「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2024.9.4(水)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】タサン志麻の小さな台所
【料理人】タサン志麻
【料理名】志麻さんのミートソース/かぼちゃと厚揚げのミートソース炒め
タサン志麻さんがご自身の台所から、日々のごはんづくりを楽にする知恵を教えて下さるシリーズ、「タサン志麻の小さな台所」です。
ナレーションは浜野謙太さん。
声がとても心地よいです。
志麻さんと相性の良い組み合わせな気がするな。
今回も、いつもの通りQ&Aから。
Q:子どもが野菜嫌いで全く食べない…。
A:タサン家はひと口は必ず食べるルール。「こういうのが嫌いだった」と言葉に出してもらうと、自分にも気付きが。
普段つくりおきしない志麻さんが「ミートソースだけは特別」と仰せです。
時間のある時に作って、味方にしているんですって。
この回紹介されたレシピ
「志麻さんのミートソース」
「なすと豚バラのレンジ蒸し」
「マッシュルームのえびチリ風」
「志麻さんのミートソース」
ミートソースは「栄養満点の調味料」
肉感とうまみがたっぷり。
玉ねぎさえあれば大丈夫!
合びき肉:500~600g
玉ねぎ:1コ(200g)
にんじん:1/2本(100g)
セロリ:1/2本(50g)
刻みにんにく:1~2片分
赤ワイン(または水):1カップ
カットトマト水煮缶:2缶(800g)
洋風固形スープの素:1個
ハーブ: 適量
オリーブ油
塩・粗挽黒こしょう
トマトケチャップ
ここではタイム(1枝)、 ローリエ(1枚)、セロリの葉(適量)
① 玉ねぎ、ニンジン、セロリはみじん切り。
② 大きめの鍋にオリーブ油(大さじ1)、①の野菜、ニンニク、塩(ひとつまみ)を入れて弱火。
※ 水分を引き出すための塩。
③ 時々混ぜながら、10分かけてじっくり炒める。
しんなりするまで野菜だけをじっくり炒める。水分が抜けるので野菜のうま味が凝縮して甘みが出てくる。
④ ひき肉に塩(小さじ1:肉の重量の1%)、黒コショウ(適量)をふる。
⑤ 別のフライパンにオリーブ油(大さじ1)を強めの中火で熱し、ひき肉を入れ、ほぐさずに焼きつける。
※ 焼き色がつくことでうま味を感じる。
⓺ こんがり焼き色がついたら上下返し、両面に焼き色をつける。
※ 脂が多ければ拭き取るが、うま味は拭き取らない!
ひき肉はハンバーグのように塊のまま焼きつけ、外カリ内ふわに。
⑦ ザックリほぐし、野菜の鍋に移す。
⑧ 直ぐに、空いたフライパンに赤ワインを入れ、フライパンに残った肉のうまみを鍋に加える。
↑ジュワーッという沸騰の力で、フライパンにこびりついたうま味を浮かすイメージ。うまみを余さず鍋に移す。
↓トマトの水煮を加える前によく煮詰めてアルコールを飛ばし、ワインを凝縮する。
⑨ 鍋を強めの中火で煮詰め、煮汁がヒタヒタより少なくなったらトマトの水煮、水(1カップ)を加える。
⑩ 沸騰したらアクを除き、スープの素、ハーブを加えて蓋、弱火で1時間煮る。
※ ポコポコ音を安定させて。
⑪ 煮汁が多ければ、蓋を外してヒタヒタになるまで煮詰める。
⑫ トマトケチャップ・塩・黒コショウ(各適宜)で味を調える。
※ 甘味を足したいときは砂糖よりもケチャップの方が厚みが出る。
※ 冷蔵庫で4~5日、冷凍庫で約1か月保存◎
【1人分】420kcal 塩分2.2g
「ミートソース」時短ver.
フライパンで作る、時間半分以下のレシピ。
時間をかけた方が、肉も野菜もやわらかくなり味も染み出て美味しい!
けれどね。
だけどね。
時短編も要るワケよ。
合びき肉:500~600g
玉ねぎ:1コ(200g)
にんじん:1/2本(100g)
セロリ:1/2本(50g)
刻みにんにく:1~2片分
赤ワイン(または水):1カップ
カットトマト水煮缶:2缶(800g)
洋風固形スープの素:1個
ハーブ: 適量
オリーブ油
塩・粗挽黒こしょう
トマトケチャップ
ここではタイム(1枝)、 ローリエ(1枚)、セロリの葉(適量)
① フライパンで野菜を弱火で炒める。
② ひき肉を加えて強めの中火で炒める。
③ ひき肉の色が変わったら赤ワイン、トマトの水煮、水、スープの素、ハーブを加える。
④ 蓋はせず、水分をとばしながら30分煮る。
⑤ トマトケチャップなどで味を調える。
「かぼちゃと厚揚げのミートソース炒め」
ちょっと残ったミートソースを使用。
コレだけで味が決まる。
ミートソース:1カップ
かぼちゃ:1/8個(200g)
厚揚げ:2枚(300g)
さやいんげん:10本
オリーブ油
① 下ごしらえ
・ いんげんは熱湯で2~3分ゆでてザルに上げる。ヘタを切り落とし、長さ半分。
・ カボチャはワタを除いて5mm厚さの一口大。
・ 厚揚げは1枚を6等分。
※ いんげんは彩りのために茹でる。焼ける野菜は焼いて水分を飛ばした方がミートソースとなじむ。
② フライパンにオリーブ油(大さじ1)を中火で熱し、カボチャを焼く。
③ 焼き色がついたら上下返し、厚揚げを並べ、時々を返しながら焼く。
④ カボチャに火が通ったら少し火を強め、 厚揚げに薄く焼き色がついたらミートソースを加えてサッとからめる。
⑤ いんげんを加えて軽く混ぜる。
【1人分】490kcal 塩分0.7g
おまけ「お餅ラザニア」
「沸騰ワード10」タサン志麻さん。
お餅が良い仕事!
ホワイトソースの代わりにも、パスタの代わりにもなっています。
ミートソース
チーズ:3/4袋
ほうれん草:1束
かぼちゃ:1/4個
薄切り餅:5枚
① 下ごしらえ
・ ホウレン草は茹でて3㎝長さにカット。
・ カボチャは種と皮を除いてスライス。ラップして600Wで5分レンチン。
② ミートソースを耐熱皿にのせる。
③ チーズを散らしホウレン草の葉を開いてのせる。
④ カボチャ、餅を重ねる。
⑤ 同様に重ねていき、最後はチーズで。
⓺ 250℃のオーブンで10分焼く。
志麻さんの愛用ツールや離乳食まで載っています
段取りのコツは必見!
お悩み解消やアレンジ展開が非常に参考になりました↓
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タサン志麻さん情報
愛用品
志麻さんが家政婦を始めた当初、唯一持参していたアイテム。
手軽で美味しいフランスの定番サラダ「キャロットラペ」で威力を発揮。
簡単まとめ
タサン志麻さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日
1979年 - 出身地
山口県長門市 - 職業
元家政婦・料理人 - 家族
フランス人の夫と3人の子(2男1女) - 経歴
- 大阪あべの・辻調理師専門学校及び辻調グループフランス校を卒業後、三つ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」で修行
- 帰国後、四谷の老舗フランス料理店やビストロで15年間料理人を務める
- 「予約が取れない伝説の家政婦」として話題を呼ぶ
- 特徴
依頼先の家庭の冷蔵庫にある食材を使い、家族構成に合わせた1週間分のつくりおきを片付け込み3時間で仕上げる仕事ぶり - その他
- 地方の山あいに古民家を購入し、フルリノベーション
- 2023年春より、家族で自然あふれる地方暮らしをスタート
志麻さんもタスカジ出身
たくさんの優れた仕事人(笑)が登録なさっているのが【タスカジ】という家事シェアサービス。
家事を依頼したい我々と、素晴らしいハウスキーパーさんをマッチングするのが「タスカジ」なんです。
なんと
入会金、登録料が不要!
まずはお試し感覚でオーダーしやすいですね。
調理専門の方もいらっしゃれば、掃除、整理収納のエキスパートさんも!
全部自分で頑張ろうとせず、ちょっぴり助けていただけたらどれほど楽か!
身内にお願いするのも意外と気が引けちゃったりなんかしますしね。
一度プロのお手並みを拝見して、その後自分で取り組んでもいいし、ガッツリお願いし続けてもいいし。
おうちに知らない人を上げることに抵抗のある方もいらっしゃると思いますが、「安心・安全な取引」について依頼者・タスカジさん双方で情報共有できたりして、そのあたりの対策はバッチリのようです。
交通費やサービス対応エリアなど、詳細は↓こちら↓でご確認くださいね。
志麻さんはOG?ろこさんは?makoさんは?タスカジさんって優秀ですね~♪
そして、腕に覚えのあるあなた!
登録して自分の経験を活かすのもアリなんです!
経験が時給に反映される魅力的なお仕事です。
時給1,230円〜3,000円(交通費別途)
↓平均時給は1,855円。※2024年1月現在↓
おしまいに
「レシピから離れて自分らしさを見つけてほしい」
まぁ、一通りレシピ通り作った後のお話だと思います
最後までお付き合いくださりありがとうございました!