「満点☆青空レストラン」は、MCの宮川大輔さんとゲストが日本各地を訪れ、その土地の名産や特産、注目の食材を紹介するグルメ旅番組です。
四季折々の美味しい食材を求めて全国を飛び回り、極上の食材を使った絶品レシピが次々登場します。
生産者との交流や食材の生産過程も紹介されるので、食材への理解と感謝を深めることができたり、地域の文化や伝統を知ったりすることで、日本の食文化に触れることができる番組です。
番組で紹介されたレシピや食材は、家庭でも試せるように詳しい情報が提供されており、実際に試す視聴者も多いようです。
2009年4月4日に放送が始まった、15年以上愛されている長寿番組であります。
今回は、静岡県函南町のチョウザメです。
函南町(かんなみちょう)は、静岡県の東部に位置する町です。田方郡に属し、人口は約3万6千人。豊かな自然環境に恵まれており、特に「十国峠」からの眺望が有名です。また、温泉地としても知られ、観光客に人気があります。交通の便も良く、JR東海道本線の函南駅があり、東京や名古屋へのアクセスも便利だそうです。
チョウザメと言えば「キャビア」と思いがちですが、なんと身も美味なんだとか。
親子売りってワケですね?
「チョウザメ」とは?
- チョウザメは、世界各地の冷涼な淡水域に生息する回遊魚。
- キャビアの原料として知られる。
- 名前に「サメ」と付いているが、サメとは異なる軟骨魚類に属す。
- 約3億年前から地球に存在する古代魚「生きた化石」。
- サメの名がつき敬遠されているのは日本だけ。海外では幅広い調理法で食べられている白身魚。
- 歯がない。平均寿命は50年以上。全身のほとんどが軟骨(2枚におろす)。腎臓があるためアンモニア臭は無し。
- 大人になるのが遅く、3年育てると雄雌の判別がつく。キャビアを採取するにはそこからさらに4年かかる。
名人のチョウザメ
- 静岡県函南町(かんなみちょう)は、豊かな水資源と温暖な気候を活かしたチョウザメ養殖の先進地として注目されている。
- 山の湧水を利用し、年間を通じて一定の水温(15~16℃)でチョウザメを育てている。
- この環境で育ったチョウザメは、脂が乗り、身が締まって美味。
- 「鯛のうま味にフグの弾力、焼けばブリの脂」
- 水がきれいなので、淡水魚特有の臭みがない!
- 刺身やカルパッチョ、グリルなど、さまざまな料理に利用される。
チョウザメの栄養価
- 高タンパク質
筋肉の成長や修復に必要なタンパク質が豊富。 - 低脂肪
脂肪分が少なく、健康的な食事に適している。 - ビタミンとミネラル
ビタミンA、ビタミンD、カルシウム、鉄分などの重要な栄養素を含む。 - オメガ-3脂肪酸
心臓の健康をサポートするオメガ-3脂肪酸が含まれている。
健康志向の人にとって理想的な食材かもしれませんね。
確かにキャビアだけじゃもったいない、うん。
千差万別?
チョウザメ料理名人・舘野毅さんは、東京のキャビア専門店などで15年シェフを務めたのち、単身函南町へ移住。
チョウザメ料理専門店「Sensa-Banbetsu(千差万別)」をオープンし、身のメニューや加工品の開発に注力しているんだそうです。
地元の食材を活かした地産地消レストラン、ランチは「季節のお任せコース」3,300円~。
1週間、餌抜きしたチョウザメは内臓もすべていただけるんですって。
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