「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2025.4.14(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】はじめての手仕事
【料理人】前沢リカ
【料理名】たけのこと春キャベツのサッと煮/たけのことふきのあんかけご飯
この回紹介されたレシピ
「ゆでたけのこ」
「たけのこと春キャベツのサッと煮」
「タケノコとふきの餡かけごはん」
たけのこについて
- 買ってきたら、できるだけすぐに下処理してゆでること。
- 早ければ早いほうが美味しさを逃さない。
- アク抜きには米ぬかを使うのが一般的だが、ここでは米を使って気軽に。
- たけのこ料理に大切なのは、香りと食感。
たけのこの保存法
- ゆでたけのこは皮をむいて清潔な保存容器に入れ、かぶるくらいの水を加える。
- 毎日水をかえ、たけのこが水面から出ないようにして5日間冷蔵保存◎
- 香りを楽しむなら2日間で使いきる。
→香りは少しずつ抜けていく。
たけのこの切り方
- 堅い根元:均等な厚みの半月形かいちょう形
- 柔らかい穂先:均等な厚さの板状。
- 放射状の切り方は、形がそろいにくく、加熱すると縮みやすい。
「たけのこと春キャベツのサッと煮」
- 彩りも味覚も春を満喫。
- ショウガが全体を爽やかにまとめる。
- 出会い物の、わかめたけのこ。
ゆでたけのこ:150g
春きゃべつ:100g
生食用わかめ(or塩蔵や乾燥を戻したもの):30g
せん切りしょうが:15g
@だし:2カップ
@薄口醤油(または醤油):小さじ1
@塩:小さじ1/2
① タケノコを切る
・ ゆでタケノコ(150g)は穂先を5cm長さに切って縦半分。
・ 切り口を下にして、縦3mm厚さに切る。 根元は3mm厚さの半月形(大きければ、いちょう形) 。
② そのほかの具材を切る
・ キャベツ(100g)は芯を除き、葉は食べやすい大きさのザク切り、軸は薄切り。
・ ワカメ(30g)は5cm長さ。
② 鍋に@(だし:2カップ、薄口醤油:小さじ1、塩:小さじ1/2)を入れて強火。
③ 煮立ったらキャベツの葉と軸、ショウガ(15g)を加え、煮汁から出た部分を押さえながら煮る。
④ キャベツが煮汁に浸ったら、ゆでタケノコを加えて火を弱める。
⑤ コトコト火加減を保ち2分煮る。
⑥ ワカメを加えてサッと混ぜ、火を止める。
【1人分】30kcal 塩分1.5g
「たけのことふきのあんかけご飯」
- やさしく上品な味わい。
- たけのこ&ふきの相性抜群。
- 前沢さんイチオシの組み合わせ。
ゆでたけのこ(歯ごたえのある中央から根元部分):100g
ふき:100g
@だし:1.5カップ
@薄口醤油(または醤油):大さじ1.5
@みりん:大さじ1.5
温かいごはん:300g
木の芽:適宜
塩:小さじ1/2
片栗粉:大さじ1.5
① フキの処理
・ フキ(100g)は鍋の直径くらいの長さに切って洗い、手で水けをぬぐう。
・ 塩(小さじ1/2)をまぶして板ずり、手でサッと塩をぬぐう。
※ 汚れや産毛を落とす。
・ 鍋に水(フキがかぶるくらい)を入れて沸かし、フキを入れる。
・ すぐに菜箸でフキを揺らし、熱い湯をまとわせるようにして細い部分は2分、太い根元は3分ゆでる。
・ 氷水にとって冷まし、水けをきる。
・ 筋を取り、1cm幅に切る。
② ゆでタケノコは1cm角。
③ 水溶き片栗粉
・ 片栗粉(大さじ1.5)は同量の水(あればだし)で溶く。
④ 鍋に@(だし:1.5カップ、薄口醤油:大さじ1.5、みりん:大さじ1.5)を入れて中火、ゆでタケノコとフキを加えて弱めの中火、2分煮て火を止める。
⑤ すぐに水溶き片栗粉を一定の位置から少しずつ加え、煮汁を混ぜてトロミをつける。
※ 動かすのは木べら!水溶き片栗粉を回し入れるのではない。ダマになりにくく均一にトロミがつく。
⑥ 弱火にかけ、時々やさしくかき混ぜながら1分煮て、なめらかな餡に仕上げる。
⑦ 器にごはんを盛って餡をかけ、好みで木の芽を散らす。
【1人分】310kcal 塩分2.3g
おすすめ記事
前沢リカさん情報
前沢リカ(まえざわ りか)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1970年1月1日
- 出身地:茨城県
- 職業:料理人、和食店「七草」の店主
- 家族
- 経歴
- 茨城県でうなぎ屋の三女として生まれ、幼少期から厨房で育つ
- 大学卒業後、ファッション企業に勤めた後、料理の世界へ転身
- 2003年に下北沢で和食店「七草」を開店
- 2017年に駒場の古民家をリノベーションし、現店舗に移転
- 料理教室の開催、雑誌へのレシピ提供、機内食の監修など多方面で活動
- 料理スタイル
- 旬の野菜や乾物が主役の滋味あふれる料理
- 体にやさしく味わい深い料理
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!