがある。
【たけのこごはん、煮物、汁物、揚げ物】に。
姫皮

- 薄く柔らかい皮の部分。
- エグミがある。
【当座煮、汁物、和え物】に。
真ん中
- ほどほどに柔らかい(笑)
- 食感と甘みのバランスが良い。
【たけのこごはん、煮物、照り焼き】に。
根元
- 堅い!
- しかし一番甘い。
- エグミが少なく風味がよい。
【たけのこごはん、おやき、ポタージュ】に。
「アク抜き&おいしい茹で方」

材料
たけのこ:1~2本(計1㎏)
赤唐辛子:1本
米ぬか:ひとつかみ(米1/4カップ、米の最初のとぎ汁2カップでもOK)
たけのこ茹で1日目
① たけのこは穂先を斜めに切り落とす。
※ 穂先に向かって細くなる辺りで。
② 縦に1本切り目を入れる。
※ 穂先は深く、根元は浅く。
③ 大きな鍋にたけのこ、かぶるくらいの水、赤唐辛子、米ぬかを入れる。
※ たけのこの風味を残しつつエグミを取ってくれる。
赤唐辛子の効用を疑問視してる人がいたな、今朝の番組で(笑)
④ 落し蓋をして強火にかける。
⑤ 沸いたら弱火。フツフツした状態で30~40分茹でる。
⑥ 根元部分に串を刺してスッと通れば茹で上がり。
⑦ 落し蓋をして茹で汁につけたまま一晩おく。
※ アクを出し切る。
たけのこ茹で2日目
① 水で洗ってぬかを落とす。
② 切り目から皮をむく。
※ どこまで剥くか分からない場合はかじる!
大丈夫!大丈夫!
③ 表面に残っている皮を峰でこそげて整える。
④ 穂先のやわらかい皮をクルリと剥いてとっておく(姫皮)
たけのこ保存術
・ すぐに使わないときはボウルか保存容器に入れる。
・ かぶるくらいにして(茹で汁1/2~2/3カップ+水適量)たけのこを浸ける。
※ 茹で汁を加えることでたけのこが水っぽくなるのを防ぐ。
・ 冷蔵庫で3~4日保存。
・ 水はかえなくてよい。
・ 使う時は洗って水けを切る。
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久保香菜子さん情報
- 生年月日:非公開
- 出身地:京都府
- 職業:料理研究家、フードコーディネーター、編集者、ライター、商品開発、バイヤー
- 家族:非公開
- 経歴
- 高校生の頃から京都の老舗料亭「たん熊北店」にて懐石料理を学ぶ
- 同志社大学英文学科卒業後、辻調理師専門学校に入学、調理師免許、ふぐ調理免許を取得
- その後、出版社で料理書の編集に携わり、独立
- 料理スタイル:家庭料理を中心に、料理製作、スタイリング、レストランのメニュー開発、テーブルコーディネイト、編集など、食に関するジャンルを問わず活動中
おしまいに
どうぞ参考になさってくださいね。
文章だらけをご覧くださりありがとうございました!
お疲れさまでした。