料理バラエティ「男子ごはん」。
食べることは大好きだが料理をすることは初心者だった国分太一さんが、料理研究家の栗原心平さんとトークしながら学び教わり、料理を完成させて試食まで行う番組であります。
毎回、完成後に撮影する料理写真は太一くんが担当しています。
【放送日】2021.1.24(日)
【放送局】テレビ東京
【放送時間】日曜 11:00-11:30
【番組名】男子ごはん
【企画名】冬のおつまみ
【料理人】栗原心平
【料理名】煎り酒で食べる白身魚のお刺身/昆布だし餡の海老しんじょう
やってきましたこの季節、恒例の「燗酒に合うおつまみ」であります。
この回紹介された3品
「煎り酒で食べる白身魚のお刺身」
「昆布だし餡の海老しんじょ」
「揚げ焼き豆腐の辛味大根のせ」
燗酒の呼び名
日本酒の温度により、情緒ある名前が付けられている。
- 日向燗(ひなたかん)
30℃前後
常温を少しだけ温める - 人肌燗(ひとはだかん)
35℃前後
体温に近い温度 - ぬる燗(ぬるかん)
40℃前後
人の体温より少しだけ上 - 上燗(じょうかん)
45℃前後
バランスが取れた温度? - 熱燗(あつかん)
50℃前後
アルコールや熱の刺激が強くなり、しっかりとした飲みごたえが - 飛び切り燗(とびきりかん)
55℃前後
味や香りのバランスはかなり崩れる
たまご酒やヒレ酒などアレンジ向け
「煎り酒で食べる白身魚のお刺身」
この回では、梅干し、かつお節を日本酒に入れて煮詰める「煎り酒」を学びました。
日本の伝統的な調味料なんだとか。
現在の醤油のようなものですが「より素材の風味を活かす」と言われており、上品な塩味と酸味が魚のうま味を引き立たせるようです。
刺身:鯛などの白身120g
日本酒:150㏄(塩分が入っている料理酒はNG)
梅干し:3個
かつお節:5g
塩:小さじ1/5
芽ねぎ:適量
青じそ:適量
みょうが:適量
すりおろしわさび:適量
① 鍋に酒(150cc)と梅干し(3個)とカツオ節(5g)を入れて火にかける。
② 沸騰したら弱火にして梅干しを軽く潰し5分煮る。
③ ザルで濾す。
④ 塩(小さじ1/5)をして味を調える。
⑤ 氷水に浸けて粗熱を取ったら煎り酒の出来上がり。
⑥ 薬味を切る。
⑦ 白身魚で薬味を包み煎り酒につけていただく。
※ 刺身のウマミが引き立つ!
「昆布だし餡の海老しんじょう」
茹でるだけ。揚げずに昆布だしの餡をかけていただく「ほっこりしんじょう」
だし昆布:12g
水:400㏄
@酒:大さじ1/2
@みりん:小さじ1
@塩:小さじ1/2
水溶き片栗粉
片栗粉:小さじ1
水:小さじ1
むきえび:160g
☆薄力粉:大さじ1
☆卵黄:2個
☆ごま油:小さじ2
塩:小さじ1/2
酒・水:各適量
白髪ねぎ:適量
① 水(400cc)にだし昆布(12g)を入れて2時間おく。
② 中火にかけて5~6分煮出す。
③ 昆布を取り出して200㏄計量し@を加える。
④ 水溶き片栗粉を加えてよく混ぜる。
⑤ むきエビ(160g)の背ワタを取り、細かく刻む(フードプロセッサーなど)
⑥ ☆を入れてよく混ぜ、塩(小さじ1/2)を加えてさらに混ぜ合わせる。
⑦ 鍋に水と酒を入れる。
⑧ 直径5㎝ほどのだんご状にまとめたしんじょうを2分ゆでる。
※ 蒸すとブリンブリンでなおうまい!
⑨ しんじょうの水を切って餡をかける。
⑩ 白髪ネギを乗せたら出来上がり。
かん酒に合うおつまみ
栗原心平ちゃん
「煎り酒で食べる白身魚のお刺身」
「昆布だし餡の海老しんじょう」
「揚げ焼き豆腐の辛味大根のせ」
「しらたきとニラの黄身和え」
「焼き海苔と豚のパリパリ揚げ」
「長ねぎのだし浸し」
「タラとごぼうのすり身揚げ」
国分太一くん
「刺身ごま塩昆布和え」
「れんこんと椎茸のコンテチーズ焼き」
「鴨肉のバルサミコソテーいぶりチーズ」
栗原心平さん情報
栗原心平さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1978年11月20日
- 出身地:静岡県下田市
- 職業:料理家、実業家
- 家族
- 母は料理研究家・栗原はるみさん
- 父は元キャスターで株式会社ゆとりの空間の取締役・栗原玲児さん(故人)
- 3歳年上の姉は料理家・栗原友さん
- 既婚者で子がいる
- 経歴
- (株)ゆとりの空間の代表取締役社長
- 幼い頃から得意だった料理の腕を活かし、テレビや雑誌などで活躍
- その他
- エプロンを中心としたキッチンブランド「Simply」を展開
- 2020年5月、公式YouTubeチャンネル『ごちそうさまチャンネル』を開設
- 2021年8月より、小中学生を対象としたアーカイブ動画視聴型の「ごちそうさまクッキングスクール」を主宰
おしまいに
煎り酒は、室町~江戸時代まで使われていた万能調味料だそうです。
白身魚や貝類との相性が良く、お浸しなどにも使えそうですね。
最後までお付き合いくださりありがとうございました!