「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2025.3.5(水)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】タサン志麻の小さな台所
【料理人】タサン志麻
【ナレーション】浜野謙太
【料理名】唐揚げ
タサン志麻さんがご自身の台所から、日々のごはんづくりを楽にする知恵を教えて下さるシリーズ、「タサン志麻の小さな台所です」。
ナレーションは浜野謙太さん。声がとても心地よいです。
この回紹介された3品
「唐揚げ」
「厚揚げとキャベツの豚巻き」
「オムライス」
「志麻さんの唐揚げ」
衣の黄金比は小麦粉1:片栗粉1
→片栗粉が多いと竜田揚げのようにガリガリっとした感じになり
→小麦粉だけだとしっとり仕上がる。
→間をとって1:1が志麻さん流。
→自分好みに仕上げるのが◎
- 志麻さん家の唐揚げは、塩をきかせてキリッと、衣カリッと。
- 一度にたくさんつくって翌日も楽しむ。お弁当にもIN。
- 「子どもが苦手なのでしょうがは入れていませんが、お好みで」
鶏もも肉:4枚(1~1.2kg)
おろしにんにく:1片分
@小麦粉:50g
@片栗粉:50g
塩・粗挽黒こしょう
酒
醤油
揚げ油
① 鶏肉(1~1.2kg)は水けを拭き、大きめの一口大に切って広げる。
② 塩(鶏肉の重量の約1%、小さじ2弱)、黒コショウ(適量)をふり、手で軽く押さえる。
※ まな板に塩・コショウしてから皮目を下にして鶏肉をのせ、上からも丁寧にふってもむとよい。
※ 塩をしっかりきかせると鶏肉のウマミが出やすい。
③ ボウルに移し、酒(大さじ2)を加えてさらにもみ込み、落としラップをして冷蔵庫に15~30分おく。
④ ニンニク(1片分)、醤油(大さじ1/2)を加えてさらにもみ込む。
※ 仕上げに加えて香りをたたせる。
⑤ 別のボウルに@(小麦粉:50g、片栗粉:50g)を混ぜ合わせる。
⑥ 鍋に揚げ油を入れて中火で熱する。
※ 油は、鶏肉の高さの1/3~1/2くらいあった方がカリッと揚がりやすい。
⑦ 鶏肉を1切れずつ、皮を広げて粉をたっぷりつけ、皮を外にして包むように丸める。
※ 粉は少し多めが◎、外カリ中ジューシーに。
⑧ 粉がはがれないように手でギュッと握って丸く形成し、皮を下にして鍋に入れる。
※ 鍋の大きさに合わせて1/3~1/2量ずつ揚げる。鶏肉の周りの油が泡立ち、パチパチ音がしている状態を保つ。
※ 揚げ色がつくまでは触らない!
※ 最初は水と油でパチパチ、そのうち食材の水分が出きってシュ~ッという音に変わる。
⑨ 半分くらい火が入って周りがほんのり色づいたら上下返し、さらに1~2分揚げる。
⑩ 強火にし、全体がこんがりキツネ色になったら取り出す。
※ カリッと表面を焼き、皮の水分をとるとクリスピーに。
【1個分】110kcal 塩分0.6g
志麻さんの愛用ツールや離乳食まで載っています
段取りのコツは必見!
お悩み解消やアレンジ展開が非常に参考になりました↓
おすすめレシピ
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タサン志麻さん愛用品
スライサー
志麻さんが家政婦を始めた当初、唯一持参していたアイテム。
手軽で美味しいフランスの定番サラダ「キャロットラペ」で威力を発揮。

ザル
ザルにボウルを被せて蓋のようにし、上下に振ればサラダスピナーに。
また、柔らかく茹でた野菜をギュッと押し付けて裏ごし器として使うことも。
スリースノー製をサイズ違いで愛用。

ボウル
深さがあり洗いやすいものを。
コンテの大中小を愛用。
ペティナイフ
カボチャや大きな塊肉以外は基本的にペティナイフ1本で調理なさってます。
ミソノ製。

ブレンダー
ブラウンのものを。
ティファール鍋セット
オーブンに入れたりそのまま食卓に出したり。
フライパン専用の蓋があるセットが◎だそうです。

まな板
「BIKITA Wood Life」の舟形ボード。
小回りの利く小さなものを使っていらっしゃいますね。
残念ながら現在は入手できないのかな。
タサン志麻さん情報
タサン志麻さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日
1979年 - 出身地
山口県長門市 - 職業
元家政婦・料理人 - 家族
フランス人の夫と3人の子(2男1女) - 経歴
- 大阪あべの・辻調理師専門学校及び辻調グループフランス校を卒業後、三つ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」で修行
- 帰国後、四谷の老舗フランス料理店やビストロで15年間料理人を務める
- 「予約が取れない伝説の家政婦」として話題を呼ぶ
- 特徴
依頼先の家庭の冷蔵庫にある食材を使い、家族構成に合わせた1週間分のつくりおきを片付け込み3時間で仕上げる仕事ぶり - その他
- 地方の山あいに古民家を購入し、フルリノベーション
- 2023年春より、家族で自然あふれる地方暮らしをスタート

おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!