「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
【放送日】2025.3.4(火)
【放送局】NHK
【放送時間】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24 再放送有
【番組名】きょうの料理
【企画名】春めくじゃが・たま・にんじん
【料理人】井原裕子
【料理名】新にんじんと鶏肉のロースト
新じゃが、新玉、新にんじん!瑞々しいお野菜に春を感じられる時季になりました。
あいにく今日も雪だけれども(笑)この時季ならではのレシピ・調理法を学びます。
新じゃが・新たま・新にんじん
杵島直美さん
「新たまと豚肉のしょうが焼き」
「新じゃがと鶏ももの揚げ煮」
「新にんじんの新たまドレッシング」
井原裕子さん
「新たまとアサリのサッと煮」
「新じゃがと牛肉のマヨカレー炒め」
「新にんじんと鶏肉のロースト」
「新にんじんと鶏肉のロースト」
- 大きいまま蒸し煮にした新にんじんを、さらに鶏肉の脂でこんがり焼くレシピ。
- ハーブの香りがポイントな、ニンジンが主役のロースト。
蒸し焼きにんじんのおいしさ
- 蒸し煮にしてから焼きつけると、にんじんの深い甘みと香ばしさが味わえる。
→柔らかくなったにんじんを焼くと、表面の糖分がキャラメリゼしたような香ばしさに。 - 大きく焼けば主菜級に、少し小さく切って焼けば、ホットサラダのような副菜に。
→パンにのせたりはさんだりするのも◎
新にんじん:小2本(300g)
鶏もも肉:1枚(250g)
エリンギ:1本(50g)
タイム:4~5枝好みのハーブで。ローズマリーやローリエも◎
塩・こしょう
小麦粉
オリーブ油
① 下ごしらえ
・ 新ニンジン(300g)は上下を少し切り落として縦半分。
・ エリンギ(50g)は四つ割り。
② 鶏肉(250g)は皮を下にし、厚みのあるところに浅く切り込みを入れながら4等分、塩(小さじ1/2)、コショウ(少々)。
③ フライパンにニンジンを入れ、 水(3/4カップ)、タイム(4~5枝)を加える。
④ 中火にかけて蓋、煮立ったら弱火で10~12分蒸し煮。
※ 新ニンジンは大きいまま、じっくり蒸し煮にすると甘みが強くなる。タイムを一緒に入れると、香りが移ってよりおいしく。
⑤ 鶏肉の皮に小麦粉を薄くまぶす。
⑥ ニンジンが柔らかくなったら蓋を外し、残った水分を拭き取ってニンジンを端に寄せる。
⑦ オリーブ油(大さじ1/2)を加えて中火、鶏皮を下にして加え、エリンギも加える。
⑧ 5分焼いて鶏肉の上下を返し、さらに3分焼く。
⑨ 途中、ニンジン、エリンギは上下を返しながら焼き、焼き目のついたものから器に取り出して塩(小さじ1/4)、コショウ(少々)。
※ 鶏肉の脂をニンジン、エリンギに回す。
⑩ 鶏肉に火が通ったら、タイムとともに器に盛る。
【1人分】340kcal 塩分2.6g
井原裕子さん情報
- 生年月日:1963年
- 出身地:愛知県名古屋市
- 職業
- 料理研究家
- 株式会社 食と人 代表取締役
- 食生活アドバイザー
- 野菜ソムリエ
- 家族:夫と娘
- 経歴
- 金城学院大学卒業
- ヒューストン、ロンドンに約8年間在住し、現地の料理や食材を学ぶ
- 帰国後、料理研究家のアシスタントを経て独立
- レシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」の副編集長を6年間務め、4万本以上のレシピを監修
- 料理スタイル
- 季節感を大切にし、自然の恵みを美味しくいただくことを重視
- 誰でも美味しく作れる料理を提案し、省ける手間は省き、必要な工程は丁寧に行うことを心がけている
- その他:
- 20カ国以上を旅行し、各地の料理や食材に親しむ
- 趣味は旅先で美味しいものを探すこと、道の駅や市場、畑を巡ること
- お酒、特に日本酒を好み、酒蔵を訪ねることが楽しみ
- 週1回のピラティスを続けている
- 実家のある愛知県安城市のイチジクや梨を毎年楽しみにしている
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!