日本人は、酒の肴(さかな)のことを愛情を込めて「あて」と呼び、酒にあてがうもの、酒の味を引き立ててくれる伴奏者としています。
「あてなよる」は
料理研究家の大原千鶴さん、ソムリエの若林英司さん、語り手・俳優の石橋蓮司さんで繰り広げられる、極上の「あて」と「酒」を楽しむ大人の番組。
この回は内山理名さんとパトリック・ハーランさんをゲストにお迎えして、極上の料理と酒のマリアージュでおもてなししました。
酔っていても作れるほど簡単なのに(?)絶品な「あて」。
大原千鶴さんの小粋なレシピ、早速拝見です!
「オイルサーディンの柳川鍋」
すっぽん鍋を使うところがまたいいのよ(笑)
オイルサーディン:1缶(固形量70g)
ごぼう:1本(50g)
水:150mL
薄口醤油:大さじ1
卵:2個
細ねぎ:少々
粉山椒:少々
① 下ごしらえ
・ 細ネギは小口切り。
・ ゴボウはささがきして水に10分さらし水けを切る。
② 土鍋にオイルサーディンの油を切って入れる。
③ 箸で身を粗くほぐし水と薄口醤油を入れる。
④ ゴボウを入れて蓋。中火で3分煮る。
⑤ ゴボウが柔らかくなったら蓋を外す。
⑥ 溶き卵を回し入れる。
⑦ 半熟状になったら火を止める。
⑧ 細ねぎを散らし粉山椒をふる。
合わせたのはコチラ
このメニューに合わせた酒は…。
濃厚なうま味には人肌燗を平盃で。
石川県輪島産の純米吟醸。軟水。
「ちくは」とよむそうです。
「いわしで呑む」メニュー
「いわしのカナッペ へしこバター味」
「煮干とねぎの一口かき揚げ」
「いわしの酢漬けと彩りサラダ」
「オイルサーディンの柳川鍋」
「じゃこチャーハン」
「いしるのスープ」
柳川鍋のプチ情報
柳川鍋について簡単にまとめました。
- 柳川鍋は、江戸時代に生まれたドジョウを使った鍋料理です。この料理は、笹掻きゴボウと共に甘辛く煮て卵で閉じるのが特徴で、ドジョウの代わりに鶏肉や牛肉を使用した場合も「柳川風」と呼ばれることがあります。
- ドジョウとゴボウは、体力をつける食材とされており、特に暑い時期に食べられていました。
- 江戸時代は庶民の味として親しまれていましたが、近年では柳川鍋自体が高価な料理となりつつあります。
- 柳川鍋の名前の由来にはいくつかの説があります。創始した店の屋号が「柳川」であったという説、使用された鍋が福岡の柳川焼だったという説、柳川で作られたからという説などです。
大原千鶴さん情報
大原千鶴さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日: 1965年12月7日
- 出身地: 京都府
- 職業: 料理研究家
- 家族: 夫と3人の子
- 経歴
- 京都の老舗料理旅館「美山荘」に生まれ育ち、幼少期から料理に親しむ
- 料理研究家として活動し、テレビや雑誌で活躍
- 料理スタイル: 京都の伝統を活かしながら、現代の家庭で作りやすいレシピを提供
- 特徴: 季節の食材を活かした簡単で美味しい料理、和のテイストを大切にする
- その他
- NHKの料理番組に多数出演し、親しみやすいキャラクターとわかりやすい解説で人気を博す
- 著書も多数出版し、家庭料理の第一人者として広く知られている
個人的見解→なかなかの酒豪とみた笑
おしまいに
お気付きでしょうが
この番組が大好物なんですよ(笑)
とっても学びが多いの。
最後までお付き合いくださりありがとうございました!