10/25【青空レストラン】「上伊場野里芋」レシピ＆お取り寄せガイド

「満点☆青空レストラン」は、MCの宮川大輔さんとゲストが四季折々の美味しい食材を求めて全国を飛び回り、その土地の名産や特産、注目の食材を紹介するグルメ旅番組です。絶品レシピが次々と襲い掛かってきます！

生産者との交流や食材の生産過程も紹介されるので、理解と感謝を深めることができ、地域の文化や伝統を知ることで、改めて日本の良さに触れることもできます。

また、番組で紹介されたレシピや食材を、家庭で楽しむ視聴者も多いようです。

2009年4月4日に放送が始まった、15年以上愛されている長寿番組であります。

今回は、宮城県大崎市の幻の里芋「上伊場野里芋」であります。

まずは大崎市について簡単に。

宮城県大崎市について

大崎市は宮城県北西部に位置する市で、県内でも面積が広く、自然・農業・歴史に恵まれた地域。

• 特徴
  • 農業が盛ん：大崎耕土（おおさきこうど）として知られる豊かな平野部では米・麦・大豆などが伝統的に栽培され、2017年12月には「持続可能な水田農業を支える伝統的水管理システム」として世界農業遺産に認定
  • 交通アクセス：東北新幹線・東北本線・陸羽東線など鉄道網のほか、国道4号など幹線道路が縦横に通っており、県内外とのアクセスが比較的良好
• 注意点
  • 人口減少・高齢化が進行、地域によっては人口流出・過疎化が課題
  • 面積が広く、地域によって“市中心部（古川地域）”と“山間・地遠地域”で環境・利便性に差が

• 観光スポット
  • 鳴子温泉郷
    自然の中で湯めぐりが楽しめる温泉地群。「湯治場」として古くから親しまれている
  • 鳴子ダム
  • 鳴子峡
    紅葉の名所。絶景を望むことができ、四季それぞれの風景が魅力
  • あ・ら・伊達な道の駅
    市の中心部にある道の駅

• 特産品
  • ブランド米
    ササニシキ・ひとめぼれが誕生した地、肥沃な「大崎耕土」で栽培されている
  • 野菜・その他
    松山セリ・鬼首菜など
  • 食品・工芸
    焼麩・地発泡酒「鳴子の風」・鳴子こけしなど

そんなところを踏まえて、いざ。

「上伊場野里芋」とは？

上伊場野里芋（かみいばのさといも）について

• 上伊場野里芋とは
  • 宮城県大崎市三本木の上伊場野地区で300年以上前から栽培されてきた伝統野菜
  • 「幻の里芋」とも
  • この地域の独特な土壌・気候条件（奇跡の大地）があってこそ育つ希少な里芋
  • 生産量が非常に少ないため地元でも入手困難
• 特徴・味わい
  • 「ねっとり感」が強く「カマンベールチーズのよう」
  • 粘り気の主成分はアラビノガラクタン
    • 一般的な里芋の6.7倍
  • 煮物・素揚げ・和・洋問わず使え、そのコクと旨みで食卓の主役に
• 栽培・流通のポイント
  • 栽培地域は三本木の上伊場野地区のごく一部
  • 土質・気候・水などが揃うミネラル豊富な肥沃な土壌でのみ育つ
    • 壌土（じょうど）：粘土質と砂のバランスが良い土壌
    • 水はけと保水力のバランスが◎
  • 通常の里芋より栽培面積が少ないため、収穫・出荷時期になると完売続出
    • JA古川南部支店での販売会では400袋が1時間で完売
  • 販売は秋（10月〜11月）ごろがピーク

入手方法

宮城県大崎市三本木の上伊場野地区で300年以上受け継がれてきた「幻の里芋」上伊場野里芋。希少な土地でのみ育つため出回り量が極めて少なく、秋の収穫期には完売必至！ねっとり食感と深いウマミを堪能したいものです。
…通常の里芋の4倍の価格!?

レシピは次ページへ。