石垣島・波照間島の旅記録⑤であります。
8日間の旅程、全て雨か曇りの予報。
「マジすか?引くわ~」
「海、海の青どうなるん?」
「観光どうしてくれよう」
「雨女、誰?」
凹みまくり!ボヤきまくり!のスタートだったこの旅ですが、大荒れ予報でも、変わりやすい天気に助けられることも多くてそれなりに楽しめた
というレポを①~④でお届けしてきました。
①雨の石垣島観光
②レンタサイクルで曇天の「竹富島」観光
③レンタカーで石垣島一周!
④波照間観光|はこな旅館&居酒屋「あがん」
⑤幻の酒「泡波」GET!←今ココ
が、ついに時系列をガン無視し、メインイベントを記す時がやってきました。
今回の真の旅の目的を明かしましょう。
そうです「泡波」のために波照間に上陸したと言っても過言ではないのだから。
へへへ。
幻の酒を求めていざ行かん!
「泡波」幻の理由
泡波が幻の酒とされる理由は何でしょうか?
まず、泡波は家族経営の「波照間酒造所」で島民向けに生産されているため、製造量がとても少ないのです。需要が供給を大きく上回っているため、なかなか手に入りません。
さらに、波照間島が離島であるため流通コストがかさみ、流通が限定されています。そのため地元以外では入手が困難で、プレミアム化されているのです。
『泡波』は1ヵ月に平均で6回ほど仕込み、3合瓶に換算して月に約6000本生産しているそうです。昔から一定量を作り続け、ほぼ9割が島内で消費されているといいます。波照間島では、今も年中行事が盛んに行われていて、島の神様に捧げるお酒は泡波と決まっています。二人の兄弟が丁寧につくった泡波は、最後に兄嫁の静香さんの手で、一枚ずつラベルが貼られ、島の人の元へ届けられるのです。「本当は古酒もつくりたいのですが、今は、この生産量で手一杯です」と卓也さんは残念そうに語ります。
https://okinawa-awamori.or.jp/stories/5009/
そしてなんと言っても泡波の独特の味わい!風味豊かと評判で、一度飲んだら忘れられません。波照間島を訪れる観光客は、お土産として泡波を買いたい、買わなければ!と思うので(儂やないか~い)その結果ますます入手困難になるのです。
このような希少性と人気の高さが、泡波を幻の酒としている理由と言えるでしょう。
「完全な手づくりなので、毎日丁寧に作業しています。特に麹は気温や湿度などによって日々様子が変わるので、子どもを育てるようにこまめに確認します。手も気も抜けませんが、島の人たちのためにも頑張ります」
出陣
昨晩の「あがん」の飯と泡波で良き眠りにつき、朝8時の爆音カッコウ放送で飛び起きて身支度。
朝飯も食べずに徒歩で泡波酒店へ。
はこな旅館から20分くらいかかったでしょうか?
8時半には到着です。
でも誰もいない…。
あれ?
誰も並んでないの?
なんで?泡波やぞ?
ちょっと拍子抜けです。
あとは店が開くのか?
商品があるのか?
ですよ。
どこまでもヒヤヒヤなのよね。
出会い
数分後に、3日間泡波酒店に通っているというお姉さまが並ぶ。
なんでも前日は「升升半升」しか無かったのでノーチョイスで購入し、既に自宅へ送ったのだとか。
そんなことが?
どうする?4.5Lよ?
いやそれでも欲しい。
何としても欲しい。
開店
お店の方がやってきて遂にオープン。
曰く「私も(店を)開けるまで何があるのか分からないんですよ」
へ?
どんなシステムなん?(笑)
「あ、一升がある!」
「うぉ~!!」
全く理解できてない私よりも、後ろに並んでいる方々から雄叫びが上がる!
「一升瓶初めて見た」
と言う方もいらして、とにもかくにもラッキーだった模様。
本当は手ごろな2合瓶、3合瓶が欲しかったのだけれど、それは贅沢というもの。
相場を知っているので
「1升なんてお高いんだろうな、ゴクリ」
と覚悟したが…。
定価は1,900円!
も一度言うぞ1,900円!
ひえぇ!
むしろ100mL×数本のほうがお高いっていうね。
とにかく購入して、持ち帰り手段は後でゆっくり考えよう(笑)
5Lまでは持ち帰りOKなのだから。
バンザイバンザイ!
やったよ~!
悲願、感涙。
梱包
結局、一升瓶1本と100mLをいくつか購入。
10mLの方はお店のお姉さまが丁寧に梱包してくださったので無問題。
これら全てをリュックに入れて背負い、静々とそしてニヤニヤしながら宿に向かいました。
スキップは我慢
旅館も心得たもので、緩衝材が用意されているんですよね。
で、いただいてグルグル巻きにし
更には衣類も巻き付けてリュックに入れて前に抱き、飛行機に搭乗して足元に寝かせる。
その後バスや電車に乗車するも、前抱きを崩すことは一切せず
イヤだストイック
無事、自宅までお迎え仕りました。
やったぞ!
さすがにもったいなくて開けられないかもだな~(笑)
ああオレの泡波さま♡ようこそ。
アクセス・営業時間
驚きの市場価格は?うしし。
営業時間再掲↓
まぁ秒で泡波、無くなるんすけどね。
燃料サーチャージ導入
あああ。ついに来ました燃料サーチャージ。
この後、訪問税もやってくるとなると、なかなか厳しい八重山旅になっちゃいそうですねぇ。
仕方ないけれどさ。
てか、ますます泡波が貴重になるってこと?
【重要なお知らせ】燃料油価格変動調整金(燃料サーチャージ)第3段階導入のお知らせ
2024/01/22 06:00
いつも安栄観光をご利用いただき誠にありがとうございます。
安栄観光HP
現在、燃料価格の高騰に伴い『燃料油価格変動調整金(燃料サーチャージ)第2段階』をご乗船のお客様へお願いをしておりますが、燃料価格はさらに高騰が続いており、非常に大きな影響を受けております。つきましては誠に心苦しいところではございますが、2024年2月1日(木)より『燃油油価格変動調整金 第3段階』を導入いたします。
ご利用いただいております皆様方には大変ご迷惑・ご負担をおかけ致しますが、何卒ご理解とご協力を賜わりたくお願い申し上げます。
気になる訪問税問題
竹富町の訪問税も、とっても気になるところですね。
「離島のお役に立つのならば」
という心づもりではおりますが、安易に離島めぐりができなくなるかもしれません。
現時点ではこんな感じ↓です。
とりあえず、結論は2024年6月以降に持ち越された模様。
町民以外の入域者から訪問税の徴収を検討している竹富町が徴収額を千円とする方針であることが1日、分かった。当初2千円の案が有力だったが住民説明会での「高い」との意見を受け減額する。早ければ3月定例会に提出予定だった条例案は6月定例会に提出する見通し。
琉球新報(2024.3.3)
おしまいに
ついにGETしました!
ありがとう泡波。
幸せすぎる。大事に飲む(つもりだ)からね。
どなたか空瓶いります?(笑)
…おそらく、転売とかしちゃうと旅費の足しになったりするのかもしれませんが。
あいにくこちとら、自分で楽しむことしか考えられない性分でして。
ひとりニヤニヤ楽しむ儂、ダメなヤツだなぁ(笑)
…最終日は飛行機に乗って帰るだけ
①雨の石垣島観光
②レンタサイクルで曇天の「竹富島」観光
③レンタカーで石垣島一周!
④波照間観光|はこな旅館&居酒屋「あがん」
⑤幻の酒「泡波」GET!←今ココ