「きょうの料理」は
- 四季折々の食材を楽しむ喜び
- 料理を作る喜び
- それを誰かに食べてもらう喜び
を60年以上伝え続けています。
料理家がおいしいレシピを丁寧に説明してくれるので、視聴者が再現しやすい料理番組であります。料理初心者から上級者まで、幅広い視聴者が楽しめること請け合いです!
【放送日】2025年9月23日(火)
【放送局】NHK
【番組名】きょうの料理
【本放送】Eテレ 月~水曜 21:00-21:24
【再放送】Eテレ 火・水・翌月曜 11:30-11:54 総合 木曜 11:05~11:29
【企画名】強火で行こうぜ
【料理人】きじまりゅうた
【料理名】チキンソテー
初心者必見、遊び心満載の「強火で行こうぜ!」シリーズ。
今回は、きじまりゅうたさんによる「肉のソテーの極意」であります。
シンプルゆえに奥深い!
この回紹介されたレシピ
「トマトソースのチキンソテー」
「ガリバタソースのポークソテー」
「チーズクリームソース&ピリ辛きのこソース」
極上チキンソテー
部位の仕組みを知る
- 鶏もも肉は、開いた状態で売られているので、半分に折ると、元の形がよくわかる
- 「鶏もも肉」 は、太ももから足先までを含み、部位によって肉質や食感が異なる
- 足先のほうが筋が多いので、しっかり筋切りする
- 2人分に分けるときは、部位が均等になるように
①筋を切る
- 肉は焼くと筋が縮み、反り返る
- 火の通りにムラが出るので、焼く前に筋を切って、焼き縮みをブロック
②コールドスタート
- フライパンが冷たいところから焼くと、温度がゆっくり上がり、鶏肉から脂がしっかり出て、パリッと焼き上がる
- 焼き縮みが起こりにくくなるというメリットも
③切る前に休ませる
- 焼き上がったら、フライパンから取り出して2分休ませる
- 焼きたてをすぐに切ると肉汁が流れ出てしまい、ジューシーに仕上がらない
「チキンソテー」
- 皮はパリッ、身はふんわり柔らかく肉汁たっぷり!
- 焼き汁にソースを加えてうまみたっぷりに
鶏もも肉:大1枚(350g)
ベビーリーフ:適宜
塩:小さじ1/4
サラダ油:小さじ1
【トマトソース】
ミニトマト:100g
トマトケチャップ:大さじ2
水:大さじ1~2
醤油:小さじ1
① 下ごしらえ
・ 鶏肉(350g)は身の厚い部分に包丁を入れ、厚みが均一になるように開く。
・ 1~2cm間隔で繊維を断つようにブチブチ切り目を入れ(筋切り)、半分に切る。
・ 身側に塩(小さじ1/4)をふって15分おき、出てきた水けを拭く。
※ 塩でクサミが取れて下味がつき、その間に常温に戻って火の通りが均一になる。
② フライパンにサラダ油(小さじ1)をひき、皮側を下にして鶏肉を並べる。
③ 元の大きさに形を整えて、中火。
④ フライパンの余分な脂を時々拭きながら、鶏肉に触らずに7~8分焼く。
※ コールドスタートで皮を下にしてじっくり焼くと、皮がパリッと焼き上がる。
⑤ ミニトマト(100g)は2~4等分、トマトソースの他の材料(ケチャップ大さじ2、水大さじ1~2、醤油小さじ1)と混ぜ合わせる。
⑥ 鶏肉に濃い焼き色がついたら上下返し、弱めの中火で4分焼く。
※ 側面に赤みが残っていたら、その面を下にして焼きつけ、中まで火を通す。
⑦ 網つきバットに取り出し、2分休ませる。
⑧ ⑦のフライパンにトマトソースの材料を入れて弱火、ミニトマトを軽くつぶしながら2分煮詰める。
⑨ 鶏肉を食べやすい大きさに切って器に盛り、好みでベビーリーフ(適宜)を添える。
⑩ 鶏肉にソースをかける。
【1人分】340kcal 塩分1.7g
ソースのバリエーション
どのソースも、チキンソテーにもポークソテーにも合う。
きじまりゅうたさん情報
きじま りゅうた(杵島隆太)さんについて簡単にまとめました。
- 生年月日:1981年7月12日
- 出身地:東京都
- 職業:料理研究家
- 家族
- 祖母:村上昭子(料理研究家)
- 母:杵島直美(料理研究家)
- 経歴
- 立教大学在学中、アパレルメーカーで週5勤務、学生ながらブランド運営を任される
- 大学卒業後、祖母の逝去をきっかけに料理の道へ
- 母のアシスタントとして修業開始
- 5年間の修業を経て28歳で独立
- 29歳でNHK『きょうの料理』に初出演
- 以降、テレビ、雑誌、イベントなど多方面で活躍
- 2016年、NHK「きじまりゅうたの小腹がすきました」スタート
- 2021年、YouTubeチャンネル「きじまごはん」開設
- 料理スタイル
- 若い世代や料理初心者向けに、手軽で親しみやすいレシピを提案
- シンプルな調味料と少ない手順で失敗しにくいレシピが好評
- 家庭にある食材でつくる、気取らない日常のごはんを大切にしている
- その他
- 趣味:サーフィン、山歩き、ブラックミュージックを中心とした音楽鑑賞
- ジビエにも関心があり、鹿狩りに同行することも
- 「きじまごはん」では初心者向けからこだわり派まで幅広い層に向けた動画を配信中
おしまいに
最後までお付き合いくださりありがとうございました!