「相葉マナブ」は、日本各地の魅力や文化を学ぶバラエティ番組です。
嵐の相葉雅紀さんがMCを務め、「ニッポンを元気に!」をテーマに2013年4月にスタートしました。
食や特産物を通して日本の豊かさを再発見する内容となっており、相葉さんの親しみやすいキャラクターも相まって、幅広い世代に支持されています。
今週は、パティシエ・鎧塚さんに絶品スイーツをマナブ回であります。
まずは美味しいフルーツの見極め方から。
フルーツの選び方
モモ
- 山梨県笛吹市八代
- 糖度13度以上
- 市場に数%しか出回らない
- 全体が濃いピンク色で左右対称のものが◎
→日当たり問題

スイカ
- 倉吉極実西瓜
- 縞模様がはっきりしているものが◎
→日光を浴びて甘い - 花落ち(底の部分)が小さいもの
→小さいほど順調に成長した証 - カットすいかは、種がしっかり黒いものが◎

メロン
- 静岡県産クラウンメロン
- 網目が細かくハッキリしたものが◎
→生育が良い - ツルの太さが左右6:4
→太いほうは幹に、細いほうは葉に繋がっていた
→非対称は、果実が栄養分を多く吸収した証

ブドウ
- 長野パープル
- 大粒で種がない
- 皮ごと食べられる
- 濃厚な甘みと程い酸味がある
- ツルにハリがあって大きいものが◎
- 白っぽい粉があるもの(ブルーム)
→熟した新鮮な果実に見られる鮮度の証

- 岡山県産シャインマスカット晴王
- 爽やかな香りと上品な甘さ
- 皮はパリッとした食感
- ブルームがあり、大きくハリのあるものが◎
- 黄緑色のものが完熟して甘みが強い

マンゴー
- 大きくて赤色が濃い物が◎
→甘味が凝縮

「もものタルト」
- 市販の冷凍パイ生地を使って
- トシ・ヨロイズカは薄力粉+強力粉だが、家庭では薄力粉だけでも◎
「さわやかだけどカスタードが濃厚」
直径7cmのセルクル型4個分
もも:2個
冷凍パイシート:2枚
打ち粉(強力粉):適宜
カスタードクリーム:適量
シャンティクリーム:適量
ミント
【カスタードクリーム】
(作りやすい分量)
卵黄:4個分
グラニュー糖;30g
薄力粉:15g
強力粉:10g
牛乳:250mL
グラニュー糖:20g
バニラビーンズ:1/2本
無塩バター:10g
【シャンティクリーム】
(作りやすい分量)
生クリーム(42%):300g
グラニュー糖:20g
① カップづくり
・ 調理台に薄~く打ち粉をし、パイシートにも少量打ち粉をしてめん棒で均等に伸ばす。
※ 生地を回しながら均等に。
・ 型よりも一回り大きい丸で抜く。
・ セルクルにのせて落とし、生地を敷き込む。
※ 角ができるように底の隅にも生地をきっちり押し込む。
・ アルミカップを敷いてタルトストーン(米や小豆でもOK)を入れ、オーブンシートを敷いた天板にのせて190℃で18分焼く。
② カスタードクリームをつくる。
・ バニラビーンズは鞘を切り開いて包丁の先で種をこそげ取る。
※ 鞘も使います。
・ 鍋に牛乳とグラニュー糖、バニラビーンズを入れ、沸騰直前まで温める。
・ ボウルに卵黄、グラニュー糖を入れて白っぽくなるまで泡立て器で混ぜる。
※ たまにボウルの方を回して均一に。
・ 合わせてふるっておいた粉を加えてさらに混ぜる。
・ 粉気がなくなったら、温めた牛乳を少しずつ加えて溶きのばし、濾しながら鍋に戻し入れる。
・ 再度火にかけ、焦げないよう絶えず混ぜながら加熱。
※ 鍋の際に注意!泡立て器で全体を混ぜ、ヘラで端までしっかり混ぜる。
・ 全体が沸騰してトロミがついた後、さらりとしたら火を止める。
・ バターを加えて溶かしたらバットに流し入れ、ラップを密着させて粗熱を取り、冷蔵庫で1時間冷やす。
③ カップの焼き上がり
・ ふちが薄く色づいたら取り出し、アルミカップごとタルトストーンを除いてさらに9分焼く。
※ しっかりと色づくまで。
・ 焼きあがったら型から外して冷ます。
④ トッピングの準備
・ モモは湯剥き。半分に切って種を除き、くし形に切る。
⑤ シャンティクリームを作る
・ ボウルに生クリーム、グラニュー糖を入れる。
・ ボウルを氷水につけながら角が立つまで泡立てる。
⑥ 仕上げ
・ 焼き上がったタルト台にカスタードクリームを絞って平らに整え、モモ(1/2個分)をドンとのせる。
・ シャンティクリームとミントを飾り冷蔵庫で1時間冷やす。
「ぶどうのロールケーキ」
「8の字の書き方がウマい」
「達筆、達筆」
試食して
「コレは幸せ」
「生地ウマいわぁ」
天板サイズ:30cm×28cm
ナガノパープル:10粒
シャインマスカット:8粒
卵:6個
グラニュー糖:52g
はちみつ:10g
薄力粉:52g
無塩バター:21g
生クリーム(42%):10g
シャンティクリーム:適量
① シャンティクリームを作る。
※ 「もものタルト」参照。
② ボウルに卵、グラニュー糖、ハチミツを入れ、湯せんにかけながら泡立て器でしっかり混ぜる。
③ 人肌(37~40℃)まで温まったら湯せんから外し、ハンドミキサーで泡立てる。
④ 別のボウルに無塩バター、生クリームを入れて湯煎にかける。
⑤ ③の生地がもったりしたら(8の字が描けるくらい)、再び手で混ぜてきめを調え、ふるっておいた薄力粉を少しずつ加えて混ぜる。
⑥ 溶かした無塩バターと生クリームも少しずつ加えてさっくり混ぜ、オーブンシートを敷いた天板に流し、190℃に予熱したオーブンで17分焼く。
⑦ 焼けたら網にのせて粗熱を取り、オーブンシートを剥がして冷ます。
⑧ ナガノパープルは両端を少しずつ切り落とし、シャインマスカットは縦半分。
⑨ クッキングシートを広げた上に生地をのせ、シャンティクリームを全体にのばす。
※ 手前は薄く。
⑩ 奥からナガノパープル、シャインマスカット、切れ端、シャインマスカットを並べ、隙間を埋めるようにシャンティクリームを塗る。
⑪ 生地を向こうから巻いて軽く締め、巻き終わりを下にして左右のペーパーを絞り(キャンディ風)冷蔵庫で2~3時間しっかり冷やす。
※ クッキングシートの下を拭いて濡らし、滑り止めて巻く。
⑫ 温めた包丁で切り分ける。
※ 生クリームが程よく溶け、切り口がキレイに。
「マンゴースフレ」
「ぼくね、スフレを得意としてますので♪」
- 温かいスイーツ
- スフレ≒膨らんだ(仏)
- メレンゲに様々な材料を加えた焼き菓子
熱々を試食♪
「うまうまうまっ」
「ふわふわっ」
「すげぇコレ!」
「止まんない」
「僕、菓子屋やっててよかった、こんなに喜んでもらえて(笑)」
グラニュー糖:25g
無塩バター:10g
マンゴー:1/4個
卵:1個
牛乳:7g
グラニュー糖:30g
① マンゴーは種をよけて切り、皮をむいて角切り。
② フライパンにグラニュー糖(25g)を2回に分けて広げ入れて溶かし、薄く色づいたらバターを入れる。
※ 混ぜずに焦がし(ガマン)、キャラメリゼする。
③ バターが溶けたらマンゴーを加えてソテー、深さのある皿に盛る。
④ 卵白にグラニュー糖(30g)を3回に分けて入れながら泡立てる。
⑤ メレンゲの角が立ったら(10分立て)、卵黄と牛乳を混ぜてメレンゲに加え、優しく混ぜる。
⑥ 泡を消さないようにやさしく混ぜ合わせ、マンゴーの上にふんわりのせる。
⑦ 200℃に予熱したオーブンで12分ほど焼く。
※ 全体が膨らんでしっかり色づくまで。
おしまいに
鎧塚氏はこもきんさんとお友達(笑)
ラインで「よろしくお願いします」
「相方さん(バイきんぐ・西村瑞樹氏)とはキャンプ行ったことあります」
最後までお付き合いくださりありがとうございました。