「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2024.10.23(水)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】始末の心
【料理人】井上勝人
【料理名】かぼちゃのリゾット風/いろいろきのこと野菜のスープ
>>関連タグ:きょうの料理
京都で受け継がれる「始末の心」とは、素材を余すことなく使い切る精神だそうです。
ここでは、野菜の皮や種など捨てがちな部分、いわゆる「野菜くず」を美味しく活用するワザを学びました。
この回紹介されたレシピ
「かぼちゃのリゾット風」
「いろいろキノコと野菜のスープ」
「きのこと野菜のスープ」
「かぼちゃのリゾット風」
- 野菜くずにもウマミは詰まっている。
- 種、ワタ、皮を使った「かぼちゃだし」がおいしさのカギ!
- かぼちゃの自然な甘さが際立つリゾット風の一品。
- 旬の恵みを余すところなく楽しむ。
- 始末の心と美味しいの両立。
「顆粒スープの素などを使わなくてもおいしいだしがとれます」
材料(2人分)
かぼちゃ:1/8個(150g)
ごはん:100g堅めに炊いたもの、または玄米ごはんが◎
@パルメザンチーズ(すりおろす):20g
@バター:20g
@塩:少々
塩
粗挽き黒こしょう
作り方
① 下ごしらえ
・ カボチャ(150g)はよく洗って皮をむき、種とワタを外し、果肉は5mm角。
② カボチャだしをとる
・ 鍋にカボチャの皮、種、ワタ、水(カップ1+1/4)を入れて中火。
・ 沸騰したらアクを除き、弱火にして10分煮てザルでこす。
③ カボチャの果肉を煮る
・ 鍋にカボチャだし、カボチャの果肉を入れて中火。
・ 塩(ひとつまみ)を加え、煮立ったらアクを除き、3分煮る。
・ 柔らかくなったら、全体がややトロリとするまで軽くつぶす。
※ カボチャの果肉をつぶすと、ごはんとなじみやすくなる。 3割程度つぶして食感も残す。
④ ごはんを加える
・ ごはん(100g)を加えてサッと混ぜ、なじませて火を止める。
⑤ 仕上げ
・ @を加えて手早く混ぜ合わせる。
・ 器に盛り、黒コショウ(少々)をふる。
「キノコと野菜のスープ」
- キノコの軸や野菜の皮を「うまみの素」として活用。
- 深い味わいのミネストローネ風スープ。
- 隠し味にみそを加えた、秋らしいこっくり味。
材料(2人分)
好みのきのこ:計120g
(生しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきだけなど)
きゃべつ:1枚 (30g)
にんじん:30g
セロリ:30g
ねぎ:1本(100g)
@水:4カップ
@削り節:5g
@ローリエ:2枚
カットトマト水煮缶:140g
白みそ(甘):30g
パルメザンチーズ
(すりおろす):適量
オリーブ油:大さじ1
塩・こしょう
作り方
① 下ごしらえ
・ キノコ(120g)は根元の堅い部分を切り分け、食べやすい大きさに。
※ 汚れている部分は除く。
・ 野菜はよく洗う。
・ キャベツ(30g)は軸を切り分けて1cm四方に。
・ ニンジン(30g)は皮をむいて1cm角。
・ セロリ(30g)は筋を取って1cm角。
・ ネギ(100g)は青い部分を切り分け、白い部分を1cm長さに。
② キノコの堅い部分、キャベツの軸、ニンジンの皮、セロリの筋、ネギの青い部分は刻んで鍋に入れる。
③ @を加えて中火、煮立ったらアクを除く。
④ 15分煮たらザルで濾す(野菜だし)
⑤ キレイにした鍋にオリーブ油(大さじ1)、キャベツ、ニンジン、セロリ、ネギを入れて中火で炒める。
※ 炒めることで甘みが出てスープに奥行きが出る。
⑥ しんなりしたら野菜だし、トマトの水煮(140g)を加えて煮立たせる。
⑦ アクを除き蓋をして弱火、15分煮る。
※ 煮立って最初に出てくるアクを除くと、すっきり澄んだ味わいに。
⑧ キノコを加え、さらに2分煮る。
⑨ 仕上げに白みそ(30g)を溶き入れ、塩・コショウ(各少々)をふる。
⑩ 器に盛り、パルメザンチーズ(適量)をふる。
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おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!