「あしたが変わるトリセツショー」は、食・健康・生活など、あらゆるテーマを最新科学と実験・調査に基づいて解き明かし、真のお役立ち情報満載の「トリセツ」(取扱説明書)を視聴者に提供する、大まじめなバラエティ番組です。
毎回「あしたがちょっと幸せになるお得ワザ」をたくさん紹介しています。
【放送日】2025年11月20日(木)
【放送局】NHK
【本放送】木曜 19:30~20:15
【再放送】翌水 23:50-0:35
【番組名】あしたが変わるトリセツショー
【企画名】自律神経のトリセツ
【ゲスト】黒沢かずこ・椿鬼奴
今回は「自律神経」のトリセツです。
自律神経って何?
- 自律神経は、全身の臓器や血管、筋肉にくまなく張り巡らされている
- 生きる上で欠かせない生命活動をコントロール
- 自律神経の特徴
- 環境の変化に対して無意識に働く「陰の王者」
- 自律神経には交感神経と副交感神経の2種類
- 交感神経はアクセル役で興奮状態を引きおこす
- 副交感神経はブレーキ役でリラックス状態をもたらす
- 環境の変化を察知した脳が、全身につながったアクセルとブレーキを絶妙に調整
- 呼吸、心拍、消化、排尿など全身のあらゆる生命活動を24時間休むことなく維持
- 息を吸う時
- 肺で酸素を取り入れた血液を全身にめぐらすため、アクセル役の交感神経が働いて心拍を上げる
- 息を吐くとき
- 肺の酸素が少ないので心臓を休めるためブレーキ役の副交感神経が働いて心拍を下げる
その不調「自律神経」のせい?
自律神経の乱れ?
自律神経を測る
- スマホのカメラに指を当てると自律神経の状態が測れるアプリ
- 指輪型
自律神経を乱す
あえて乱してみた。
- 昼夜逆転生活
- ゴロゴロ生活
- 6時間ゴロゴロ
- 寝た状態で血液が脳に届きやすいのが通常モードになってしまう
- 急に立ち上がると重力で血液が一気に足元へ
- 脳に血がいかない
- 交感神経のアクセル全開
- 心拍急上昇
- 副交感神経が急ブレーキ
- 心拍は下がるが脳に血が行かなくなる
- 失神…
- 乱れではなく異常事態に素早く反応して頑張っていた!
- 自律神経が異常に見えるのは
- 背後にストレスがあるから
- 生活の乱れを反映して自律神経が乱れているように見える
- 必ずしも自律神経の異常を意味するものではない
- 自律神経が反応せざるを得ないような生活スタイルをしちゃってる
- ストレス・生活リズムの乱れ・ホルモンバランス・季節の変化…
- 避けようのないものが多い!
sponsored
道具不要!3分チェック
「立つだけチェック法」
医療現場でも使われている自律神経の検査法を簡単にしたもの。
※チェック法監修:日本自律神経学会 前理事長 荒木信夫 医師
3分チェック
- 寝て
- 1分間の脈拍を数える
- 立ち上がって
- 1分間安静に
- 立って
- 1分間の脈拍を数える
- ①と③の脈拍数の差を計算
判定
- 寝た状態から立った状態の脈拍数が30以上増加する場合は要注意
- 立ちくらみ、頭痛、朝起きられないなどの症状が出る「体位性頻脈症候群」の疑いあり
- 脳神経内科の受診を検討
- 寝た状態から立った状態を測定し、血圧が20以上下がる場合は要注意
- 高齢者に比較的多いと言われる、立ちくらみやめまいを起こす「起立性低血圧」の疑いあり
- 脳神経内科の受診を検討
- 自律神経の不調には 他にもさまざまな症状がある
- 一番気になる症状を扱う診療科を受診、他の病気が隠れていないか検査!
- 検査しても異常がなく 症状がよくならない場合は脳神経内科へ
- 自律神経の検査や治療法の相談
自律神経を整える
日本自律神経学会
専門医が「自ら実践していること」
- 朝に何かをする「朝スイッチ」
- 散歩
- 食事
- たんぱく質!
- 脳や神経に必要な神経伝達物質の材料になる
- 朝ドラ
- 朝に排便
- 朝に舌みがき
- カーテンを開けたまま寝る…
※ 最強のスイッチは日光🌞
→ 日光を浴びて12時間後に副交感神経が活発になる
→ 睡眠のリズムを整えるうえでも重要
sponsored
おすすめ記事
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!




