「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2026年9月7日(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】ゆる薬膳
【料理人】齋藤菜々子
【料理名】かつおのステーキしょうがトマトだれ
いきなり個人的な感想で恐縮ですが(笑)「薬膳」と聞くと、なんかこうハードルが高くて敬遠しがちなんです。いろいろ煩そうだし難しいイメージがあって。
けれども実はグッと身近なものらしくて。季節や体調に合わせて食材を選び、日々の食事で心と体を整えいたわる――そんな考え方が薬膳の基本なんですって。いたって普通のことだった!
特に今の時季は夏の疲れがたまり、季節の変わり目で体調をくずしやすいもの。そんなときこそ、普段のごはんにゆる薬膳✨をしのばせようってことらしい。
・難しいことは一切なく
・いつものスーパーで揃う食材で
・続けやすくておいしいレシピ
を学びます。楽しんで取り入れられるのが嬉しい♪
まずは、国際中医薬膳師・料理研究家の齋藤菜々子さんに、薬膳の視点から、旬の食材の組み合わせ、身体に優しいレシピを学びます。
ゆる薬膳レシピ
齋藤菜々子さん
「豚肉ときのこのマリネ」
「鶏スペアリブとさつまいもの黒こしょう炒め」
「かつおのステーキしょうがトマトだれ」
吉田勝彦さん
「きゅうりと鶏もも肉の塩炒め」
「とうがんとえびのスープ」
「長芋といわしのサッと炒め」
ポイントになる食材
薬膳
≒季節や体調に合った食材を、日々の食事に取り入れて体を整えていく。
夏~秋にかけて必要な食材は
- 気を補うもの
- さつまいも、しいたけ、かつお、豚肉、鶏肉 など
- 体を潤すもの
- さつまいも、豆腐、牛乳、エリンギ、梅、れんこん、とうがん など
- 熱を冷ますもの
- トマト、とうがん、豆腐、なす など
「カツオのステーキ しょうがトマトだれ」
- 周りはこんがり中はレア
- トマトたっぷりのタレで
刺身用かつお:柵200g
豆苗:1/2袋(正味70g)
玉ねぎ:1/8個(25g)
塩・粗挽黒こしょう・オリーブ油
【しょうがトマトだれ】
トマト:1/2個(90g)
しょうが:1かけ
オリーブ油:大さじ1
酢:小さじ2
醤油・砂糖:各小さじ1
塩:小さじ1/3
① 下ごしらえ
・ 豆苗は根元を除いて長さ3等分(正味70g)。
・ 玉ねぎ(25g)は薄切り、水に10分さらして水けをきる。
・ トマト(90g)は7~8mm角。
・ ショウガ(1片)はせん切り。
・ ボウルにしょうがトマトだれの全材料を合わせてよく混ぜる。
② カツオ(200g)は水けを拭き、塩(小さじ1/3)、黒コショウ(適量)をまんべんなくふって、手でなじませる。
③ フライパンにオリーブ油(大さじ1)を強めの中火で熱し、カツオを入れて一面30~40秒ずつ焼く。全面焼いたら取り出し、すぐに食べやすい厚さに切る。
※ 余熱で中まで火が入らないよう、すぐに切る。
④ 器に豆苗、玉ねぎを敷き、カツオを並べ、しょうがトマトだれをかける。
【1人分】290kcal 塩分2.5g
おすすめ記事
カツオのプチ情報
カツオはサバ科の回遊魚。暖かい海を泳ぎ回る魚で、日本では古くから親しまれてきました。特に「初がつお」と「戻りがつお」は、季節の味覚として有名です。
刺身やたたきのほか、漬け、角煮、なまり節、かつお節など幅広く利用され、日本の食文化と深く結びついています。
初鰹と戻り鰹
春の「初鰹」はさっぱり、秋の「戻り鰹」は脂がのった味わい。同じカツオでも季節によって特徴が異なります。
- 初鰹
- 春から初夏にかけて北上するカツオ
- 比較的脂が少なく、さっぱりとした味わい
- 香りのよさも特徴
- 江戸時代には「初物」として人気を集めた
- 「初鰹を食べると寿命が延びる」などといわれ、縁起のよい初物として親しまれた
- 「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」という句でも有名
- 戻り鰹
- 北の海でエサを食べ、秋に南下するカツオ
- 脂がのり、濃厚な味わいが特徴
- 初鰹とはまた違った、しっかりとしたうまみを楽しめる
血合いにも注目
- カツオは血合いが目立つ魚のひとつ
- 血合いは、背骨の近くにある赤褐色の部分
- よく泳ぐ魚では血合いが発達しやすいとされる
- 血合い部分には、鉄やビタミン類などが含まれる
- 一方で、血合いは鮮度が落ちると変色や風味の変化が起こりやすい
栄養の特徴
- たんぱく質
- 良質なたんぱく質を含む
- 季節や個体によって脂質量は異なる
- DHA・EPA
- カツオにはDHAやEPAなどのn-3系脂肪酸が含まれる
- 鉄
- 赤身魚のカツオには鉄が含まれる
- ビタミンB群
- ビタミンB群の一種であるビタミンB12などを含む
小ネタ
- 「たたき」はなぜ表面を焼く?
- 表面をあぶることで香ばしさが加わる
- 皮を食べやすくする効果もある
- 生臭さを抑えるための工夫としても伝えられる
- たたきの起源には諸説ある
- カツオは泳ぎ続ける魚?
- カツオは高速で泳ぎながら広い海を回遊する
- 「泳ぐのをやめるとすぐ死ぬ」と言い切るのは正確ではない
- 「勝男」にかけた縁起物
- 戦国時代には「勝男武士」と書けることから、かつお節は縁起物とされた
- 保存性が高いことから、武士の陣中食としても利用された
- 現在も祝い事や贈答品などに使われている
齋藤菜々子さん情報
さいとう ななこ
- 料理研究家、 国際中医薬膳師
- 「おうちでできる薬膳」がモットー
- 薬膳の知識をとり入れた、身近な食材で実践できる家庭料理を提案
- 簡単でつくりやすいレシピが好評
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!








