「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2024.12.25(水)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】和食歳時記
【料理人】髙橋義弘
【料理名】さわらの白みそ煮/かぶら蒸し
>>関連タグ:きょうの料理
この回紹介されたレシピ
「さわらの白みそ煮」
「ぶり巻き大根」
「ふろふきかぶ」
「かぶら蒸し」
「さわらの白みそ煮」
- 脂がのった魚は、野菜と炊くのが◎
- 野菜の水分でサワラを煮て、一体感のあるおいしさに。
- 大根、カブ、ニンジンなども◎
材料(2人分)
さわら切り身:小2切れ (80g)
白菜:2枚(100g)
ねぎ:40g
生しいたけ:2枚(30g)
春菊:正味20g
@白甘みそ:60g
@みりん:大さじ1
@砂糖:小さじ2
@薄口醤油:小さじ1.5
柚子の皮:少々
作り方
① 下ごしらえ
・ 鍋に湯を沸かす。サワラ(80g)を穴あき玉じゃくしにのせて湯に5秒つけて、白くなったら取り出す(霜降り)。氷水に入れてやさしくヌメリを取り、水けを拭く。
※ 霜降りで汚れを除き、氷水でしめてウマミを閉じ込める。
・ 白菜(100g)は葉と軸に分け、葉は3cm四方、軸はそぎ切り。
・ ネギ(40g)は1cm厚さの斜め切り。
・ 椎茸(30g)は軸を除いて半分にそぎ切り。
・ 春菊は葉を摘む(正味20g)。
・ 柚子の皮はすりおろす(少々)
・ ボウルに@を入れ、よく混ぜ合わせる。
※ 白みそ(60g)にみりん(大さじ1)と砂糖(小さじ2)で、複雑味のある甘さに。+薄口醤油(小さじ1.5)で。
② 鍋に白菜の軸と水(1カップ)を入れ、中火。沸いたら白菜の葉、ネギ、椎茸を加えて弱火、落とし蓋をして5分煮る。
※ 少ない煮汁でムラなく煮て、野菜から水分を引き出す。
③ 白菜とネギに透明感が出たら、@を加える。 味噌が行き渡ったらサワラを加え、再び落とし蓋をして3分煮る。
※ サワラは柔らかく崩れやすいのでむやみに触らない。
④ 仕上げに春菊を加え、サッと火を通す。
※ 春菊は手早く、彩りよく火を通す。
⑤ 器に盛り、柚子の皮をふる。
「かぶら蒸し」
- 雪に見たてたカブの中から、 魚、さつまいも、ぎんなんが出てくる楽しさ!
- かぶと具を混ぜながらいただきま~す。
材料(2人分)
かぶ:小2個(240g)
生たら切り身:小2切れ(100g)
さつまいも:20g
ぎんなん水煮:6個
卵白:1/3個分
片栗粉:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
おろししょうが:適量
サラダ油
【あん】
@葛粉(片栗粉):10g
@だし:大さじ1+1/3
ⓑだし:120mL
ⓑかぶのおろし汁・40m
ⓑ薄口醤油:小さじ1.5
ⓑみりん:小さじ1/2
ⓑ塩:ふたつまみ
作り方
① タラ(100g)は骨と皮を除き、長さ2等分。塩(少々)を全体にふって15分おき、水けを拭く。
② フライパンにサラダ油(少々)を中火で熱し、タラを両面こんがり焼く。
③ サツマイモ(20g)はよく洗い、皮付きのまま5mm厚さの半月形、柔らかくゆでる。
④ カブ(240g)は皮をむき、すりおろす(200g目安)。ザルに上げてゴムべらで軽く押さえて汁気を絞り、ボウルに入れる。
※ おろし汁はあんに使うので取りおく。
⑤ 別のボウルに卵白(1/3個分)、片栗粉(小さじ1/2)、 塩(ふたつまみ)を入れ、泡立て器で細かい泡状に泡立てる。
⑥ ⑤を汁気を絞ったカブに加え、ゴムべらで混ぜ合わせる。
⑦ 耐熱器にタラを食べやすくほぐし入れ、サツマイモと銀杏(6個)をのせる。
⑧ ⑥をふんわりのせてアルミ箔をかぶせ、蒸気の上がった蒸し器に入れて蓋、中火で8分蒸す。
※ カブから水けが出るので、具にのせたらすぐに蒸す。
⑨ あんをつくる
・ @は混ぜ合わせる。
・ 小鍋にⓑを入れて中火、ひと煮立ちさせたらアクを取り、@を混ぜてから少しずつ加えてトロミをつける。
⑩ アルミ箔を取ってあんをかけ、ショウガをのせる。
ポチップ
髙橋義弘さん情報
髙橋義弘さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1974年
- 出身地:京都府
- 職業:日本料理店「瓢亭」の15代目店主
- 家族:14代目店主・髙橋英一さんの長男
- 経歴
- 東京の大学を卒業後、石川県金沢市の割烹「つる幸」で修業
- 1999年に「瓢亭」に戻り、現在は15代目店主として活躍
- 料理スタイル:一子相伝の卵料理をはじめ、代々受け継がれてきた味を守りつつ、現代的な日本料理にも取り組む。
- その他:国内外での食材調達やシェフとの交流を通じて、新しい料理や味付け、サービスを提供することに力を入れている
おしまいに
なんてお上品な料理なんでしょう!
盛り付けがまた美しくて。
感服仕りまする。
最後までお付き合いくださりありがとうございました!