「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025.7.28(月)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】まんでうまい能登の味
【料理人】川嶋亨
【料理名】太きゅうりのそぼろあんかけ
「まんでうまい能登の味」と題して、石川県能登半島出身の川嶋亨さんに、郷土の食材を活かした家庭の味と豊かな食文化を伝えていただく企画、夏編であります。
「まんでうまい」とは「とてもおいしい」という意味の能登の方言だそうです。
この回紹介されたレシピ
【夏編】
「鶏肉のべん焼き」
「太キュウリのそぼろあんかけ」
「トウモロコシのすり流し」
2月編
「揚げぶり大根」
「いかと里芋のいしる煮」
「めったかす汁」
「太キュウリのそぼろあんかけ」

- 太きゅうりは、石川の夏に必ず食べる野菜
- 普通のキュウリの5倍⁉
- 「そぼろあんかけ」は、できたても一晩冷やしてもおいしい定番おかず
- キュウリを炒めてから煮ることでコクをプラス
太きゅうり:1本(500g)または普通のきゅうり3~4本
鶏ひき肉:150g
@刻みしょうが:1片分
@酒:大さじ2
だし:1.5カップ
赤とうがらし:1/2本
ⓑ砂糖:大さじ1
ⓑ薄口醤油:大さじ1
ⓑみりん:小さじ1
ⓑ塩:小さじ1/2
ごま油
水溶き片栗粉
片栗粉:大さじ2
水:大さじ2
おかか梅:適宜
梅干し(はちみつ漬け):2個
削り節:2g
① 下ごしらえ
・ 太キュウリ(500g)はピーラーで皮をむき、両端を切る。縦4等分して種を除き、4cm幅。
※ 普通のキュウリの場合は、ピーラーで皮を8~9割むいて両端を切り落とし、乱切り。
・ 赤唐辛子(1/2本)は小口切り。
② ボウルにひき肉(150g)を入れ、@(刻みショウガ1片分、酒大さじ2)を加えて混ぜる。だし(大さじ4)を加えてさらに混ぜ合わせる。
※ ひき肉をだしでのばしておくと、加熱したときダマになりにくく、細かいそぼろに仕上がる。
③ フライパンにゴマ油(大さじ1)を中火で熱し、赤唐辛子とキュウリを炒める。
※ 油で炒めることでコクが出て、煮るときアクが出にくい。
④ 残りのだしとⓑ(砂糖・薄口醤油各大さじ1、みりん小さじ1、塩小さじ1/2)を加え、煮立ったらひき肉を加える。
⑤ キュウリが柔らかくなるまで20分煮込む。
※ 普通のキュウリなら5~10分、好みのかたさに。
※ 途中、アクが出たら取り除く。
⑥ 同割の水溶き片栗粉を、火を弱めて回し入れ、混ぜながらフツフツ煮立たせてトロミをつける。
⑦ 器に盛り、おかか梅を添える。
※ おかか梅で味変:梅干しの種を除いて包丁でたたき、削り節を混ぜる。
【1人分】280kcal 塩分3.2g
「オクラのそぼろ餡かけ柚子胡椒」
オクラ:8本
豚ひき肉:200g
@水:大さじ4
@酒:大さじ3
@みりん:大さじ1
@醤油:大さじ1
水溶き片栗粉
片栗粉:小さじ2
水:小さじ2
柚子こしょう:適量(しょうがや粉山椒でも)
塩
サラダ油
① 下ごしらえ
・ オクラ(8本)はヘタを切ってガクの周りをぐるりと切り取り、塩(適量)をこすりつける。
・ 水でサッと洗い、産毛を落とす。
② そぼろ餡を作る
・ フライパンにサラダ油(少々)をひき、ひき肉(200g)を入れて強火。
・ 菜箸でかき混ぜながら3分炒める。
・ ポロポロになったらペーパーを敷いたバットに移す。
※ 余分な脂がザッと取れる。
・ ひき肉をフライパンに戻し入れて弱火、@を加えて混ぜる。
・ 3分煮て味がなじんだら水溶き片栗粉をよく混ぜて回し入れる。
・ ひと煮立ちさせてトロミがついたら、柚子胡椒(適量)を加えて味を調え火を止める。
③ 鍋に湯を沸かして2%の塩(湯1カップに小さじ2/3)とサラダ油(少々)を入れ、オクラを3~4分茹でる。
④ 熱いうちに器に盛りそぼろ餡をかける。
【1人分】260kcal 塩分1.8g
川嶋亨さん情報
川嶋亨(かわしま とおる)さんについて簡単にまとめました。
- 大阪・京都の日本料理店で修業した後、旅館の料理長を経て石川県七尾市に日本料理店「一本杉 川嶋」をオープン
- 能登半島地震により店が被災し、現在は復興に向けて活動中
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!