「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明するので、視聴者が再現しやすい料理番組です。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しんでいます。
長年の親友という平野レミさんと阿川佐和子さん。
およそ時間内に収まりきらないようなパワフルなコンビが、それぞれのご家庭の「神ストック」をお見舞してきました。
胸やけしそう(笑)
「レミだれ」
母上直伝の万能調味料。
絞ったカツオ削り節は乾煎りしてふりかけに。
昆布と干し椎茸は刻んで煮物の味付けに。
@醤油:1カップ
@薄口醤油:1カップ
@みりん:1カップ
@干し椎茸:大2~3枚(30g)
@昆布:10cm四方1枚(10g)
かつお削り節:50g
① 鍋に@を入れて中火。
② ひと煮立ちしたら昆布と椎茸を取り出す。
③ 削り節を加えて2~3分煮立たせ火を止める。
④ 粗熱が取れたら、ボウルに目の細かいザルを重ねて濾す。
⑤ 削り節をしっかり絞る。
⑥ 保存容器に移して昆布と干し椎茸を戻し入れる。
※ 冷蔵庫で1年保存。
「夏野菜そうめん」
なす:2個(130g)
キュウリ:1/2本(50g)
レタス:2枚(60g)
赤パプリカ:1/4個(40g)
みょうが:1個
@レミだれ:大さじ3
@水:小さじ2
@柚子胡椒:小さじ1/3
そうめん:2束
ミニトマト:2個
レモン:適量
白ごま:適量
① 下ごしらえ
・ ミニトマト(2個)は飾り切り。
・ レモン(適量)はくし形に。
・ キュウリ(50g)、レタス(60g)、パプリカ(40g)は細切り。
・ ミョウガ(1個)は細切りにして軽く水にさらし、水けを切る。
・ ナス(130g)は斜め薄切りにして細切り。ボウルに入れ、塩(小さじ1/4)を加えて手で揉み、10分おく。
・ ナスの水けを絞り、細切りした野菜と合わせる。
・ @を混ぜ合わせる。
② 鍋に湯を沸かし、そうめん(2束)を表示通り茹でる。
③ 冷水で洗い水けをきる。
④ 器に野菜とそうめんを盛り、ミニトマトとレモンを添える。
⑤ 白ゴマをふり@をかけていただく。
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そうめんのプチ情報
そうめんについて簡単にまとめました。
- 概要
- そうめんは、小麦粉・食塩・水を練った生地を細くのばして乾燥させた極細麺
- 生産
- そうめん作りは、湿度が低くて晴れの日が続く時期が理想的
- 特に冬の寒く乾いた空気は、ゆっくりと麺を乾かすのに向いている
- 今は工場生産も増え、季節を問わず楽しめるようになっている
- 栄養のポイント(乾燥そうめん100gあたり)
- エネルギー:約350kcal
- 炭水化物:約70g(主なエネルギー源)
- たんぱく質:約10g(小麦由来の植物性たんぱく質)
- 脂質:約1g(とても少ない)
- ビタミンB群や鉄などを少し含む
※ゆでると水分を含むため、実際に食べる状態での数値は変わる。
- おいしく食べるコツ
- そうめんは炭水化物が中心なので、野菜や肉・魚、卵、豆腐などと組み合わせると栄養のバランスUP
- 冷やしてさっぱり、温かくしてほっこり
- アレンジの幅が広いのも魅力
- 歴史
- そうめんは中国から伝わった「索餅(さくべい)」がルーツとされる
- 奈良時代にはすでに食べられていたとも
- 現在のような細い乾麺になったのは室町時代ごろ
- 有名産地
- 兵庫県の「揖保乃糸(いぼのいと)」
- 奈良県の「三輪そうめん」
- 香川県の「小豆島そうめん」など
- 小ネタ
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!