「あさイチ」は、NHKが生放送でお届けする情報番組。視聴者に役立つ生活実用情報から、身近な社会問題、エンターテインメントまで、旬の話題を深掘りしています。
生活がちょっと楽しくなり、気持ちが軽くなるような内容が満載です。
キャスターを務めるのは、博多華丸・大吉さんと鈴木奈穂子アナ。彼らの親しみやすいトークと多彩なコーナーが、毎朝のスタートを明るく彩ります。
【放送日】2025.7.24(木)
【放送局】NHK
【放送時間】月~金 8:15~9:55 ※祝日は無し
【番組名】あさイチ
【企画名】みんな!ゴハンだよ
【料理人】笠原将弘
【料理名】厚揚げピーマンそぼろ炒め/貝割れ新しょうがしらすあえ
「厚揚げピーマンそぼろ炒め」
- お手ごろ価格で、食べ応えのある厚揚げを炒めて甘じょっぱい味に
- 残り野菜でOK
- ごはんガッツリ!
- 冷めてもおいしいのでお弁当にも◎
「ごはんが欲しい」
「麻婆豆腐と青椒肉絲のいいとこ取りみたい」
「厚揚げ美味しい♪」
- 厚揚げ:300g
- ねぎ:1/2本
- ピーマン:4個
- 豚ひき肉:150g
- @だし:100mL
- @オイスターソース:大さじ2
- @醤油:大さじ1
- @みりん:大さじ1
- @砂糖:大さじ1
- 水溶き片栗粉:同割大さじ1.5
- 七味とうがらし:少々
① 下ごしらえ
・ 厚揚げ(300g)は厚さ半分、それぞれ4等分。
・ ネギ(1/2本)は5mmの斜め薄切り。
・ ピーマン(4個)は縦半分、ヘタと種を除き、横細切り。
※ 細切りは横なら食べやすく、縦ならパリパリ食感に。好みで◎
・ @(だし100mL、オイスターソース大さじ2、醤油・みりん・砂糖各大さじ1)を混ぜ合わせる。
② フライパンで豚ひき肉(150g)をほぐすように中火で炒める。
③ ほぐれたら厚揚げを加えて炒める。
※ 切り口を下にして並べる。白い面をしっかり焼くとおいしくなる。
④ 焼き色がついたらネギ、ピーマンを加えてサッと炒め合わせる。
※ 油が回ればOK。
⑤ @を加えてひと煮立ち。
⑥ 火を弱めて水溶き片栗粉を回しかけ、煮立ててトロミをつける。
※ 片栗粉にしっかり火を入れる。
⑦ 器に盛って、七味唐辛子をかける。
「貝割れ新ショウガしらす和え」
- 新しょうがの清涼感、塩昆布のウマミをきかせた簡単和えもの
- ピリ辛でさわやかな味があとをひく
- 冷たい麺や冷奴にのせても◎
- 作り立てはシャキシャキ、時間をおくとしんなりして、どちらも美味しい!
「家庭料理と言うよりはプロの味」
「並ばずに(笑)」
「新しょうが、全然多くない」
- 貝割菜:1パック
- 新しょうが:60g
- 塩昆布:10g
- しらす干し:30g
- 白ごま:少々
- @ごま油:大さじ1
- @醤油:小さじ1
- @酢:小さじ1
- @砂糖:1つまみ
① 下ごしらえ
・ 新ショウガ(60g)はよく洗い、皮ごとせん切り。
・ 貝割菜(1パック)は根元を除き、長さ半分。
② 貝割菜、新ショウガ、塩昆布(10g)を合わせる。
③ @(ごま油大さじ1、醤油・酢各小さじ1、砂糖1つまみ)と白ゴマ(少々)を加えてあえる。
④ 器に盛り、しらす干し(30g)を散らす。
関連レシピ
しょうがと新しょうが
新しょうがと根しょうが。
どちらもおなじ「しょうが」ですが、見た目も風味も用途も少しずつ違います。知っておくと、料理がもっと楽しくなりそう。
新しょうがの特徴
- 収穫してすぐ出荷されるため、皮が薄くてみずみずしい
- 辛味が少なく、香りがさわやか
- 生食に適している
- 甘酢漬け(ガリ)やサラダなどに◎
- 「ハウスしょうが」とも呼ばれる
- 初夏から初秋にかけて出回る
根しょうがの特徴
- 土付きで収穫後しばらく貯蔵されるため、皮がかたくて茶色い
- 辛味が強く、香りも濃厚
- 加熱調理に向いている
- 炒め物や煮物、薬味に◎
- 体をポカポカ温めたい時にも
- 一般的に市場に多く出回っているのは「ひねしょうが」
成分の違いと効能
- ジンゲロール
- 新しょうがに多い
- ピリッとしたしょうが特有の辛味成分
- 抗菌・抗炎症・血行促進などの作用が期待される
- 体を冷やす性質があるため、暑い季節に◎
- 夏バテ防止や食欲増進におすすめ!
- ショウガオール
- 根しょうがに多い
- ジンゲロールが加熱・乾燥で変化した成分
- 体を芯から温める効果が高い
- 冷え性の改善や風邪予防に効果的
- 冬場や冷えが気になるときにぴったり!
使い分けのポイント
目的・季節 | 向いているしょうが | 理由 |
---|---|---|
夏のさっぱり料理 | 新しょうが | 辛味が控えめで生食にも◎ |
冬の温活・冷え対策 | 根しょうが | 体を内側から温める成分が豊富 |
笠原将弘さん情報
笠原将弘(かさはら まさひろ)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1972年9月3日
- 出身地:東京都品川区
- 職業:料理人、『賛否両論』オーナーシェフ
- 家族:3人の子(娘2人、息子1人)
- 経歴
- 東京都立南高等学校卒業後、「正月屋吉兆」で9年間修業
- 実家の焼き鳥店「とり将」を一時継いだ後、2004年に「賛否両論」を開店
- 料理スタイル:卓越した料理センスから生み出される独創的な和食
- その他
- NHK「きょうの料理」や民放の料理番組などに多数出演
- 食育活動にも熱心で、学校や地域での講演実績もあり
- 出版したレシピ本は多数あり、多くが重版されている人気作
- 『賛否両論』という屋号には「万人に好かれなくていい。自分の料理とやり方を好きだと言ってくれる人が来てくれれば」という想いが込められている
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。