「きょうの料理ビギナーズ」は、料理の基本を丁寧に解説し、初心者に向けてシンプルで失敗の少ないレシピを提供する料理番組で、学び直しにも最適です。
2007年に放送を開始しました。
【放送日】2024.12.2（月）
【放送局】NHK
【放送時間】月~水曜 21:25- 再放送有
【番組名】きょうの料理ビギナーズ
【企画名】おうちで味わう世界のごちそう
【料理人】藤野嘉子
【料理名】パスタパエリア／エビとれんこんのアヒージョ
テーマ「おうちで味わう世界のごちそう」
今回は「スペイン」です。
「パスタパエリア」は
米の代わりにパスタを使って独特の食感を楽しむレシピ。時短にもなるそうです。
「アヒージョ」は
ご存じ、にんにく風味のオリーブ油で煮込む料理であります。
「パスタパエリア」
- パスタを細かく折り、ゆでずに直接加える。
- 焼けたところはカリッと、煮汁を吸ったところはプリッと。
スパゲッティ(1.4㎜)：150g
殻付きあさり：200g
オリーブ油：大さじ2
鶏もも肉：1枚(250g)
塩：小さじ1/2
コショウ：少々
にんにく：1片
玉ねぎ：1/2個(100g)
赤パプリカ：1/2個(80g)
赤とうがらし：1/2本
パプリカパウダー：小さじ1
スープ：1/2カップ洋風顆粒チキンスープの素(小さじ1/2)を湯(1/2カップ)で溶く
無塩野菜ジュース：1カップ
くし形レモン：3~4切れ
パセリ：適量
① 下ごしらえ
・ アサリは砂抜きし、殻をこすり合わせてよく洗い水けをきる。
・ スパゲッティを1~2㎝長さに折る。
・ 鶏肉は余分な脂肪を除いて6等分、塩(小さじ1/2)、コショウ(少々)。
・ ニンニク、玉ねぎはみじん切り。
・ パプリカはヘタと種を除き、縦4等分に切って斜め半分。
・ 赤唐辛子は種を除く。
② フライパンにオリーブ油(大さじ2)を中火で熱し、鶏肉を皮から焼く。
③ 両面焼き色をつけ一度取り出す。
※ 鶏肉が柔らかくなる。
④ 同じフライパンでニンニクと赤唐辛子を弱めの中火で炒める。
⑤ 香りが立ったら玉ねぎを加えて中火、透き通ってきたら色付けにパプリカパウダーを加えてさらに炒める。
⑦ 全体になじんだらパスタを加えて混ぜる。スープを加えて底をこそげながら混ぜ、野菜ジュースを加えてよく混ぜる。
⑧ アサリ、鶏肉、パプリカを並べ、煮立ったら塩・コショウ(各少々)。
⑨ 蓋をして弱めの中火で10分蒸し焼き。
⑩ パスタが煮えたら蓋を外し、オリーブ油(大さじ1)を鍋肌に沿って回しかけ、強めの中火。
⑩ フライパンの位置を変えながら均等に火を通す。
⑪ 汁けがなくなりカリッとしてきたら出来上がり。
⑫ 火から下ろし、レモンやパセリをあしらう。
【1人分】400kcal
「エビとれんこんのアヒージョ」
- アヒージョは、にんにく風味のオリーブ油煮込み。
- スペインではカスエラという耐熱の陶器を使う。
- 小さめのフライパンでOK。
16~18㎝のスキレット
殻付き無頭エビ：8匹(120g)
れんこん：1/2節(100g)
赤とうがらし：1本
にんにく：3片
フランスパン(2cm厚さ)：適量
オリーブ油
塩：少々
① 下ごしらえ
・ エビは足を切り落とし、殻付きのまま背に切り目を入れる。
・ 背ワタを除いてサッと洗い、水けをきる。
・ レンコンはよく洗い、皮付きのまま縦4つ割りし、小さめの乱切り。
② スキレットに赤唐辛子、皮付きニンニク、オリーブ油(3/4カップ)を入れて中火。
※ ニンニクは皮付きで熱すると焦げにくく風味が穏やか。
※ ニンニクの周りに泡が出てくるまで加熱。
③ レンコン、エビを水けを拭き取って入れる。
※ エビの尾は水がたまりやすいので注意！
④ 焦げないように時々返しながら3分、弱めの中火でさらに3分煮る。
⑤ そのまま食卓に出し、取り分けて、塩(少々)をふる。
※ 柔らかくなったニンニク、油をパンに塗るのも◎
【1人分】320kcal
ポチップ
世界のごちそうシリーズ
スペイン「パスタパエリア＆エビとれんこんのアヒージョ」
フランス「鶏の赤ワイン煮＆アリゴ」
中国料理「肉だんご鍋(獅子頭鍋)＆ラーパーツァイ(辣白菜)」
ロシア「ホワイトビーフストロガノフ＆ピクルス」
イタリア「ミラノ風カツレツ＆ティラミス」
アメリカ「ケイジャンチキン＆ポキ」
藤野嘉子さん情報
藤野嘉子さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日: 1957年5月30日
- 出身地: 東京都
- 職業: 料理研究家
- 家族
- 夫はフレンチレストラン「カストール」のシェフ、藤野賢治さん
- 3人の子ども
- 経歴
- 学習院女子高等科卒業後、香川栄養専門学校製菓科に入学
- 在学中から「キューピー3分クッキング」でアシスタントを務め、料理研究家の助手としても活動
- 1985年に独立し、フリーランスの料理研究家として、雑誌やテレビ、料理講習会などで幅広く活動している
- 料理スタイル
- 和食を中心に、洋風や中華などの幅広いジャンルをカバー
- 家庭で簡単に作れるレシピを提案し、自然体で心温まる料理が特徴
- その他
- 夫とともに料理教室を開催し、多数の著書を出版
- シンプルで心豊かな生活を実践するため、小さな家に転居して暮らしている
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
